花粉症の皮膚のかゆみが体の一部や全身に出る時の対処法と注意点
花粉症で皮膚のかゆみが出る症状は厄介で、春の時期は本当に苦しめられてしまいます。
そして、この花粉症によるかゆみにはわからないことが多く
・花粉症のかゆみ症状が顔、首、耳、頭皮や体全身の肌に出た場合に抑えるための対策は?
・皮膚のかゆみ症状の原因は?
・花粉症のかゆみは塗り薬や市販薬といった薬で対処できる?
といった疑問点があるのではないでしょうか。
そこで今回は、花粉症の皮膚のかゆみが体の一部や全身に出る時の対処法や上記の悩みなども説明し、注意点ついてもご説明します。
花粉症の皮膚のかゆみが体の一部や全身に出る時の対処法!
花粉症は体に入った花粉に対して免疫が過剰に反応し、ヒスタミンなどの物質を大量に放出することで、かゆみやくしゃみといった症状を引き起こすようになる、抗体の誤った反応によるもので体の誤作動のようなものなのです。
そんな、症状の一つであるかゆみの対策は
・かゆみが発生してもこすらない
・顔がよくかゆくなるので眼鏡やマスクを使う
・目がよくかゆくなるので目の周りにワセリンを塗る
・室内に持ち込まないようにするために帽子をかぶり、室内に入る前にできる限り花粉を落とす
・コンタクトレンズ使用者は使い捨てに変える
・できる限り花粉が酷い時期は外出しない
・寝具や洗濯ものは外に干さずに部屋干し、空気清浄機を使う
・鼻の洗浄を行う
・シャンプーを変える
・睡眠をしっかりとる
・ストレスをできる限り減らす
このように対策や対処法はたくさんありますが、考え方の基本はできる限り花粉に触れないこと、持ち込まないこと、免疫力を低下させないこと、持ち込んだとしても必ず除去できる状態にすることといったところなので、これらを意識すればよいでしょう。
また、花粉症のかゆみ症状は顔・首・耳・頭皮といった一部分以外に全身症状として出ることもあるので、まずは症状を重くしないようにするためにも免疫力を低下させないようにしてください。
そして、顔のかゆみは眼鏡やマスク、帽子といったものである程度防げるのですが、耳はヘッドホンといったものを使わないと防ぎにくいので、耳のかゆみ対策であるうがいや鼻洗浄、そして綿棒で優しくこするといったやり方も良いでしょう。
あとは、頭皮も首もできる限り花粉に触れないようにして、家に入る前に洋服や髪の花粉を徹底的に落として、家の中へ持ち込まないようにしてください。
花粉症対策の注意点は?
花粉症対策として、何となく良さそうと様々なことを実行している人がいますが、その行動そのものが間違っている可能性がありますので、一度自分が行っている対策を見つめなおしてみましょう。
というのも、窓を開けて換気するとか雨の日は飛散量が少ないといった知識は、実は間違いなのです。
というのも、雨の日でも花粉は同じ量が飛んでいて、雨が強ければ飛んでもすぐに地面に落ちてしまうのですが、降り始めた時にその場に居合わせると空にある花粉が地上に落ちてくるので花粉症の症状がむしろ出やすくなり悪化する確率が高いのですね。
また、雨が降ると気圧が低下するので体内のヒスタミンが増える確率が上がり、副交感神経が優位になってしまって、アレルギー症状が出やすくなるので雨の日は花粉症が悪化する可能性もあるので、マスクを外すといった行動はとらないようにしてください。
さらに、この時期は静電気が多発するような服を着ていると、花粉を家の中へ持ち込む確率が上昇するので、服装にもより気を付ける必要があるということも覚えておきましょう。
それと、花粉症は酒の飲み過ぎやタバコの吸い過ぎによって悪化する可能性が高いので4月の歓迎会などで飲み過ぎたりしないように注意しましょうね。
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塗り薬や市販薬は効果があるの?
花粉症になると、鼻や目の症状が目立つようになりますが、皮膚炎のような症状に苦しめられることも多く、肌が荒れたとか赤くなってしまって化粧水を塗ると、痛みが生じるようになったという方もたくさんいるのです。
特に、花粉症で鼻水がひどくなるのに顔に皮膚炎の症状が出てしまっている方は鼻をかむたびに痛みが生じるようになるので、非常に痛い思いをしてしまいますよね。
このような、花粉症による皮膚炎症状に対して有効な塗り薬は「ワセリン」といった普段から使われることの多いデリケートな肌に対して使えるものや、「オロナインH軟膏」といったものになります。
また、塗り薬以外にも内服薬も効果的で、「アレグラ」のような抗ヒスタミン薬を用いることを薦められることも多く、市販薬では「アレグラFX」という名前で販売されています。
ただし、このアレグラは症状が出る前に飲むことで効果が高まると言われているので、花粉症の時期になる前から飲み続けるといいでしょう。
しかし、花粉症による皮膚症状が重い場合は必ず皮膚科に行って花粉症だということを伝えて、塗り薬や飲み薬を処方してもらい市販薬ではなくそちらを使用するようにしてください。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、花粉症の皮膚のかゆみが体の一部や全身に出る時の対処法や様々な悩みなども説明し、注意点ついてもご説明しました。
花粉症による症状の一つであるかゆみは、一部だけ生じることもありますが全身に出ることもあり、まずは症状が重くならないようにできる限りの対策を講じることが大切ということでしたね。
そして、花粉症のかゆみ対策として市販されている塗り薬や飲み薬に頼るのも効果的ではありますが、症状が重くなってかゆみがどうしようもない状態になってしまったら、皮膚科に診てもらって薬を処方してもらうのが良いということでした。
このように、花粉症は対策を講じるのも色々と一苦労なので、まずは免疫力を落とさないようにして花粉症にならないように努めてください。
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