プール熱の初期症状と潜伏期間!治療の際の注意点もチェック!

特に夏に幼児から学童までがかかりやすいプール熱は、アデノウイルス性のウイルス感染症で、感染力が非常に強いとされているので怖いですよね。

なので、プール熱の初期症状はどのような症状で、潜伏期間は何日間なのか、などしっかり知っておきたいところではないでしょうか。

また、プール熱の治療方法や注意点、また、予防のためのワクチンはあるのかも知りたいですよね。

そこで今回は、プール熱の初期症状と潜伏期間や、治療の際の注意点についてチェックしていきましょう。

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プール熱の初期症状と潜伏期間!治療の際の注意点もチェック!

プール熱は、文科省指定の学校伝染病第2種指定の伝染病のため、学校停止にもなるので、症状が現れたらできるだけ早く病院で受診し、自宅で安静にする必要があります。

ただ、プール熱の原因ウイルスであるアデノウイルスでかかる夏の感染病は他にも数多くあり、見分けづらいので、症状の特徴をよく覚えておくようにしましょう。

プール熱の初期症状はコチラ!

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・急な発熱

37~38度の微熱が4~5日続きますが、1日の間に突然40度のの高熱が出ることがあり、熱が上がったり下がったりを繰り返します。

・のどの痛み

扁桃腺が腫れてのどが痛くなり、同時に頭痛や腹痛を伴います。

・結膜炎

目が真っ赤になって炎症を起こし、まぶしく感じたり、涙が止まらなくなったり、目のかゆみや目やにといった症状も現れます。

そして、プール熱は潜伏期間が3~4日とされていて、不衛生で塩素処理がきちんとされていないプールに入ることで感染することが多いと言われています。

ちなみに、同じアデノウイルスの感染症で、手足口病の場合、のどの痛みとともに手足への発疹も現れ、また、はやり目の場合は目が真っ赤に腫れますが高熱は出ません。

アデノウイルスって何?

アデノウイルスは様々な風邪症候群の主要病原ウイルスと考えられており、その菌の種類は50種類近く存在し、大きく6つに分類分けできるのですが、プール熱はアデノウイルス3・4型が原因とされています。

そのため、おおもとの原因ウイルスが同じでも、現れる症状や重度は異なってくるのですね。

ただ、アデノウイルスを予防するワクチンや、治療のための特効薬はまだ存在しないため、感染したら対症療法をとっていくしかありません。

プール熱の治療方法と注意点はコチラ!

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プール熱の初期症状が現れたら、まずは病院で受診し、医師が診断を行います。

そして、診断では高熱やのどの炎症、目やに、目の充血といったプール熱の初期症状を確認した上で、通っている教育機関などでプール熱が流行していないか確認します。

また、のどを綿棒でこすって粘膜にアデノウイルスが付着しているか確認したり、血液検査を行うこともあります。

それから、医師の診察でプール熱と診断されたら、学校などへの出席を停止し、次の3つの対処法を行いましょう。

1) 熱への対処

プール熱は40℃近い高熱が出ることがあり、辛いですが、体は熱を出すことでウイルスを排出しようと努力しているため、解熱剤の使用は極力控えましょう。

そして、少しでも寝やすくなるように、エアコンで部屋の温度を適温に設定し、通気性の良い衣服に着替えて横になり、安静に過ごすようにしましょう。

2) 水分補給

プール熱でウイルス性胃腸炎にかかり、嘔吐や下痢をすることがありますが、脱水症状の危険性が出るため、水分補給には充分注意するようにしましょう。

また、脱水症状対策には、水分だけでは不十分で、塩分を共にとることが大切なので、できれば経口補水液がベストですが、無い場合はスポーツドリンクや麦茶と共に塩をとることなどを意識するようにしましょう。

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3) 量より質の食事

のどの痛みで食事をとることも辛くなるため、のどごしの優しい食材を選び、消化も良いものにしましょう。

例えば、アイスクリームやプリン、ゼリーでも水分補給にはなりますし、良質なタンパク質で免疫力を上げるため、豆腐や味噌汁なども体の回復を助けます。

そして、患者が辛いときには無理に食べさせずに、量より質を意識して、最低限の量でも体の栄養につながる食材で食事を食べさせることをオススメします。

4) 入浴

高熱でぐったりしている日は入浴は控え、あせも予防のために塗れたタオルで汗と汚れをふきとってあげる程度にしましょう。

そして、熱が下がった後は普通に入浴ができますが、お風呂を介して家族内へ感染してしまうため、最後に入るか、シャワーのみにすると良いでしょう。

また、体や顔をふいたタオルの共用だけでも感染してしまうため、タオルは使ったら破棄するようにし、手洗いやうがいもまめに行うことをオススメします。

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プール熱にかかった時の登園・登校判断は?会社へは出社していいの?

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プール熱にかかった場合、登園や登校の判断には、初期症状が治ってから2日程度開けて、再度病院で受診し、医師の許可が必要になります。

そして、特におむつ交換が必要な乳児の場合は、感染から1ヶ月後まで便からウイルスが排出される場合があるため、最低でも1ヶ月は自宅で安静にするように言われることが多いです。

また、保育園や幼稚園によっては、個別の基準を設けている場合があるので、入園の際の決まりを必ず確認し、守るようにしましょう。

それから、スイミングスクールの再開についても医師の診断を仰ぐようにし、また、感染した場合は施設へその旨を連絡しておくと、施設側の対処でさらなる感染を防ぐこともできます。

ちなみに、社会人がプール熱にかかった場合は、特に出社停止に関する明確な基準は設けられていないのですが、少なくとも症状が治るまでは自宅に安静にすると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、プール熱の初期症状と潜伏期間や、治療の際の注意点についてチェックしました。

まず、プール熱の初期症状は急な発熱とのどの痛み、そして目のかゆみや痛みといった結膜炎の症状があり、潜伏期間は3~4日程度ということでしたね。

それから、プール熱の原因ウイルスであるアデノウイルスには特効薬がまだないため、対症療法として安静に過ごし、解熱剤は控え、水分や栄養補給を意識して行うと良いということでした。

また、お風呂へ一緒に入ると感染しやすいので、患者は最後に入浴するか、シャワーのみにし、タオルの共用なども控えると良いとのことでした。

ちなみに、学校などへの登校判断には医師の診断が必要ですが、社会人には基準がないため職場と相談しながら無理のない出社をすると良いとのことでしたね。

プール熱は感染力が強い病気ですが、症状をしっかり理解してきちんと対処するようにしましょう。

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プール熱の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?

プール熱に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。

なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。

それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。

つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえプール熱の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。

そこで、続いて免疫をつける最も効率の良い方法についてご紹介いたします。
↓↓↓
「プール熱に対する免疫をつける最も効率的な方法!」

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