花粉症の検査方法と料金と時間やオススメのキット!病院は何科?

花粉症は春先に飛び始める花粉が体の中に入ったことに対するアレルギー症状で、これまで花粉症でなかった方でもかかる可能性があります。

なので花粉症のアレルギーの検査方法で血液検査や時間と料金、子供の検査や検査キットなどについて知りたいのではないでしょうか。

それから、花粉症の検査では耳鼻科など、病院では何科を受診すれば良いのかも気になりますよね。

そこで今回は、花粉症の検査方法と料金と時間やオススメのキット、また、病院は何科なのかといったことについて詳しくお伝えしていきます。

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花粉症の検査方法は?血液検査や検査キットなども!病院は何科?

花粉症は、花粉を吸い込むとそれに対するアレルギー反応としてくしゃみや咳が出るといった漠然としたイメージがある方が多いと思いますが、そもそもなぜ花粉症を発症するのでしょうか?

なぜ花粉でアレルギーが起こるの?

スギやヒノキを始めとした植物の花粉を吸い込むと、私たちの鼻は吸い込む空気を浄化してから肺に送り届けるという大事な働きがあるため、鼻の粘膜にある綿毛に花粉がくっついて鼻の奥に運びだそうとします。

ところが、花粉の量が大量だと運びきれずに残った花粉の蛋白成分が鼻の粘膜から染みこんできて、体の中に抗原として蓄積されていくのです。

そして、抗原である花粉が体内に入り込んだ際に、元々アレルギー体質の方はIgE(Immunoglobulin E)という抗体を作り出すのですが、この抗体が一定水準に達すると花粉症を発症することになります。

それから、水準に達すると花粉を吸い込んだ際にくしゃみや咳で花粉を追い出そうとするので、いわゆるアレルギー性鼻炎の症状が出るのですね。

こうしたアレルギー体質の強さは両親からの遺伝的な要因と言われているので、人によって異なり同じ環境で育っていても水準に達しない限りは一生花粉症を発症しない方もいれば、ある日突然発症する方もいるのです。

そのため、もしかして花粉症かも?と思っているなら、病院で耳鼻咽喉科、耳鼻科、眼科などを受診して、次のような検査を行い診断してもらいましょう。

血液検査

花粉症を引き起こす植物の花粉は、スギやヒノキ、ヨモギ、ブタクサなど約50種類あるとされているため、検査を行うことでこの中のどの花粉がアレルゲンとなっているのか特定する必要があるので、病院では血液検査を行い採血した血液中にそれぞれの花粉に対するIgE抗体の数値を調べます。

そして、IgEとはアレルゲンに対して働く抗体タンパク質のことで、アレルゲンごとに存在しているので、それぞれ調べていくことでアレルギー症状の原因を突き止めることができるそうです。

それから、血液検査ではアレルゲンの特定だけでなく、アレルギー症状を引き起こす度合いも6段階で確認することができるので、IgEの値が高ければ高いほど、アレルギーが発症する確率も高くなるとのことです。

皮膚検査

皮膚検査には、スクラッチテストと皮内テストがあります。

そして、スクラッチテストは花粉のエキスを皮膚にたらして針で少しひっかき、15~20分後にひっかいた皮膚の部分に反応が出るかを見るテストで、皮膚に反応が出た場合は花粉に対するIgE抗体があると診断されます。

それから、皮内テストは皮膚内に花粉のエキスを注射するテストで、注射してから10~15分後に反応が出るかを見つつ、反応の程度と大きさによって診断します。

さらに、目の検査もあって、こちらでは眼脂や結膜を専用のブラシを使って採取し、結膜や眼脂の中に好酸球が出るかどうかを顕微鏡で観察します。

最後に、鼻の検査もあって、鼻にアレルギーを起こすものを注入して鼻の粘膜の反応を観察する検査で、スギ花粉症では鼻の粘膜が真っ赤になり、ハウスダストによるアレルギー性鼻炎なら鼻の粘膜は蒼白になるなどの特徴があるそうです。

このように様々な方法があり、花粉症の検査は1歳未満の赤ちゃんでも可能ですが、血液の採取が難しい小さな子供の場合は、スクラッチテストなど簡易的な検査を行うこともあるようです。

いずれにしても、病院によって子供の場合は花粉症の検査を受けつけてくれないところもあるので、事前に問い合わせると良いでしょう。

検査キット

花粉症のアレルギー検査は自宅でもできるキットがあり、方法としては指先を針で刺して、血液を3~4滴採取し調べるのですが、多少ちくっとした痛みはあるものの血液検査ほど難しくもないので、慣れれば問題ないのではないでしょうか。

それから、なんといってもその場で結果が出るのが助かりますよね。

費用は?

花粉症の血液検査の費用は、病院や検査の種類によって異なるものの、だいたい3,000円~5,000円の間で、特定するアレルギーの数によって異なるようです。

一方、簡易的なスクラッチテストであれば料金は1項目ごとに420円しかかからないので、検査項目が少なければ血液検査より安く済みますし、鼻の検査もだいたい3,000円ほどになるそうです。

この中で最も精度が高く確実性があるのは血液検査になるので、どの程度本気で調べたいかによって決めると良いでしょう。

ちなみに、花粉症の検査は事前に医師に診断してもらって、医師が必要だと感じた場合にのみ保険が適応になり費用は3割負担で済むので、ここは注意しましょう。

また、自宅でできる花粉症の検査キットはインターネットなどで販売しており、価格が6,000円程度なので比較的高くつきますよね。

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花粉症の検査結果が出るまでにかかる日数は?

花粉症の検査では、血液検査の場合は検査項目によって結果が出る日数が変わり、基本的な項目だけなら数十分で分かるそうですが、項目を追加したり、選んだ項目によっては1~2週間待つことになります。

そして、血液検査以外の検査方法なら、基本的にはその場で結果が出るそうなので花粉症にかかっているかどうかだけでも知りたい方は簡易的な検査でも問題ないでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、花粉症の検査方法と料金と時間やオススメのキット、病院は何科なのかといったことについて詳しくお伝えしました。

花粉症では、耳鼻科や眼科を受診して検査をするのですが、中でも血液検査が最も正確度が高く、皮膚検査もあり小さな子供の場合は簡易的で負担をかけないスクラッチテストをすることが多く、自宅で検査キットもあるのでしたね。

そして、費用は血液検査だと3,000~5,000円で、それ以外なら検査項目によっては安く抑えられるのですが、検査キットは6,000円とやや高額でしたよね。

それから、検査方法によっては結果が出るまでの日数に違いがあり、血液検査が一番確実ですが一番待つ期間も長くかかる可能性があるので、まずは発症の有無だけを調べたい方は簡易的な検査でも良いのではないでしょうか。

また、花粉症の検査結果が出たら、体質改善で根本から治す方法も次の記事でチェックしましょう!
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「花粉症を体質改善で治す方法!効果的な食べ物や食事と漢方など!」についての記事はコチラ!

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