花粉症を体質改善で治す方法!効果的な食べ物や食事と漢方など!
花粉症を患っている方は、その時期になるとつらい鼻水やくしゃみで集中力が低下し、仕事が手に付かなくなるので本当に大変ですし、薬が手放せないですよね。
そこで、花粉症を体質改善で治す方法として、ヨーグルトなどの食べ物やお茶などの飲み物、油などがポイントの食事のレシピ、漢方薬や運動についても知りたいのではないでしょうか。
それから、花粉症に効くツボ療法についても気になりますよね。
そこで今回は、花粉症を体質改善で治す方法として、効果的な食べ物や食事と漢方などについて詳しくお伝えしていきます。
目次
花粉症を体質改善で治そう!食事や食べ物、漢方などのポイントは?
花粉症を患っている方は、多くの方が2月のスギ花粉が飛び始める頃から鼻水や鼻づまり、目のかゆみなどの症状が現れて、ティッシュも花粉症薬も手放せなくなってしまいますよね。
そして、花粉症は、今では日本人の4人に1人、合計で3000人ほどの方が罹患しているとされる国民病なのです。
今ではこれほど多くの方が苦しんでいる花粉症ですが、原因植物の花粉が急激に増えたわけではなく、現代人の食生活の変化や、人口増加による大気汚染の方が強く関連していると言われています。
ただ、同じ都会に生まれ育った方でも、花粉症の人と、花粉症にならない方がいますが、これは個々人が持つ免疫細胞の働きの違いが関連しています。
そのため、花粉症を治すには、対症療法を行うだけでなく、体の免疫力を鍛えなおすことで、根本から体質を改善することが最も効果的なのだそうです。
免疫力を高める食べ物と言えば?
私たちの体が持つ免疫力は、免疫細胞といって、その7割が腸内で生成されているとされています。
そのため、腸内環境を整え、善玉菌を増やし、悪玉菌を抑制し、理想的なバランスを保つことが体の元気を左右することになるのです。
そして、腸内環境を整えるのに効果的な食べ物と言えば、乳酸菌を多く含むヨーグルトが思い浮かぶ方が多いですよね。
でも、実は乳酸菌にも多くの種類があるので、どれを食べてもOKというわけではないようです。
その中で、花粉症に最も効果的な乳酸菌がBB536乳酸菌といって、森永のビビダスなどに配合されているそうです。
実際に、森永では花粉症患者44名を対象としたビフィズス菌BB536粉末を摂取させる実験を行っており、スギ花粉が飛び始める1ヶ月前から、13週間にわたって摂取したところ、花粉症の自覚症状が緩和され、血中マーカーも改善されたとの結果を公表しています。
このことから、BB536乳酸菌が含まれたビビダスなどのヨーグルトが体質改善に効果的で、花粉症の症状も緩和する効果があることが分かりますよね。
ただ、ヨーグルトだと効果を得るために大量に食べる必要があるので、効率的にBB536乳酸菌を摂取したいなら、粉末の方をオススメします。
食事のポイントは?オススメのレシピも
食生活も、体質改善や、体全体のバランスを整える目的で見直すことが花粉症対策につながります。
例えば、東洋医学では「気」「血」「水」の流れを改善し、体のバランスを整えるという考え方を持って治療を行います。
この考え方からすると、くしゃみや鼻水、涙といった水分が出る花粉症については、体内の水分を排出して、体を温めようとする体の自然な防御反応から起きていると捉えることができます。
そのため、食生活においては、体を温める食べ物を積極的に取り入れることで、花粉に対して体が示している反応をサポートし、促すことで体質改善につなげることができるのです。
なので、体を温める代表的な食材としては、
・ とうがらし
・ ネギ
・ ニラ
・ 芋類
・ りんご
・ みかん
・ うなぎ
・ ふぐ
・ 鶏肉
などがあるので、特に旬を迎えている時期のものを意識して摂ってみましょう。
例えば、こんなレシピが手軽に作れて、オススメです。
1、 うなたま丼ぶり
鰻は体を温め、卵と一緒に食べることでスタミナもたっぷり補給できます。
2、 ニラのチヂミ
冬が一番おいしくなるニラをたっぷり使った韓国風お好み焼きは、糸唐辛子もつけて食べるとより体があたたまってオススメです。
このように、様々な体を温める食べ物がある一方で、逆に体を冷やす食べ物もあります。
例えば、トマト、カニ、はまぐり、豆腐、納豆、豚肉、馬肉、バナナなどですね。
とはいえ、全く食べてはいけないということではないので、食べ過ぎには注意をしながら、どうしても食べたい時は火入れして温かい料理にしてから食べると良いのではないでしょうか?
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花粉症に効果的な漢方薬は?
花粉症の市販薬はたくさん販売されていますが、つらい症状を抑制する即効性の高い対症療法薬が多く、その分副作用も強いので、仕事中や運転中に眠くなってしまったりと、危険な思いをしている方も多いのではないでしょうか。
そんな中、漢方薬であれば、効き目はゆるやかですが、体質に合わせてじっくり使い、徐々に体質改善へと向かうことができるので、長い目で見て薬で花粉症をきちんと治したいと思っている方には漢方薬がオススメです。
そして、漢方薬はその人の体質(証)に応じて処方を変える必要があるため、一概にはどの漢方薬が花粉症に効果的とは言い切れないのですが、平均的な体質の場合は、次のような薬を処方されるそうです。
・ 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどを始めとしたアレルギー疾患全般に効果のある漢方薬で、特に冷え性の方にオススメだそうです。
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・ 苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)
胃弱・心疾患・重度高血圧・重度?慄然肥大などがある場合は、こちらを処方することが多いそうです。
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・ 葛根湯(かっこんとう)
冷え性ではないですが、がっちり体型で花粉症の症状がある方には風邪薬などでも有名な葛根湯が処方されます。
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病院では、こうした漢方薬に組み合わせて、一般的な西洋薬を用いることでより高い効果を期待できるとしているところもあるので、気になる方は両方を処方してもらえる病院を受診して、医師に相談してみると良いでしょう。
花粉症に効くツボ療法って?
花粉症やアレルギー体質の方は、次のツボがオススメなので、日頃から気づいた時に押してみると良いでしょう。
・ 三陰交(さんいんこう)
三陰交は、足の内くるぶしから4横指分上のところにあるツボで、一般的には婦人科系のツボとして知られていますが、血液の循環やホルモン分泌に関係性が深いツボなので、血行を促進させて体質改善へとつなげることができます。
・ 合谷(ごうこく)
合谷は手の親指と人差し指の間の骨の付け根の部分にあるツボで、反対側の手の親指と人差し指で挟み、ゆっくりと押すと、花粉症に効果的なだけでなく、便秘にも効果があるそうです。
こうしたツボ押しや、漢方の考えを前提にした薬や食生活を送ることで、体を冷えから開放し、自然治癒力を高めることで、冒頭でお話ししたような免疫力を高め、花粉症に負けない強い体作りをすることができるのですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、花粉症を体質改善で治す方法として、効果的な食べ物や食事と漢方などについて詳しくお伝えしました。
花粉症は、体の免疫力が関連しているため、免疫力を高めることを意識して、腸内環境を整えるBB536乳酸菌や、体を温める鰻やニラなど冬の旬の食材を意識した食生活を送ると良いのでしたね。
そして、漢方薬にも花粉症の症状を抑えながらその人の体質に合った体質改善効果のある小青竜湯などの薬があるので、気になる方は医師に相談してみると良いのでした。
それから、花粉症に効くツボも2つお伝えしたので、2月頃からやってくる花粉症の時期に備えて、今からじっくり取り組み、自然治癒力を高め花粉症に負けない元気な体作りをしましょうね。
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