亜急性壊死性リンパ節炎のストレスなどの原因と症状!入院は?

亜急性壊死性リンパ節炎とは、リンパ節炎の一種で、原因不明な点も多いですが、自然治癒も可能な疾患だそうです。

なので、亜急性壊死性リンパ節炎のストレスなどの原因と頭痛などの症状、小児の例もあるのか、膠原病との違いや、病院では何科かといったこと、血液検査や治療方法でステロイドや入院などについて知りたいのではないでしょうか。

それから、亜急性壊死性リンパ節炎はうつるのか、治らない場合もあるのか、再発のリスクなども気になりますよね。

そこで今回は、亜急性壊死性リンパ節炎のストレスなどの原因と症状、また、入院は必要か、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。

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亜急性壊死性リンパ節炎とは?原因や症状など

亜急性壊死性リンパ節炎は、リンパ節に炎症が起きるリンパ節炎の一種のことで、1972年にこの病気を報告した医師の名前から近年では菊池病と言われており、若い成人女性の発症が多い傾向にあります。

そして、原因ははっきりしておらず、ウイルス説、アレルギー説、ストレスによって引き起こされる局所の異常免疫反応説などが想定されていますが、いまだ明快な答えは出ていないようです。

それから、亜急性壊死性リンパ節炎を発症すると、扁桃腺の腫れや鼻づまり、頭痛、咳などの風邪に似た症状が現れ、その後、首周りのリンパ節が小指の頭ほどに腫れて痛むようになり、38度以上の熱が続くようになると言われています。

そして、発熱が1ヶ月以上続いたり、皮膚に発疹が出る場合もあり、体内の白血球が減少することで疲れやすくなったり、傷が治りにくくなったりするそうです。

膠原病とは違う?小児の場合は?

亜急性壊死性リンパ節炎と同じように不明な熱が現れる症例として膠原病もあり、これらの病気が続発したりする症例がよく報告されていることから亜急性壊死性リンパ節炎は膠原病の一種なのではないかという意見もありましたが、明らかな関連性は分かっていないそうです。

そして、亜急性壊死性リンパ節炎は10歳から30歳代の年齢層に主に発症する疾患で、平均発症年齢は27歳となっており、小児の事例はあるものの少数であることは間違いないそうです。

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亜急性壊死性リンパ節炎の診断方法や治療方法は?

亜急性壊死性リンパ節炎の症状が疑われる場合は、内科を受診すると、なんらかの急性の感染症が疑われ、まずは血液検査を行なうことが多いそうです。

そして、超音波検査、リンパ節を取り出しての生体検査を行い、リンパの流れや壊死の有無、白血球の数値から診断をしますが、亜急性壊死性リンパ節炎と診断するには時間がかかることも多いそうです。

それから、原因が分かっていないため、症状に対する効果的な治療法も確立されていないことから、発熱やリンパ節の腫れに対する対症療法や、体を安静に保つ保存治療法が主な治療法になるそうです。

そして、病院によってはリンパ節の腫れを抑えるためにステロイドを大量に投与することがあり、一時的に劇的に治っても薬を止めると再発したり、服用中も副作用が現れることもあります。

しかし、病気自体の治療率は高く、長くても3ヶ月ほどで自然に治癒し、亜急性壊死性リンパ節炎自体がうつるといったことはないので、空気感染などの恐れはないそうです。

そして、治らない場合や再発することも極稀な例ですが、場合によっては入退院を繰り返す場合もあったり、結核性リンパ節炎や悪性リンパ腫など重篤な症状と誤って判断することがないよう、医師の診断をしっかりと仰ぐようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、亜急性壊死性リンパ節炎のストレスなどの原因と症状、また、入院は必要か、といったことなどについても詳しくお伝えしました。

亜急性壊死性リンパ節炎は、若い成人女性に多く、原因はストレス性の局所免疫反応説などがありますが不明で、風邪に似た症状や長く続く高熱、リンパ節の腫れなどが起こりますが、対症療法や体を安静に保つこと、ステロイドの投与などで3ヶ月ほどで自然治癒するということでした。

そして、治らない場合は再発する例も極稀ですが、様々な点で解明されていない部分の多い病気なので、血液検査やその他の検査を行ない、医師の診断をしっかり仰ぐのが良いとのことでしたね。

このように、亜急性壊死性リンパ節炎はまだまだ不明な部分も多い病気ですが、決して治らないものではないので、冷静に医師の指示を聞いて対処するようにしましょう。

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