水いぼの初期の特徴と対処法!熱は出る?皮膚科と小児科どっち?

画像1水いぼは子供にできやすいいぼの一種なのですが、これができている間は通園やスイミングが禁止される場合もあるので、厄介な病気です。

そんな水いぼですが、その初期の特徴や熱は出るのか、また皮膚科にいけばいいのか小児科にいけばいいのかなど、わからないことは多いですよね。

そこで今回は、水いぼの初期の特徴と対処法、そして、熱は出るのか、また皮膚科と小児科どっちがいいのかについて紹介いたします。

スポンサーリンク

水いぼの初期の特徴は?熱は出る?

水いぼは伝染性軟属腫というもので、ウイルスの感染によっていぼができるのですが、その感染力はあまり強くはないものの、人から人にうつる病気です。

そんな水いぼの初期の特徴は、ぷくっとした光沢のある真珠のような白からピンク色の湿疹ができ、それが時間の経過とともに1mm~5mmへと大きくなっていくというものです。

さらに、その初期の水いぼであっても、そのいぼの中には白い乳液状の液体、つまりウイルスを含む内容液が入っているため、下手にいぼを潰してしまってその中身が周辺の皮膚に飛び散ると、水いぼが周囲に広がってしまうので注意が必要ですね。

そして、水いぼはかゆみは伴わないという特徴もあるのですが、アトピー性皮膚炎など皮膚が弱い人や皮膚トラブルがある人の場合ですとかゆみが伴ってしまうため、水いぼが悪化しやすいという特徴もあります。

また、水いぼの症状としては熱は出ないことが多いそうですので、熱が出ている場合は風邪などの他の病気を併発している可能性があるようですね。

水いぼへの3つの対処法!皮膚科と小児科どちらに行くべき?

もしも水いぼになってしまった場合にできる対処法としては、以下の3つの対処法があります。

・ 温存療法

水いぼの治療方針は、病院やお父さんお母さんの考え方によっても様々で、水いぼはかゆみもほとんどないため、気にならなければ特に治療をしないという温存療法を選んでもいいと言えます。

その場合、1~2年もすれば体の中に抗体ができ、自然に治癒してしまいますので、ちょっと根気が必要ですが気長に待ちましょう。

・ 痛みを伴う荒治療

放っておけば治ってしまう水いぼですが、見た目は悪いですし、施設によっては通園やスイミングが禁止されてしまう場合もあり、長引かせたくはないですよね。

そこでできるのが痛みを伴う荒治療で、ピンセットを用いてつまみとるようにとってしまうという方法があります。

しかしこれは自分で勝手にやっては悪化してしまう可能性もありますので、不安であれば医療機関を受診し、医師にとってもらうようにしましょう。

・ 痛くない治療法

効果としては緩やかですが、痛くない治療方法もあります。

まずは、、市販の塗り薬で「イソジンきず薬(明治きず薬)」というものがありますが、この主成分であるポピヨンヨードが水いぼのウイルスを退治してくれて、うまくいけば痛みを伴わず治療することができます。

【Amazon.co.jp アソシエイト】


また、病院で処方される「紫曇膏(しうんこう)」という漢方の軟膏も同様の効き目がありますし、また木酢液のお風呂に入るのも水いぼ治療に有効です。

さらに、飲み薬を併用するとより効果が増しますので、水いぼに効くヨクイニンという成分が入っている「ヨクイニンタブレット」などを使いより早く治療できるようにしていくのがいいでしょう。

と、このように水いぼに対して3つの対処法がありますので、自分に合ったやり方で治療していきましょう。

ただ、水いぼになって不安な時は病院に行きたいと思いますが、皮膚科にいけばいいのか、小児科にいけばいいのか、判断がつきませんよね。

実は、水いぼのときは皮膚科でも小児科でもどちらでもいいのですが、ただ、初めての場合には子供の扱いに長けているという意味で小児科を受診する方がいいでしょう。

しかし、どちらの科でも対処法は同じですので、近くにある病院を選ぶのが一番いいと言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まず、水いぼの初期の特徴は1mm~5mmのぷくっとした光沢のある真珠のような白からピンク色の湿疹ができるというもので、また、熱は出ないことが多いということでしたね。

そして、水いぼに対する対処法には、自然治癒を狙う「温存療法」、痛みを伴う「荒治療」、効果は緩やかな「痛くない治療」の3つがあるということでした。

また、病院に関しては皮膚科でも小児科でもどちらでもいいということでしたが、小児科の方が子供の扱いに長けているのでその点においては小児科の方がいいということでしたね。

最後に、水いぼは様々な対処法がありますが、間違ったことをしてしまうと悪化して余計に長引いてしまいますので、不安な場合は速やかに病院で受診するようにしましょう。

スポンサーリンク

このページの先頭へ