ロタウイルスの感染経路やお風呂の注意点!空気感染はする?
ロタウイルスは、乳幼児が感染しやすいウイルスで保育園や幼稚園で感染し、それが家庭にもあっという間に広まってしまいますよね。
また、ロタウイルスは5歳までにはほぼ100%の子が感染すると言われているほど強い感染力を持ちますが、その感染経路を知っておくことで二次感染を防ぐことにも繋がります。
そして、ロタウイルスの場合は便の中にウイルスがいることで有名ですが、お風呂は入って大丈夫なのか、また空気感染はするのかも気になりますよね。
そこで今回は、ロタウイルスの感染経路やお風呂の注意点、また、空気感染はするのかについてご紹介いたします。
ロタウイルスの感染経路はコチラ!?
ロタウイルスの感染経路は主に「経口感染」で、ウイルスが口から体内に入り込むことで感染するそうです。
具体的には「飛沫感染」で、感染者の嘔吐物や下痢などが飛び散り、ロタウイルスが飛沫して、気付かぬうちに口の中に入って感染するのだとか。
他には、感染者がウイルスの付いた手で食べ物を触り、その食べ物を口に入れることで感染する「接触感染」もあるのだとか。
そして、ロタウイルスというと、下痢の症状がひどいため「便」からの感染が一番多いのですが、実は「唾液」にもウイルスが含まれており、そこからも感染するとも言われています。
なので、なるべく感染した本人も周りの人もマスクを着用し、小さなお子さんがなめてしまうおもちゃ等も、消毒をしっかりするようにしましょう。
ロタウイルスは空気感染する?
ロタウイルスは、前述したように便や唾液にウイルスが含まれていますので、そこからウイルスが飛び散ることで空気感染(飛沫感染)するようです。
また、感染者が嘔吐した際に、その後の消毒処理を適切にしていないと、乾いた時に「ちり」や「ほこり」と一緒に空気中に漂い、口から吸うことで感染するそうです。
そのため、急に嘔吐してしまった場合は事前に止めることはできませんので消毒を徹底するしかありませんが、トイレの場合は使った後に少し注意をすることで二次感染の予防に繋がります。
それは「トイレを流す時は蓋を閉めてから流すこと」で、蓋が開いた状態だと便中のウィルスが流水の勢いで舞い上がってしまう恐れがあるからなのだとか。
なので、通常は、流れたことを確かめてから蓋をする場合が多いと思いますが、ロタウイルスに感染した場合は、この方法がおすすめです。
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ロタウイルスの時のお風呂の注意点はコチラ!?
まず、下痢をしている時には無理にお風呂に入らずに、使い捨てできる濡れタオルなどでお尻をきれいに拭いて、消毒と密封をして処分しましょう。
そして、下痢が治まって来て数日は、湯船につからずシャワーだけにしておいた方が良く、特にお尻を丁寧に洗うことを心がけましょう。
なぜなら、特に小さなお子さんは、トイレの中でウンチをしてしまうこともありますし、そうなると湯船をかなり入念に消毒する必要があるからです。
そして完全に下痢が治まり、体調も良ければ湯船に入っても大丈夫ですが、順番としては家族の中で一番最後に入るようにして、入り終わったあとは念のため湯船を消毒をするようにしてください。
また、ロタウイルス感染者と他の家族は一緒のタオルは使うのを避けて、洗濯も別々にするようにし、できれば高温(85度以上)の乾燥機で乾燥させる方がロタウイルスが死滅するのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ロタウイルスの感染経路やお風呂の注意点、また、空気感染はするのかについてご紹介いたしました。
ロタウイルスは便の中に最も含まれているようですが、とにかくウイルスが小さいため、便に直接触れずとも、空中に漂い空気感染(飛沫感染)してしまうようです。
また、お風呂に入る場合には、感染者は一番最後に入るようにして、手間はかかりますが湯船やお風呂場の消毒を丁寧にするようにしてくださいね。
ロタウイルスに感染すると、その症状自体に苦しむだけでなく、消毒などの手間もとても大変だと思います。
そのため、ロタウイルスの感染予防法を事前に知っておき、生活する上で心がけておくことをおすすめします。
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