突発性発疹が足に出たときの対処法や注意点!足だけもある?
高熱のあとに突然体中に発疹が出てしまう「突発性発疹」というものがありますが、体に症状が現れて戸惑った経験がある方も多いのではないでしょうか?
この突発性発疹ですが、もしもなってしまったら、「何か危険な病気ではないか」、「感染してしまうのではないか」、などとわからないことも多く、様々な不安がありますよね。
さらに、この突発性発疹が足だけに出る場合もあるのですが、素人目では突発性発疹なのか他の病気のサインなのか、見分けるのは難しく、怖いですよね。
そこで今回は、突発性発疹が足に出たときの対処法や注意点について紹介するとともに、突発性発疹が足だけに出たときについても紹介いたします。
突発性発疹って何?
突発性発疹とは、赤ちゃんが急に40度近い高熱を出し、熱が下がったあとに全身に発疹が現れる感染症の一種です。
これは、生後6ヶ月頃から1歳になるまでの間に発症することがほとんどで、発症した赤ちゃんのうち1歳未満の子が99パーセントを占めると言われています。
また、稀に1歳を過ぎて発症することもあり、遅くても2歳までには発症するので一度はかかる病気と思っても良さそうですね。
そしてこの突発性発疹は「ヒトヘルペスウイルス6型」の感染が原因で、一度感染すれば2度かかることはないのですが、「ヒトヘルペス7型」も突発性発疹のような症状を引き起こすので、6型と7型にそれぞれ一回ずつ計二回感染する可能性もあるといえますね。
また、このヒトヘルペスウイルスは一度感染すると一生体内に残るため、ヒトヘルペスを保有する親から赤ちゃんへと飛沫感染・経口感染するのが主な感染経路だと考えられています。
これはどういうことかというと、赤ちゃんは生後3ヶ月頃まではママからもらった免疫のおかげでウイルス性の感染症から守られているのですが、時間経過とともに免疫が薄れてしまい、生後6ヶ月を過ぎた頃にはかなり免疫の力が弱まっています。
よって、赤ちゃん自身の免疫が本格的に機能しはじめる1歳頃までは、ヒトヘルペスウイルスに感染してしまう可能性が高まるようです。
ただ、全員が感染するわけではなく、突発性発疹にならない子もいますし、中には感染したものの発症しなかったという子もいますから、人によって様々なパターンがあるのがこの突発性発疹ということなんですね。
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突発性発疹が足だけに出たときの対処法や注意点はコチラ!?足だけに出る場合もある?
結論からいいますと、まず突発性発疹が足だけに出ているときは「手足口病」や「川崎病」の可能性が高いため、注意が必要です。
まず、手足口病の場合ですと、発熱とともに手のひらや足の裏、指唇や頬の内側に水疱の発疹が出てくるためその点に注目してみましょう。
一方、川崎病である場合、足首の近くや太ももなど、足だけに発疹が出てきて、同時に37度程度の発熱や嘔吐の症状があったりもします。
実は、突発性発疹である場合は、高熱がありそれが下がってから発疹が出てきますので、発疹が出ても熱がまだ治っていない場合は突発性発疹ではない可能性が高いんですね。
そして、突発性発疹が足だけに出ている時の対処法ですが、上に書いてある通りその時点ではどんな病気であるかわからないため、まずは医療機関を受診し、病気を確定させ医師の指示通りに治療するのが一番確実な方法でしょう。
また、家でできる対処法として、水分をこまめに摂るようにして脱水症状に陥らないように特に気をつけてあげてください。
もしも突発性発疹である場合は、高熱が出て一気に水分がなくなってしまいますし、脱水症状になってしまうと熱中症などの他の病気を併発してしまい大変危険な状態になってしまうからです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まず、突発性発疹とは、赤ちゃんが急に40度近い高熱を出し、熱が下がったあとに全身に発疹が現れる感染症の一種ということでしたね。
つまり、この突発性発疹で足だけに症状が出る場合というのは、違う病気である可能性もあるということで注意が必要ということでした。
そして、一番の対処法は医療機関を受診して何の病気かを確定させることで、家でできる対処法としては水分補給をして脱水症状にならないように気をつけるということでしたね。
最後に、突発性発疹は一度はかかることのある病気ということですから、もしもなってしまっても慌てずに、ただ、足だけに発疹が出ている場合は医療機関を受診してまずは何の病気かを確定させるようにしていくようにしましょうね。
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