足の内出血の原因や病気と傷みや腫れ等の症状!痛くない時は?

ぶつけた覚えがないのに、足に内出血が現れていることってありますよね。

そんな足の内出血の原因でむくみや、斑点がある場合は病気なのか、痛みがある場合、痛くない場合、しびれ、かゆい、腫れなどの症状について知りたいのではないでしょうか。

それから、足の内出血がある時に病院では何科かも気になりますよね。

そこで今回は、足の内出血の原因や病気と、痛みや腫れ等の症状、また、痛くない時についても詳しくお伝えしていきます。

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足の内出血の原因は?症状なども

皮膚の内出血は一般的にはあざと呼ばれていて、皮膚をどこかで打ってしまった時に内出血として発生し、皮膚の下で出血することで皮膚の内側が青くなったり、赤黒くなったりします。

そして、内出血ができたばかりのときはあざは青いというより赤くなっていることが多く、時間が経過するにつれて血液が劣化して赤黒く、青黒くなるそうです。

こうした内出血が足にできる場合は、たいがいがどこかにぶつけた衝撃でできているので、自分自身で気づくことが多いですし、気がつかないうちにぶつけてしまったことも考えられますよね。

そのほか、足のむくみが相当ひどく、足が腫れて、赤い斑点の湿疹が現れている場合は、うっ血性皮膚炎が原因で起きていることもあります。

でも、そうでない場合は次の通り、病気の可能性もあるので、チェックしていきましょう。

・ 紫斑病

紫斑というのは、内出血によるあざのことで、打ち身により発生する内出血ではなく、他の原因で皮膚や粘膜内に内出血が現れる病気なのですが、大きく分けてアレルギー性紫斑病と血小板減少性紫斑病の2つに分かれ、どちらの場合も痛みがありません。

そして、アレルギー性紫斑病は血管壁に炎症が起きる病気で、それにより内出血による赤や紫の斑点上の紫斑が発生することが特徴で、特に小学校高学年くらいまでの子供に発症することが多く、成人で発症するのは極稀だそうです。

それから、アレルギー性紫斑病は原因がはっきりしておらず、何らかの要因によって血液の中にあるIgA抗体が過剰反応を起こすからと考えられているそうです。

一方で、血小板減少性紫斑病は、血液中の血小板が減少して血が止まりにくくなる病気で、健常な状態で15~40万/ul程度含まれている血小板が、10万/ul以下にまで減少し、ほんの少しのことがきっかけで血が止まらずに内出血が増える病気です。

そして、こちらについても原因ははっきりと解明されておらず、何らかの要因で免疫異常を起こして血小板が破壊されることがわかっているそうです。

・ 白血病

紫斑病に比べると発症率はかなり低くなりますが、覚えがない内出血が多い場合は、血液中の白血球が異常に増殖し続けてしまう病気で、がんのような性質のことから血液のがんとも言われている白血病にかかっている可能性もあり、この場合も痛くはありません。

そして、白血球が異常増殖することにより、相対的に血小板の割合が減少し、紫斑病と同じような状態になり、血が止まらなくなったり、ちょっとしたことで出血を起こしやすくなるそうです。

それから、白血病が原因でできる内出血は、初期は小さな斑点上の紫斑であることが多く、気づいたら大きくなっていることが特徴なので、こうしたことがあれば医師に相談する必要があります。

・ 閉塞性動脈硬化症

足のむくみとともに赤い斑点が現れ、しびれや痛み、かゆみ、冷感がある場合は、閉塞性動脈硬化症といって、足の血液の不足により血管が細くなる疾患のおそれがあり、糖尿病や高血圧、脂質異常症、喫煙など動脈硬化の危険因子を持っている方に生じることが多いそうです。

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足の内出血がある時は病院では何科に行けば良い?対処法も

足の内出血で、単にどこかにぶつけてしまったり、むくみで生じている場合は、安静に過ごし、優しくマッサージなどを行なっていれば自然と治癒するでしょう。

しかし、紫斑病や白血病、閉塞性動脈硬化症などの重篤な病気にかかっている場合は、医師による詳しい診察が必要になります。

そうした時は、ひとまず病院で皮膚科を受診し、医師に診てもらってしかるべき科に案内してもらって検査を行なうことをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、足の内出血の原因や病気と痛みや腫れ等の症状、また、痛くない時についても詳しくお伝えしました。

足の内出血の原因について、ほとんどはどこかへ無意識にぶつけてしまったか、ひどいむくみから赤い斑点や腫れが現れることもお伝えしましたが、紫の斑点や痛くない場合は紫斑病、または白血病のリスクもゼロではなく、なかなか治らない場合は病気の可能性も考えた方が良いとのことでした。

なので、安静に過ごして、優しくマッサージなどを行なってもいっこうに良くならないようであれば、できるだけ早く病院で皮膚科を受診し、専門の医師に相談するようにしてくださいね。

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