夏風邪による喉の痛みの治し方と注意点!市販薬のオススメも!

画像1夏風邪にはさまざまな症状がありますが、中でも喉の痛みは飲食するのも辛かったりと非常に大変ですよね。

そんな中、仕事を休むほどではないからと無理をしてしまうと、症状が長引いたり重症化してしまうこともあるので注意が必要です。

しかし、夏風邪による喉の痛みは、病院で薬を出してもらわなくても、市販薬や身近な食品などで和らげることができるというのをご存知ですか。

今回は、そんな夏風邪による喉の痛みの治し方や、おすすめの市販薬についてご紹介していきます。

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なぜ夏風邪で喉が痛くなるの?

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夏風邪は、夏の時期に流行するウイルスによる感染症で、主に熱、咳や喉の痛みといった呼吸器の症状の他、嘔吐や下痢などの消化器の症状などさまざまな症状が出てきます。

そして、夏風邪の原因となるウイルスは、主にエンテロウイルスやアデノウイルス、コクサッキーウイルスなどで、どれも高温多湿の環境を好むため、夏に猛威を振るうのです。

ですので、夏風邪で喉の痛みが現れる原因は、ウイルス感染によって喉が炎症を起こしていることが原因だと考えていいでしょう。

ちなみに、夏場に子供がよくかかる手足口病、プール熱、ヘルパンギーナなどはこれらのウイルスによる感染症で、やはり喉の痛みが現れます。

夏風邪の喉の痛みの治し方

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夏風邪のウイルスによる感染症は、病院で抗生物質を処方してもらえば治るというものではないので、少々対処が厄介です。

なぜならば、抗生物質とは細菌による感染症に効果がある薬で、夏風邪のウイルスに対しては効果がないからです。

しかし、対処法がないわけではありませんので、ここからは不快な喉の痛みを少しでも早く和らげるためのアイデアをご紹介します。

1:まずは体力を確保しよう

先ほども触れたように、夏風邪には抗生物質は効きませんので、自分の体が持っている免疫力を高めて治すということになります。

そのためには、充分に休息をすること、栄養や水分をきちんと摂ることが大切ですので、喉が痛いからといって飲食を控えたりするのは避けるようにしましょう。

また、ただでさえ暑さで体力を消耗する時期ですが、クーラーによる乾燥や室内・室外の温度差などは体にとってはダメージとなりますので、マスクで乾燥を防いだり、室内ではカーディガンなどを1枚多く羽織るなどして調節するようにすることも大切です。

2:身近なもので喉の痛みを和らげよう

喉の炎症を抑える効果がある食べ物を使って痛みを和らげる治療法がたくさんありますので、それを試してみるというのも手です。

一般的には、大根、生姜、ネギ、蜂蜜などが喉の炎症に効果があるとされており、これらを利用したものに大根と蜂蜜、生姜を使った大根飴や、ネギの白い部分を火であぶり、それをタオルや手ぬぐいなどでくるんで首に巻くネギ湿布などがあります。

また、うがいの時に水にひとつまみの塩を加えたり、水ではなく緑茶でうがいをするという方法も炎症を抑える効果があると言われています。

特に、緑茶でのうがいは職場などでも手軽にできますので、夏風邪だけど会社や学校を休めないという方も試してみる価値はあるでしょう。

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喉に効く市販薬ってあるの?

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先ほど抗生物質は効かないというお話はしましたが、不快な喉の痛みなどの症状はなるべく早く和らげたいものですよね。

しかし、仕事などが忙しくてゆっくり体を休める事ができない場合などでは、ドラッグストアなどで手軽に購入できる市販薬は強い味方です。

そして、市販薬の中には、喉の痛みによく効く成分が含まれているものがいくつかありますので、次からは喉に効く市販薬をいくつかご紹介します。

1:喉に効く市販薬のオススメはこれ!

まず、うがい薬やトローチでは「アズレン」という、炎症を抑える成分が含まれているものがおすすめです。

中でも代表的なものは、「浅田飴AZうがい薬」や「パブロントローチAZ」などですが、これ以外にもアズレンが含まれているものはたくさん発売されていますので、商品名に「AZ」「アズレン」などと書かれているものを選んでみてください。

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次に、飲み薬では第一三共ヘルスケアから発売されている「ペラックT錠」という薬をおすすめします。

なぜならば、炎症を抑える効果のあるトラネキサム酸やカンゾウエキスの他、粘膜の機能を回復するビタミンも配合されているので、喉の腫れや痛みに効果があるからです。

そして、ペラックT錠には風邪薬とは違って眠くなる成分が含まれていないのも、仕事などで忙しい方には嬉しいポイントですね。

ただ単に痛みを抑えるだけであれば解熱鎮痛薬でもいいのですが、やはり夏風邪の場合は、このような炎症を抑える成分を含む薬を利用するのがより効果的だと言えます。

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2:夏風邪に効く漢方薬もあるの?

ドラッグストアで手に入る漢方薬にも喉の痛みに効くものがあり、時には西洋薬より効く場合がありますので、しつこい喉の痛みが続く場合には試してみるといいでしょう。

喉の痛みに効く漢方薬には「桔梗湯(ききょうとう)」や「駆風解毒湯(くふうげどくとう)」があり、それぞれの薬がさまざまなメーカーから発売されています。

なお、桔梗湯は薬を少しずつ口の中に含み、お湯や水で溶かしながら飲んでいく薬ですが、駆風解毒湯は薬をお湯や水に溶かし、うがいをしながら薬を飲んでいきます。

どちらも喉が痛い時には定番の漢方薬ですので、家に常備しておくのもいいかもしれませんね。

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注意!こんな症状はありませんか?

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さて、夏風邪による喉の痛みへの対処法をご紹介してきましたが、ただの喉の痛みだと思って甘く見ていると重症化することがありますので、いくつかの点に注意する必要があります。

まず、市販薬を飲んだり、体調管理に気をつけているという場合であっても、1週間以上症状が続く、もしくは悪化してきたという場合には病院で診察を受けるようにしましょう。

その際には、いつからどのような症状があるのかといったことや、どんな薬を飲んだのかということをきちんと医師に伝えると診断がスムーズになります。

そして、38℃以上の高熱があったり、手足に発疹がある、目が充血して目やにが多いという場合には、子供がかかる手足口病などの病気にかかっている場合がありますので、この場合にも医師の診察が必要です。

特に、手足口病などの子供がかかる夏風邪に大人が感染すると症状が重く、高熱が数日間続くというケースもあるようです。

風邪にしてはひどいと感じる症状がある時には、早めの対処が大切になります。

まとめ

いかがでしたか。

夏風邪による喉の痛みは辛いものですが、基本的には自分の免疫力を上げることで原因となるウイルスを退治するしかありません。

しかし、喉の炎症を抑える成分が含まれている薬や食べ物を積極的に摂ることで、喉の痛みを早く和らげる効果が期待できます。

一方、高熱など他の症状がある場合には重症化することがありますので、早めに医師の診察を受けることも大切です。

今回の記事でご紹介した食品や市販薬を上手に利用しながら、体力を落とさないようにし、免疫を高める生活を心がけてみてくださいね。

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