インフルエンザの判定方法とかかる時間!薄い場合の判断の仕方も

画像1インフルエンザに罹患すると、突発的に発熱が現れて、次々と全身に症状が現れるのですが、病院へ行ったらウイルス検査も行ないたいですよね。

そのため、インフルエンザの判定方法として、発熱からどれくらいが適切か、キットでの判定にかかる時間について知りたいのではないのでしょうか?

また、インフルエンザの判定で薄い場合の判断の仕方も気になりますよね。

そこで今回は、インフルエンザの判定方法とかかる時間や、薄い場合の判断の仕方について詳しくお伝えしていきます。

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インフルエンザの判定方法とかかる時間は?薄い場合の判断についても

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インフルエンザでは、発症から比較的早く悪寒がし、高熱が現れ、頭痛や関節痛、筋肉痛など症状が始まるので、一刻も早くインフルエンザかどうか確定し、治療を始めたいと感じる方が多いのではないのでしょうか?

そして、インフルエンザの判定では、迅速診断キットを使って、のどや鼻から採取した粘液を調べ、ウイルスを検出する方法を用いて、だいたい15分以内に結果を出せるとされています。

しかし、明らかにインフルエンザのような高熱や体の痛み、咳などが現れているにも関わらず、検査で陰性が出ることがあり、そのうちの20~30%が疑陰性なんだそうです。

それから、検査薬の線が薄い反応を示すこともあり、これは発熱後24時間ではっきりとした検査が出ないということの現れです。

これには、迅速診断キットの精度に難があり、インフルエンザの感染初期だと感染していても陽性にならない場合が多く、ウイルスの数量によって結果を出すというキットの性質によるものだとされています。

そのため、ウイルスの数が一気に増える発熱後48時間後くらいがインフルエンザの判定には適切と言われているので、できれば検査を受けるならこれくらいのタイミングで病院へ行くと確実でしょう。

そして、結果が陰性であっても医師の診察である程度インフルエンザかどうかは判断できると言われていて、例えばインフルエンザの場合は喉にいくら状の膨らみが現れるので、それを視診して判断し、薬の処方をされることが多いです。

そのため、必要がない限り、陰性と出たからといって再検査にこだわる必要はありません。

また、インフルエンザと似た症状で、肺炎などを起こしている可能性もあるので、医師の診察に従って診断してもらうようにし、適した薬を処方されたら服用しながら経過を観察して、治らないなどの場合があれば再度病院へ行くなどしましょう。

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インフルエンザB型は胃腸炎と間違えやすい!?

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インフルエンザには、大きく分けてA型、B型、C型があって、症例が最も多く感染力も強いのはインフルエンザA型とされています。

そして、A型は38度を超える高熱が現れ、子供だと40度近い高熱が続いて全身が痛み、倦怠感に襲われて、明らかにインフルエンザに感染したといった感じになるので分かりやすいそうです。

それからC型もA型に比べれば症例が少ないのですが、高熱が短期的に出て、6歳以下の乳幼児がかかりやすいそうです。

それに対して、B型は熱が38度以下の微熱程度が出て、関節痛などの痛みは少ない代わりに、下痢や嘔吐など消化器系の症状がでることが特徴です。

ただ、インフルエンザといえばA型の症状のイメージが圧倒的に強い人が多いので、B型の症状でインフルエンザ感染に気付かず、他のウイルスに感染したと勘違いしてしまい、下痢止めを飲んだりする方が多いようです。

でも、インフルエンザB型で下痢止めを服用すると、かえって症状が悪化し重篤化することがあるので注意が必要で、B型が流行する2月や3月に原因不明の微熱と下痢などの症状が現れたら、胃腸炎などではなくインフルエンザも疑うようにしましょう。

そして、インフルエンザB型の場合も、発熱から48時間後くらいに判定するのが適切とされているので、そのタイミングで医師に診断してもらってから、適切な処置を行なうと安全なのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、インフルエンザの判定方法とかかる時間や、薄い場合の判断の仕方について詳しくお伝えしました。

まず、インフルエンザの判定方法では、迅速診断キットで15分以内に結果が出るのですが、発熱から24時間以内に判定すると結果が薄く出る場合や、陽性であっても陰性になる疑陰性の場合があるのでしたね。

そして、迅速診断キットはウイルスが増殖する、発熱から48時間後が適切な判定のタイミングですが、それ以前に判定し陰性と出ても、喉の診察などで医師が判断し治療を始めるのでしたね。

また、インフルエンザでもB型だと微熱や下痢などの症状が現れるので他のウイルス感染による胃腸炎などと間違えやすいため、自己判断で下痢止めを飲む方もいますが悪化するので注意し、ちゃんと病院で診断を受けてからにすると安全とのことでした。

最後に、こうしたインフルエンザには何度もかかる人の特徴があるので次の記事でチェックしましょう!
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「インフルエンザに二回かかる人に共通している特徴と予防法!」についての記事はコチラ!?

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