痛み止め用座薬の市販の種類と効果時間や副作用!効かない時は?
座薬といえば高熱を下げる解熱剤のイメージが強いですが、痛み止め用の座薬もあります。
なので、痛み止め用座薬の効果、癌にも使われるのか、効果時間や下痢や便秘、眠気などの副作用、効かない場合について知りたいのではないでしょうか。
それから、痛み止め用座薬の市販薬の種類についても気になりますよね。
そこで今回は、痛み止め用座薬の市販の種類と効果時間や副作用、また、効かない時などについても詳しくお伝えしていきます。
痛み止め用座薬の効果や副作用は?効かない時も
普段通り暮らしている分には、歯の痛みや頭痛薬として、アスピリンやロキソニンといった痛み止めを使いますよね。
一方、経口摂取が難しいほどの痛みがある場合や、癌の転移などによる眠れないほどの強烈な痛みがある場合、飲むタイプよりも即効性があり、眠気を誘うので癌患者の治療としても使われるのが痛み止め用の座薬です。
そして、病院で処方されることの多い痛み止め用座薬といえば、ボルタレンサポが有名ですよね。
ボルタレンサポはジクロフェナクナトリウムを主成分にした座薬で、炎症や痛み、発熱などの原因とされるPG(プロスタグランジン)の合成を阻害し、痛みや発熱を鎮静化させる効果があります。
主に関節リウマチや変形性関節症、腰痛症、手術後の鎮静・消炎、急性上気道炎の緊急解熱などに使用されるそうです。
それから、前述の通り飲み薬に比べて痛みや熱に対して速く効き、胃腸障害が少なく、食事の時間も気にせずに使えて1歳以上の子供でも使用できるというメリットがあります。
そして、ボルタレンサポは使用から30分以内に効果が現れ、4~6時間ほど効果が持続するといわれています。
こうしたボルタレンサポのような痛み止め用座薬の副作用としては、下痢や便秘、腹部不快感、悪心、眠気などの副作用が現れるそうなので、使用後の運転は控えるようにしましょう。
効かない場合もある?
痛み止め用座薬は、根本的に痛みの原因を解決する効果のある薬ではなく、一時的な鎮静効果のみを持っているので、本当に痛い時にのみ一時的に利用する薬とされています。
そして、毎日使用し続けたりすると、耐性がついて効かなくなったりすることがあります。
なので、やみくもの使いすぎないようにしましょう。
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痛み止め用座薬の市販の種類は?
ボルタレンの場合、テープタイプなどに関しては市販もありますが、飲み薬や座薬は市販で購入することができません。
(関連記事:ボルタレン座薬の効果時間と副作用や使用する間隔!禁忌や期限も)
そして、市販薬として購入できる座薬で痛み止め効果があり、大人が使えるものというのはなく、こども用パブロン座薬というのは販売されていますが、大人への効果は十分ではありません。
そのため、痛み止め用の座薬が必要な時には病院を受診して医師に処方してもらうようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、痛み止め用座薬の市販の種類と効果時間や副作用、また、効かない時などについても詳しくお伝えしました。
痛み止め用座薬で病院の処方薬にはボルタレンなどがあり、経口摂取が難しい場合や癌などの強い痛みがある時にも、痛みを鎮静するために使われており、効果時間は6時間ほどで、即効性があることがメリットですが、下痢や便秘、眠気などの副作用があるとのことでした。
そして、ボルタレンに代わる痛み止め用座薬の市販薬は販売されておらず、こども用パブロン座薬なども大人には十分な効果がないため、必要な時は病院を受診して医師に処方してもらうようにしましょう。
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