マイコプラズマの検査方法や時間!料金や結果の出方についても

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91マイコプラズマは風邪と区別がつけづらく、発見が遅れることもあるので、マイコプラズマに感染しているかどうか、検査することができないのか気になりますよね。

そのため、マイコプラズマの検査方法や時間、保険点数や料金を知っておきたいのではないでしょうか。

また、マイコプラズマの検査で、検査キットや基準値についてなど、結果の出方はどうなっているのかも気になりますよね。

そこで今回は、マイコプラズマの検査方法や時間、料金や結果の出方についても詳しくお伝えしていきます。

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マイコプラズマの検査について!検査方法や結果の出方についても

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マイコプラズマに感染すると、一言で言うと発熱としつこい咳が症状の特徴として現れます。

そして、初期症状は風邪と変わらないけど、発熱が続き、咳もだんだん出るという経過がよくあるケースのため、風邪と勘違いして発見が遅れることがとても多いそうです。

ただ、マイコプラズマは人から人へとうつることが多く、周囲の流行などから感染の可能性を考えたり、風邪薬を服用していても治らない場合に、病院を受診すると、次のような検査方法で確認することができます。

マイコプラズマの確定診断について!迅速検査キットについても

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マイコプラズマ感染症とはっきりと診断するには、「培養」「血液中の抗体反応」「遺伝子検査」の3つの方法があります。

しかし、培養して菌を検査するには時間を要し、血液中の抗体反応を調べるのも時間がかかる上に、1回の検査で判別できるとは限りませんし、血液検査を何度も行なうのは、特に子供にとっては負担になりますよね。

それから、遺伝子検査に関しては特別な機器が必要となるため、限られた病院でしか行なうことができません。

迅速検査キットとは?

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このように、マイコプラズマ感染症を急性期に確定診断するのは容易ではなかったことから、開発されたのが迅速検査キットです。

このキットは、採血をする必要がなく、綿棒などでのどをぬぐって「ぬぐい液」を採取し、その液から20分程でマイコプラズマを検出することができるため、外来で気軽に行なえる検査とされています。

ただし、迅速検査キットの結果は、検査をする時期やぬぐい液の採取方法に影響されやすいのも事実で、最も信頼できる検査結果が得られる遺伝子検査と比較すると、陽性という結果が出た際に本当にマイコプラズマ感染症である確率は60%しかありません。

また、症状を生じない菌を持っている人でも陽性(偽陽性)と出てしまうことがあるそうです。

反対に、陰性の結果が出た際に実際にマイコプラズマ感染症ではない確率は約90%となっていて、10%ほどは陰性の結果が出たにも関わらず、マイコプラズマ感染症を発症しているということになります。

このように、迅速検査キットを使うことで簡単に結果が得られますが、この結果だけで診断をするのは危険な面もあります。

そのため、マイコプラズマ感染が疑われる症状が現れたら、その地域の流行や集団生活の有無などで、周りに感染者がいる可能性を確認することが大切です。

また、その人の年齢や家族にマイコプラズマ感染症の症状が出ていないかも判断する上で重要なポイントとなるとのことです。

マイコプラズマの迅速診断キットの料金は?保険点数についても

マイコプラズマの迅速診断キットの保険点数は150点のため、料金は3割負担の場合、5,000円程度かかります。

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マイコプラズマ感染症は風邪と似ている?見分け方も

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マイコプラズマ感染による初期症状は、ふつうの風邪とあまり変わらず、発熱により発症し、その3~5日後から咳が出てきます。

そして、咽頭炎や胸の痛み、倦怠感、筋肉痛、発熱が初期症状としてよく現れます。

その上で、急性期に入ると、咳がコンコンとした乾いた咳からゼーゼーとした粘り気のある咳へと変わっていき、肺炎へと悪化すると夜も眠れない程になるそうです。

こうしたことから、初期症状で早期に判断し、病院で診断を受けるには、胸の痛みがあるかどうかが判断軸となるのですが、胸の痛みは全ての感染者に現れるわけではなく、確率としては25%しかないそうです。

そのため、保育園や学校、職場など、集団行動の多い環境で回りに感染者がいるかどうかもよく確認して、少しでも可能性があるのなら早めに病院へ行くと良いでしょう。

そして、マイコプラズマ感染でも、気管支への炎症だけであれば、安静にし、マスクなどで保護するなどの対処法を行なっておけば、比較的早く自然治癒することができるので、特に寒い時期に乾いた咳が続くようであれば注意してくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、マイコプラズマの検査方法や時間、料金や結果の出方についても詳しくお伝えしました。

マイコプラズマでは従来、培養、血液中の抗体反応、遺伝子検査の3つの方法が主体でしたが、いずれも検査結果が出るまで時間を要すことから現在では迅速診断キットが主流となったのでしたね。

そして、迅速診断キットでは、のどのぬぐい液を採取し、20分程で結果が出るので気軽に受けられるのですが、正しく陽性と出る確率は60%で、反対に陰性反応が出ても陽性の方は10%もいるので確実性に欠けるのでした。

一方で、初期症状は風邪と酷似しているので対処が遅れやすく、胸の痛みだけが特徴的ですが、感染者の25%に現れないため、周りの感染者の有無などを確認しつつ、乾いた咳が続くならマスクの着用などの対処法を早めにすると良いとのことでした!

このようにマイコプラズマは診断が難しいため、次の記事で予防法もチェックしましょう!
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「マイコプラズマに免疫をつけて感染予防するための効果的な方法!」についての記事はコチラ!?

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