インフルエンザで陽性の期間はいつまで?検査にベストな時期も!

画像1インフルエンザの流行は一般的に12月から1月にピークをむかえます。

そのインフルエンザの時期は多くの人が知っているため、少しでも怪しい症状が出たら検査によって陽性反応が出るか確認している人も多いと思います。

しかし、インフルエンザにかかっているにもかかわらず陽性反応が出ないで陰性と誤診されたり、陽性と出たけれど反応が薄い場合もあります。

つまり、インフルエンザの陽性反応が出やすい期間というものがあり、発症してから何時間か経過している必要があるということなのです。

そこで今回は、インフルエンザで陽性の期間はいつまでなのか、検査にベストな時期はどのタイミングなのかをお伝えします。

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インフルエンザの検査にベストな時期は?

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インフルエンザのベストな検査の時期は発症から12時間以後、48時間以内だと考えられています。

これには理由があって発熱などの症状が出た直後は、ウイルスの量が増えていないため、検査キットで反応しないで陰性と誤診される可能性があるからです。

そのため、インフルエンザに発症したとしても正しく検査してもらうためには、体内のウイルスを増やすためにある程度の時間を置く必要がありますので、より検査成功率を上げるために可能なら24時間経過した段階で検査をするのがいいでしょう。

あまりにも早く検査に行ってしまって陰性と誤診されてしまい、もう一度病院に行くことになるのは患者にとって相当しんどいものとなるので、できる限り一回で済ませるためにもベストなタイミングで病院に向かうようにしましょうね。

ちなみに、インフルエンザの検査費用は3割負担なら2000円程度となっているので、もし再検査となってしまうと2000円が無駄になってしまうことも意識しておきましょうね。

◇インフルエンザの検査で陽性反応はいつまで出るの?

インフルエンザによる陽性反応は、インフルエンザの症状が完全に改善するまでは出続けます。

確かに、インフルエンザに発症してからある程度経過すれば、症状のピークを越えて熱も下がってくるため回復したと勘違いすることがありますが、たとえ症状が軽くなったとしても感染力の強いインフルエンザウイルスが体内にいることには変わりはないため、陽性反応は出てしまうのです。

インフルエンザの検査を受ける理由は?

インフルエンザの検査を受ける理由は大きく分けて2つあって、一つは自分がインフルエンザであるという確認ができること、もう一つは48時間以内なら体内でウイルスが増殖する前の段階でインフルエンザ治療薬の効果が期待できることです。

このようにインフルエンザ治療薬を発病から48時間以内に飲むことができれば、ウイルスの増殖を効果的に抑えることができるので、発熱の期間も短縮されて身体が楽になるまでの期間も短くなるでしょう。

また、なぜ48時間にこだわっているのかというと、インフルエンザウイルスは症状が出てから48~72時間で最も多くなるからで、48時間というのが一種のラインになっているということです。

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インフルエンザの検査で反応の濃い薄いは何が違うの?

インフルエンザの検査をすると、結果がどうなっているのか検査薬を見せてくれることがあります。

ここで、線が出ていれば陽性と説明されると思いますが、この線が濃く出たり薄く出たりすることがあるのです。

この、濃さの違いはいったい何なのかというとウイルスの量が関係していて、ウイルスの量が多いと濃く出て量が少ないと薄く出るようになるのです。

ですが、量が少ないのはあくまで発症してからまだ初期の段階でウイルスが増えきっていないという証明であり、検査を受けたときに量が少ないからといって症状が軽くなるわけではありません。

逆に検査時に量が多いからといって症状が重くなるわけではなく、インフルエンザウイルスが体内で増えきったという証明になっていると理解してください。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか?

今回は、インフルエンザで陽性の期間はいつまでなのか、検査にベストな時期はどのタイミングなのかをお伝えしました。

インフルエンザの検査のベストなタイミングは12~48時間以内で、検査の成功確率をより上げたいなら24時間以降がいいということでした。

また、インフルンザの陽性反応はたとえ症状が軽くなったとしても出続けるもので、熱が下がったとしてもインフルエンザウイルスは体内に残っているということでしたね。

そして、インフルエンザの検査を12~48時間以内に行えれば、インフルエンザ治療薬によってウイルスの増殖を防ぐことができるので、この期間に検査を受けることが大切ということでした。

最後に、今回はインフルエンザにかかってしまった時のベストな検査時期が分かったため症状がひどくなる前に防げる確率は上昇しましたが、一番良いのはインフルエンザそのものに感染しないことなので、そのためにも感染予防をしっかりと行い健康を保ち続けましょう。
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