ダイアップ座薬の使い方や効果と副作用!使用期限や体重の目安も

ダイアップ座薬は小児の熱性けいれんやてんかんの発作に効果的な座薬ですよね。

なので、ダイアップ座薬の使い方で間隔や体重別の使用量、使用期限や、犬、猫への使用、解熱効果、使用期限などについて知りたいのではないでしょうか。

それから、ダイアップ座薬の副作用なども気になりますよね。

そこで今回は、ダイアップ座薬の使い方や効果と副作用、また、使用期限や体重の目安についても詳しくお伝えしていきます。

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ダイアップ座薬の効果や副作用は?使用量も

ダイアップ座薬はジアゼバムを主成分とした小児の熱性痙攣やてんかんの痙攣発作に使用される座薬で、ダイアップの作用機序としては中枢におけるベンゾジアゼピン受容体への結合によるGABAの作用で、GABAの濃度を上昇させるようにして治療します。

なので、ダイアップ自体には解熱効果はないので、具体的に熱を下げるには他の解熱剤を併用する方が効果的とされています。

そして、ダイアップ座薬は使用後15分~30分程度、1日2回の使用で24時間以上効果が継続するそうなので、8時間ほどの間隔をあけて2回目を使用するのがちょうど良いそうです。

それから、ダイアップ座薬は小児で体重1kgあたり、1回0.4~0.5mgを1日1~2回、直腸内に挿入すると良いようです。

それ以上の体重の場合の使用量の目安は上の画像の通りだそうなので、参考にしてくださいね。

こうしたダイアップ座薬は副作用の可能性が低く、安全性の高い薬ですが、多少の眠気やふらつきなどは現れるそうなので、使用する間隔は守り、安静にした状態で使うようにしてくださいね。

ダイアップ座薬は犬や猫のてんかんにも効く

ダイアップ座薬は、子供だけでなく、犬や猫のてんかんや熱性痙攣にも効果があるそうで、1kgあたり40mgのダイアップ座薬を使用すると良いそうです。

ただ、人間用に処方されたものをそのまま犬や猫に使うのは危険なので、必ず動物病院で処方されたものを使用するようにしてくださいね。

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ダイアップ座薬の使い方は?使用期限も

ダイアップ座薬は、熱性けいれんやてんかんなどの症状が現れたとき、熱が37.5℃以上であれば直腸内に適量を挿入します。

そして、8時間の間隔をあけた後、2回目を使用するべきかどうかは発熱が持続しているかどうかなので、2回目のときに38℃以上あれば、2回目を使用するようにしてください。

このとき、間隔をあけている8時間の間に熱が上がったり下がったりしているような場合、2回目を使用するかどうか悩ましいと思いますが、38℃以上の熱が計測されてからあまり時間が経っていないのであれば、2回目を使用すると安全です。

それから、3回目は個人の判断で使用しては危険なので、2回目を使用しても熱が下がらず、状態が危なければ病院を受診し、医師に相談するようにしてくださいね。

ちなみに、ダイアップ座薬は処方されてからすぐに使用しなくても良く、冷蔵庫に保管しておいて、いざという時に使用しても良いのですが、使用期限は2年が限度と言われているので、それ以上経っていれば使用は控えて廃棄し、再度処方してもらってください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ダイアップ座薬の使い方や効果と副作用、また、使用期限や体重の目安などについても詳しくお伝えしました。

ダイアップ座薬は小児の熱性けいれんやてんかんに効き目がある座薬で、解熱効果はないので他の解熱剤と併用すると良く、犬や猫の熱性けいれんにも使用することがあるのでした。

そして、使用する目安の量をお伝えしたので、参考に使うと良く、副作用としては眠気やふらつきなどもあるのでしたね。

こうしたダイアップ座薬は1日2回、8時間あけて使用すると24時間効果が持続するのですが、2回目を使用する時の熱の高さの目安などもお伝えしたので、使用期限は2年を限度とし、安全な範囲で使用するようにしてくださいね。

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