あせもが腕や背中に出る原因と対処法と注意点!大人と子供別!

画像1夏の暑い時に、汗をかいた後に現れるあせもは、汗がたまりやすい体のあちこちの部位にできますが、腕にもブツブツとできることがありますよね。

おでこや頭、おしりなどにもできますが、腕や背中にあせもができるのは子供よりも大人に多いようです。

ただ、夏は肌を露出する季節なので、二の腕や背中にブツブツとあせもが残っていたら、嫌ですよね。

そこで今回は、あせもが腕や背中に出る原因と対処法と注意点を、大人と子供別にお伝えしていきます。

スポンサーリンク

あせもが腕や背中に出る原因と対処法と注意点!大人と子供別!

あせもは、大量に汗をかいた時に汗がたまって汗腺が詰まってしまい、皮膚が炎症を起こしてできるので、汗がたまりやすい場所にできやすいです。

つまり、頭やおでこ、脇の下、お尻や膝の裏側など汗が乾きにくい部位ですが、これらは特に子供のあせもができやすい部位です。

そして、大人のあせもは特に背中や腕にできやすく、首回りや胸にもでき、その原因は次が考えられます。

・仕事で長時間着ているスーツや、ジャケットで腕や背中に熱がこもり、汗や汚れがたまるため

・特に女性の長い髪の毛が首もとや背中に密着し、汗がたまったところに炎症が出やすくなるため

・入浴の時、手が届きにくく汚れを落としづらい部位のため

さらに、日常的に背中や腕の肌をチェックすることはないため、何となく感じるかゆみを?いていたら、気づかぬうちにあせもの炎症が広がっていた、となりかねないですね。

大人の腕や背中のあせもへの対処法と注意点はコチラ!

このように気づかぬうちにできている腕や背中のあせもは、跡が残りやすいため、次のステップを確認して、早めの対処を行いましょう。

1)汗をかいたらすぐに拭き取る

仕事での移動中や、スポーツをした後など、汗をかいた後はこまめに拭き取り、汗や汚れを皮膚にためないようにしましょう。

そして、乾いたタオルでは水分しか拭き取れないので、塗れたタオルや制汗剤を含んだウェットティッシュがオススメです。

また、腕のあせもは、脇の下から流れる汗も影響するため、デオドラントスプレーを使うのも効果的ですし、背中に汗をためないためにも髪が長い人は結ぶようにしましょう。

2)毎日のシャワーで汗と汚れを洗い流す

あせも予防には、日々汚れをきちんと落とし、清潔な肌環境を保つことが大切なので、毎日のシャワーで汗と汚れを洗い流すよう意識しましょう。

そして、余分な角質を落とすため、ピーリング効果のある酵素が含まれる石けんやボディソープを泡立て、泡で包み込むようにして優しく洗い流すのがオススメです。

ちなみに、手が背中に届かなく、ボディタオルを使う場合は、できるだけ肌に優しいオーガニックタイプのものなどを使用し、肌への刺激を抑えるようにしましょう。

それから、熱いお湯は刺激が強すぎるため、39℃程度のぬるま湯に浸かると良いのですが、そうすることで副交感神経が優位になるので質の良い睡眠をとることもでき、肌の再生に効果的です。

3)入浴後はしっかりと保湿ケア

汗と汚れを洗い流した後の皮膚は乾燥しているので、保湿を行うことで肌の再生能力をサポートしましょう。

そして、あせもができた肌にはさっぱりタイプの化粧水や、ニキビやアトピーの皮膚炎にも効果的なボディクリームがオススメです。

また、こうした敏感肌用のスキンケアであれば、子供も一緒に使えるので、家族全員で使えて便利ですね。

4)あせも治療薬でかゆみや痛みを抑える

背中や腕など、手が届きにくい部位のあせもには、ミスト状のあせも治療薬がオススメです。

また、ステロイド配合からステロイド非配合タイプまで様々な商品がありますが、こちらの商品はステロイド非配合なので大人から赤ちゃんまで安心して使えます。

・iHADA ミストタイプ(ノンステロイド)

iHADAはクロルフェニラミンマレイン酸塩とアラントイン、グリチルリチン酸二カリウムの3つの有効成分を配合し、かゆみの原因物質の作用を抑え、炎症を鎮めます。

そして、ステロイド配合薬の場合はデリケートな部分に使えなかったりと使用上の注意が多々ありますが、ステロイドが入っていないノンステロイドのものなら首など皮膚が薄い所にも使うことができます。

なので、外出先でも持ち歩き、かゆみを感じたら、汗をキレイに拭き取ってから、こまめに吹きかけると効果的ですよ。

【Amazon.co.jp アソシエイト】

5)通気性の良い衣服を着る

あせも対策には肌に密着する衣服の素材をよく選ぶようにしましょう。

・下着

吸汗速乾性能があるものがオススメ.

・外出時のシャツや就寝時のパジャマ

ガーゼやオーガニックコットンなど、肌に優しく、密着しないシルエットで通気性の良いもの

・スーツ

夏物の通気性のよいものを選ぶのはもちろん、ネクタイも可能な時はゆるめ、首もとに汗がたまりすぎないようにする

このように、大人の背中と腕のあせも対策には、日頃の服装やこまめに汚れを落とす意識が効果的なんですね。

もしも、それでも腕や背中のあせもが治らず、跡が残る場合は、できるだけ早く皮膚科で受診し医師に相談するようにしてください。

子供の背中や腕のあせも対処法と注意点はコチラ!

一方、子供で背中や腕にあせもができた場合も、基本的には大人と同じ対処法をしますが、異なるポイントがあるので次をチェックしましょう。

1)子供の場合は吸汗性速乾性能のある下着は不要!一枚で通気性の良い衣服を選ぼう

大人と同じように、子供にも吸汗性速乾性能のある下着を着させる方がいますが、子供は大人よりも体温が高いので、できるだけ一枚で涼しい格好にしましょう。

そして、素材は大人と同様、ガーゼやタオル地、オーガニックコットンなど、肌に優しく通気性の良いものがおすすめです。

また、大人よりも寝汗をたくさんかくため、睡眠時のパジャマの素材も通気性の良いものを選び、適度にエアコンを使って高温多湿の環境を避けるようにしましょう。

2)背中や腕の汚れや汗をとるのは大人がケア

幼児以降は自分で体を洗う子供も多いと思いますが、汗をたくさんかく季節だけでも、大人がケアしてきちんと洗い流せているかチェックしてあげましょう。

また、外で遊び、汗をたくさんかく時は、塗れたタオルやウェットティッシュでこまめに拭き取ってあげるか、自分でふきとる習慣づけを行いましょう。

3)子供のあせもは重症化しやすいので、薬は即効性のあるものを選ぼう

子供はあせものかゆみや痛みを我慢できず、?き壊してしまい、とびひになるケースが多いので、即効性のある塗り薬を選ぶようにしましょう。

そして、こちらの商品はステロイド配合のため、皮膚の薄い部分には使用できませんが、使用上の注意を守れば子供も使えますし、化膿した箇所にも効果的です。

・テトラ・コーチゾン軟膏

これは、皮膚の炎症を抑える副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)の他、膿を抑える抗生物質も配合されているため、膿んで重症化したあせもにも効果的です。

そして、背中や腕など、炎症箇所に薄く塗り、使用期間は1週間以内を守って使うことで、効果が薄れたり体に副作用が起きたりといったことを防げます。

このように、あせもが背中や腕にできると、大人も子供もケアが難しく、気づいた時には広がっていたりするので、部位特有のケアをきちんと行い、対処しましょうね。

【Amazon.co.jp アソシエイト】


スポンサーリンク

あせも対策に効く食べ物はコチラ!

基本のあせも予防に加えて、毎日の食事では次の栄養素を意識して食べることで、あせもができにくい体を作りましょう。

1)良質な脂肪酸

鮭やニシンに含まれる良質な脂肪酸はあせもができた肌の治癒スピードを高め、再生能力の高い肌を作ってくれます。

2)ビタミンCやオメガ3脂肪酸

緑黄色野菜に含まれるビタミンCも、良質な脂肪酸を含み、あせもに効果的です。

また、最近流行の「亜麻仁油」に含まれるオメガ3脂肪酸は、あせも予防だけでなく、美肌作りに欠かせない良質なオイルなので、毎日1スプーンずつとると良いでしょう。

逆に、肉類や香辛料、乳製品のとり過ぎは、あせもができやすい肌を作り、炎症が起きている場合でも刺激が強く炎症を悪化させる効果があるので、控えましょう。

そのため、夏はBBQや焼き肉で、辛い物や肉類を食べる機会も多いと思いますが、ほどほどにすることで、あせもを予防することができますよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、あせもが腕や背中に出る原因と対処法と注意点を、大人と子供別にお伝えしました。

まず、大人の背中や腕にあせもができやすい原因は、スーツや長い髪の毛で汗がたまりやすく、入浴の際も手が届きづらい部位だからということでしたね。

そのため、対処法は、汗を塗れたタオルで拭き取り、毎日のシャワーで汗と汚れをきちんと洗い流すと良く、クリームでの保湿や通気性の良い衣服など習慣づけもお伝えしました。

さらに、子供の場合は対処法が違い、下着は不要で通気性の良い衣服一枚で過ごし、大人が汗をこまめに拭き取り、ステロイド薬で早く回復させることもオススメしました。

それから、あせも対策には、良質な脂肪酸やビタミンC、オメガ3脂肪酸を含んだ魚や緑黄色野菜、亜麻仁油もオススメということでした。

日頃の習慣に気をつけ、予防に効果的な食べ物を食べて、あせもができない体づくりをしたいですね!

スポンサーリンク

(関連記事)赤ちゃんなどの敏感肌に使える虫除け日焼け止めを選ぶ際の注意点!

あせもに対する根本的かつ効果的な対策とは?

肌の弱い人はどうしてもあせもになりやすいですが、あせもになってしまうと痒くてつらいですし、ビジュアル的にも露出を控えたくなりますよね。

また、大人であれば掻きたい衝動を何とか我慢できますが、子供の場合だと我慢できずに掻いてしまって「とびひ」になってしまったり、大人の場合でも寝ている時などに無意識に掻いてしまって悪化させてしまうことがあります。

なので、清潔な肌環境を保ったり、生活習慣の改善に努めて、あせもにならないように、そしてあせもになっても、早く良くなるように努力すると思います。

でも、やっぱり継続して行うのは大変ではないでしょうか。

そんなとき、あせもを早く治すために大事なことをもう一度よく考えてみると良いと思います。

あせもになってしまったときに一番困ること、それは痒みを抑えられず掻いてしまうことではないでしょうか。

これは大人でも子供でも変わらないと思います。

そして、掻いてしまうことによりそこから細菌が入り、「とびひ」などへと悪化してしまうのです。

したがって、あせもを早く治すためには痒みを抑えつつ、また、多少掻いてしまっても細菌の感染を防げれば良いのです。

そこで、続いてその2点のポイントをうまく解決する方法についてご紹介いたします。
↓↓↓
「あせもの掻きたい衝動を抑え治癒を早めるとともに予防する方法!」

あせもの「症状」に関する他の記事はコチラ!?

・あせもが全身に広がる原因と対処法や注意点!大人と子供別に!

・あせもによる色素沈着やガサガサをすぐ治す方法と注意点!

・脇のあせもの原因と対処法!薬のオススメや注意点もチェック!

・あせもとダニの違いや見分け方!対処法や注意点もチェック!

・汗疹の治療で大人の場合!薬のおすすめや注意点もチェック!

・あせもとじんましんの違いや対処法と注意点!湿疹との違いも!

・あせものかゆみを抑える方法や薬と注意点!かゆくない時もある?

・あせもがみみず腫れや膿をもった水ぶくれになる原因と対処法!

・あせもがふとももに出る原因と対処法!またずれとの関係も!

このページの先頭へ