虫刺されの跡の種類と消す薬!早く治すには皮膚科に行くべき?

画像1夏になると人間が薄着になるのとともに、虫の活動が活発化し増えてくるのが虫刺されで、肌を出すことが多くなると気になるのが虫刺され跡だと思います。

では、虫刺されの跡の種類にはどのようなものがあって、腫れなどの虫刺され跡を消す薬にはどのようなものがあるのでしょうか。

そこで今回は、虫刺されの跡を早く治すために自分でできる簡単な対処法と、虫刺され跡を早く治し消すには皮膚科に行くべきなのかどうか、また、虫刺され跡が消えない場合はどうしたらいいのかをご紹介したいと思います。

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虫刺されの跡の種類は?

虫刺されと聞いて思いつくものに蚊・ブヨ・ノミ・ダニがあると思いますので、その4つの症状と虫刺され跡がどのようなものかをご説明していきます。

1. 蚊に刺された場合

蚊の虫刺されは、刺されてすぐに腫れやかゆみが出る即時型反応と、刺されて1~2日後に体に腫れやかゆみが出る遅延型反応があり、虫刺されの跡は遅延型反応の場合、赤く腫れあがり水ぶくれになる場合があります。

2. ブヨに刺された場合

ブヨの虫刺されは、刺すのではなく噛みちぎりますので、蚊に比べて痛みとかゆみが強く現れますが、噛むと同時に麻酔成分を注入しますので、噛まれた直後には痛みを感じることはありません。

また、虫刺されの跡は噛みちぎるため、ごく小さな出血点があり血がにじんでいることが多く、最初は赤く小さかった腫れが倍以上に広がったり、赤いしこりが残ることもあるそうです。

3. ノミに刺された場合

ノミの虫刺されは、非常に強いかゆみが特徴的で、ノミは皮膚の上を移動して刺していくため赤い虫刺されの跡が密集していることがほとんどで、水ぶくれになったりかゆみが長く残ることもあります。

4. ダニに刺された場合

ダニの虫刺されは、露出のないわき腹や太ももなどのやわらかい部分が多く、虫刺され跡は赤いしこりになることもあり、かゆみも長く続きます。

以上、4つの虫刺されについてご紹介しましたが、どの虫刺されもかゆみが伴いますので、引っかいてしまい炎症を増加させてしまったり、細菌感染を起こしたり、皮膚のメラノサイトがメラニンを作り出して、虫刺され跡が色素沈着を起こしてしまうこともあります。

虫刺されの跡を消す薬には何がある?

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では、虫刺されの跡を消す薬にはどういったものがあるのかというと、口コミなどで人気が高いのは小林製薬が発売している「アットノン」です。

アットノンの効果を小林製薬のHPから簡単に抜粋していきますとまず、1~2年たった傷跡にも使えるということですので、もちろん虫刺され跡にも使えます。

その作用のメカニズムはというと、有効成分ヘパリン類似物質のもつ水分保持作用・抗炎症作用・血行促進作用の3つの作用で皮膚に働きかけ、傷跡・やけどの後の赤みや盛り上がりを改善するそうです。

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虫刺され跡を早く治すために自分でできることとは?

虫刺されの跡を早く治すには症状が出たときの対処法が重要ですので、自分で簡単にできる対処法をご紹介していきたいと思います。

まずは、皮膚を清潔にするために虫に刺されたところを水で流し、その上で炎症を拡大させないように冷やし、できるだけ引っかかないようにしてくださいね。

そして塗り薬を塗る場合は、かゆみを鎮める効果のある抗ヒスタミン成分を配合したものと、炎症を抑える効果のあるステロイド剤が入っているものが有効です。

もちろん、腫れやかゆみがひどい場合や熱などが出てきた場合には、早めに病院を受診するようにしてくださいね。

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虫刺され跡を早く治すためには皮膚科に行くべき?

虫刺され跡を早く治したり消すためには皮膚科に行くべきかどうかというと、答えは「YES」ということになります。

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それはなぜなのかというと、市販薬に比べると皮膚科で処方される薬の方が圧倒的に効果が高いということと、細菌感染を起こしてしまった場合に抗生物質などと合わせた適切な処置が受けられるためです。

また、セルフケアをしても虫刺され跡がどうしても消えない場合、一度皮膚科に相談されてもいいと思いますよ。

さらに、前述しましたが、医療機関でしか処方できない薬や、最終手段にはなるかと思いますが、レーザー光線で虫刺され跡を消すという治療ができる場合もあるからです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

虫刺され跡と言われて思い浮かぶ代表的なものに、蚊・ブヨ・ノミ・ダニがありますので、その症状とどのような虫刺され跡になるのかを簡単にご説明しました。

また、虫刺され跡を消すための薬で人気のある薬アットノンは、有効成分ヘパリン類似物質のもつ水分保持作用・抗炎症作用・血行促進作用の3つの作用で虫刺され跡に作用するのでしたね。

そして、虫刺されの跡を早く治すには症状が出た時の対処法が肝心で、皮膚を水で流し清潔にし炎症を広げてしまわないために冷やし、できるだけ引っかかないで抗ヒスタミン成分やステロイド剤の入った塗り薬を塗ることをおすすめしました。

さらに、虫刺されの跡を早く治したり消したりするためには、医療機関で処方される薬の効果や治療方法から皮膚科を受診する方が早いということもお伝えしました。

虫刺されをよく知ることで、虫刺されの跡を早く治すことも、残りにくくすることもできますので、適切な対処をしたいですね。

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