インフルエンザで咳が治らないで続く原因と対処法!薬についても

画像1インフルエンザには様々なタイプのウイルスがありますが、ほとんどの場合、急に38度以上の高熱が現れ、つらい咳が出ますよね。

そして、インフルエンザの咳はなかなか止まらない時や、治らないでひどい状態が続く時があるので、その原因と対処法について知りたいのではないでしょうか?

また、インフルエンザの咳を止める薬についても気になりますよね。

そこで今回は、インフルエンザで咳が治らないで続く原因と対処法や、薬についても詳しくお伝えしていきます。

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インフルエンザで咳が治らないのはなぜ?対処法や薬も

インフルエンザのウイルスには大きく分けてA型、B型、C型などのタイプがありますが、中でも最も症例が多く感染力が強いのがインフルエンザA型で、症状も重いことが特徴です。

そして、インフルエンザのウイルスは喉に感染するので、初期症状に咳が現れ、次に悪寒、それから38度を超える高熱が現れるそうです。

それから、インフルエンザA型の咳は長く続き、ひどい場合だと数時間止まらなくなったりしますが、基本的には咳は体内にある異物を追い出すために働くものなので、ウイルスが喉の粘膜に付着している限り、咳は続いてしまいます。

そのため、インフルエンザの抗ウイルス薬でタミフルなどを服用し、解熱してから3日間たつと基本的な症状は回復するのですが、咳だけは解熱してから2週間ほど続く方も珍しくないようです。

なので、解熱から2週間以内のひどい咳には、次のような対症療法を行ないながら症状を緩和させるようにしましょう。

1、 マスクを着用し、水分をこまめにとる

ひどい咳が続くと、喉が乾燥してさらに咳が出てしまうので、喉の潤いを保つためにマスクを着用したり、水分をこまめにとると脱水症状予防にもなり、おすすめです。

2、 大根やハチミツを食べる

インフルエンザのウイルスが付着した喉には、抗菌作用のある大根や、抗炎症作用のあるハチミツがおすすめで、もちろんそれぞれを個別に食べることもおすすめですが、より効果的なのが「大根ハチミツ」です。

作り方は簡単で、大根を小さくカットし、そこへハチミツをひたひたに浸して冷蔵庫で3時間ほど保存すると、水分が出てくるので、その上澄み液をスプーン一杯ずつ飲んだり、水で割って飲むと咳の症状が格段に良くなるそうですよ。

3、 湿度を50%程度に保つ

インフルエンザが流行する冬場は空気が乾燥しやすく、喉も乾燥する原因になりますが、こうした低湿度はインフルエンザウイルスが生息しやすい環境を作ってしまうため、加湿器を使ったり、濡れたタオルをぶら下げて室内の湿度を高くしましょう。

ただし、60%以上にしてしまうと別のウイルスや細菌が繁殖しやすくなってしまうので、50%前後を保つのがベストですよ。

4、 気管支拡張薬を使う

1~3の対処法を行なっても治らず、夜も眠れないほど咳が続くようであれば体力も奪われ、インフルエンザも治りにくくなってしまうため、病院へ行くと気管支を拡張して症状を和らげる「気管支拡張薬」を処方してもらえるので、おすすめです。

一方で、咳止めなどの作用が入った市販の風邪薬は、インフルエンザのウイルスが残っている間に服用すると症状が悪化したりする危険性があるので、自己判断で使わず、必ず病院で医師に処方してもらったものにすると良いでしょう。

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咳が2週間以上治らない場合は別の病気かも!?

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インフルエンザA型で咳が止まらない状態が2週間以上続き、ひどい症状が治らないようであれば、次のような別の病気を発症している可能性があるので、確認しましょう。

・花粉症

・肺炎

・気管支炎

・咳喘息

まず、花粉症は花粉に対するアレルギー症状の咳が出ますが、インフルエンザの流行時期と重なりますので、咳だけでなく、目やにや皮膚のかゆみを感じるようであれば花粉症を疑いましょう。

また、インフルエンザA型の2次感染で肺炎に繋がる可能性もあり、マイコプラズマという細菌性の肺炎であれば特に夜に咳がひどくなるそうで、3~4週間は咳が止まらない状態が続き、胸の痛みも現れます。

そして、痰の色が黄色に変化する特徴などもあるので、できるだけ早く病院を受診しましょう。

さらに、インフルエンザによって免疫が低下し、気管支に炎症を起こすことで起きるのは気管支炎で、始めは乾いた咳が出て、次第に湿った咳に変化していくのが特徴です。

最後に、咳喘息を発症すると渇いた咳が1ヶ月以上続くので、肺炎や気管支炎、咳喘息のような症状が現れたら、放っておかずに必ず早めに病院の呼吸器科へ行くようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、インフルエンザで咳が治らないで続く原因と対処法や、薬についても詳しくお伝えしました。

まず、インフルエンザでは特にA型の場合に、解熱後2週間程度は喉にウイルスが付着することで咳が治らないことが珍しくないのでしたね。

そのため、湿度を高く保つことや、抗炎症や抗菌作用のある食材をとるか、気管支拡張薬を使うと次第に治って行くのですが、それ以上続くようであれば花粉症を併発しているか、肺炎、気管支炎、咳喘息を合併している危険性があるのでしたね。

そして、それぞれの特徴をお伝えしたので、放っておかずに早めに病院の呼吸器科を訪ねると良いということでした。

咳が長く続くと体力も奪われ、免疫が下がり、他のウイルスに感染する可能性も高くなるため、インフルエンザは回復後も油断できないですよね。

そこで、次の記事で予防法をチェックして、2度と感染しないようにしましょう!
↓↓↓
「インフルエンザに二回かかる人に共通している特徴と予防法!」についての記事はコチラ!?

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