アンヒバ座薬の大人と小児用の体重別使用量や期限!間隔や副作用も

アンヒバ座薬は、子供の高熱に使用されることの多い座薬なので、お子さんに処方されたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

なので、アンヒバ座薬の小児用の体重別の使用量や期限、大人には使えるのか、使い方で間隔のあけ方や、痛み止めとしての使い方、効果時間や副作用などについて知りたいのではないでしょうか。

それから、アンヒバ座薬の効かない場合や市販はされているのかといったことも気になりますよね。

そこで今回は、アンヒバ座薬の大人と小児用の体重別使用量や期限、また、間隔や副作用などについても詳しくお伝えしていきます。

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アンヒバ座薬の使用量や使用期限など

アンヒバ座薬は解熱や痛み止めの目的で座薬の中でも最も使われている解熱剤の一つで、0歳の赤ちゃんから処方されるのですが、体重別に使用量が決まっているので、まずはそれについてチェックしていきましょう。

出典:薬インフォHP

アンヒバ座薬には50、100、200の3種類があり、それぞれアセトアミノフェンが50mg、100mg、200mg含まれていて、年齢や体重別に上記のような量を使用することと決まっています。

このように、例えば3歳なら平均体重が15kg程度なので、100mgを1~2個程度使用のが適切な使用量ということになります。

そして、アンヒバ座薬は子供用の座薬であり、小さい子供や赤ちゃんが使用することをメインにしていて、大人が仮に使用したとしてもある程度の効果は得られますが、充分ではないため、大人に対しては処方されることは基本的にありません。

それから、アンヒバ座薬の使用期限は薬を処方されてから1~2年以内とのことで、市販はされておらず、処方のみの薬ですが、処方されたとしても必ずすぐに使用しなければならないわけではなく、冷蔵庫に保管しておいて必要な時に使うという使い方もできます。

なので、大人が子供用にもらったアンヒバ座薬を出して使うこともできなくはないのですが、それであればきちんと病院を受診して、大人用の解熱剤を処方してもらうようにしましょう。

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アンヒバ座薬の効果や副作用は?使い方や間隔のあけかたも

アンヒバ座薬は、解熱効果以外にも、上気道炎や咽頭炎、扁桃腺炎、耳下腺炎、肺炎、気管支炎、水頭症、髄膜炎、脳髄炎、熱性けいれん、胃、消化不良など様々な症状への効果が認められています。

これらに共通するのは38.5度以上の高熱が現れる点ですが、熱は変動するため、アンヒバ座薬はその効果を確実に得るためにも、38.5度以上の高熱が出て熱のピークを迎えたことを確認してから使用することがポイントになります。

もし、熱のピークがまだなのに使用してしまうと、効果が得られず、効かないといったことも起こりうるので、気をつけてくださいね。

そして、必要なタイミングで使った場合、アンヒバ座薬は使用後30分程度で、1~2時間後にピークが現れ、持続するのは4時間程度とされているので、使用する間隔としては4~6時間程度が適切とされています。

それから、使う時には、アンヒバは座薬なので、お尻の穴に入れて使い、子供を寝かせて両足を広げ、固定してから太くなっている方から肛門内に挿入してください。

そして、2分の1個を使用する場合は、上下や左右対称に切らずに、斜めに切って使用すると良いそうです。

また、アンヒバ座薬が硬くて肛門に入りにくいと傷みが現れ、子供が泣いて嫌がるケースが多いので、ワセリンなどをあらかじめ肛門に塗ってから使うとするっと入って子供も安心してくれるそうです。

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副作用は?

アンヒバ座薬の副作用としては、皮膚の発疹、食欲不振、下痢、吐き気などが現れるとされているので、こうした症状に気づいたら使用を中止し、医師に相談するようにしてください。

それから、重大な副作用として肝障害が出る可能性もあるので、充分に注意してくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アンヒバ座薬の大人と小児用の体重別使用量や期限、また、間隔や副作用などについても詳しくお伝えしました。

アンヒバ座薬は解熱剤として最も使用されることの多い座薬で、市販はされておらず、0歳の赤ちゃんから子供まで幅広く使用されるアセトアミノフェンを主成分にした安全性の高い処方薬ですが、大人には十分な効果が得られないことが多いので、子供の体重別の使用量についてお伝えしました。

そして、熱のピークを迎えたタイミングで使用しないと効かない場合があり、使う時にはワセリンなども使ってスルっと入るようにすることがポイントで、効き目が現れると4時間ほど続くので間隔は最低でも4時間あけると良いのでした。

それから、副作用としては消化器系の症状や、重篤な副作用なら肝障害が現れることがあるので、子供の様子を注意しながらチェックし、何かあれば使用を中止してくださいね。

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