へパリーゼはいつ飲むべき?効果的な飲むタイミングと副作用!
へパリーゼといえば、二日酔い対策として居酒屋でも販売しているくらいなので、飲み会の多いときは女性でも飲み過ぎの時にお世話になっている方が多いと思います。
でも、実はへパリーゼはいつ飲むべきか、飲むタイミングなどがポイントなので、そうした飲み方やウコンなどの成分、種類、味などが知りたいのではないでしょうか。
また、へパリーゼは脂肪肝にも効果があるのか、副作用などの心配はないのかも気になりますよね。
そこで今回は、へパリーゼはいつ飲むべきか、効果的な飲むタイミングと副作用などについて詳しくお伝えしていきます。
目次
へパリーゼの成分や種類、効果は?副作用も
忘年会や新年会など、飲み会ラッシュになる年末年始は、二日酔い防止策として栄養ドリンクや胃腸薬にお世話になる方も多いですよね。
そんな二日酔い防止策として最もメジャーなのがヘパリーゼですが、意外とどんな成分でできていて、どのように飲んだら効果的なのかなど、知らない方が多いのではないでしょうか。
へパリーゼの成分は?
へパリーゼは、豚の肝臓に消化酵素を加えて加水分解した肝臓水解物と、ビタミン、ウコンなどの生薬を配合した滋養強壮剤です。
そして、この肝臓水解物は、既にアミノ酸やペプチドに分解されているので、効率的に消化吸収ができ、肝臓の働きをサポートし、アルコールを摂取した時のアセトアルデヒドの分解を助け、体を疲労から回復させる効果まであります。
そのため、へパリーゼの効能・効果を見ると、次の通り色々な症状に効果があることが分かります。
・ 滋養強壮
・ 胃腸障害
・ 栄養障害
・ 病中病後の肉体疲労
・ 発熱性消耗性疾患
・ 虚弱体質
・ 妊娠授乳期などの栄養補給
こうしたことから、悪酔いや二日酔いの予防ができ、二日酔いの症状を回復させ、疲労も回復させるという様々な効果が期待できるのですね。
へパリーゼは脂肪肝にも効果がある?
へパリーゼと言えば二日酔い対策のドリンクという印象が強い方が多いと思いますが、主成分の肝臓水解物は脂肪肝の改善にも効果的だとご存知でしたでしょうか?
そして、これは肝臓水解物が暴飲暴食やアルコールによって壊れた肝細胞の修復へ働きかけるだけでなく、肝臓の代謝を促進させるため、肝臓に溜まった脂肪を燃焼させて肝臓から排出する働きもあるからなのだそうです。
こうしたことから、次に紹介する医薬品のへパリーゼだけでなく、肝臓エキス配合のへパリーゼのサプリメントを日頃から摂取することで、脂肪肝の症状を改善する効果もあるそうですよ。
へパリーゼには錠剤タイプとドリンクタイプがある!その詳しい中身は?
へパリーゼには、第三類医薬品である錠剤タイプの「へパリーゼプラスII」と、ドリンクタイプの「新へパリーゼドリンク」や「へパリーゼHi」、第二類医薬品である「へパリーゼキング」などがあり、これらは薬局やドラッグストアで購入ができます。
そして、「へパリーゼW」や「へパリーゼAmino」などのドリンクは、清涼飲料水の扱いになるので、コンビニでも買うことができますが、上記とは含有成分が異なります。
それから、サプリメントの「へパリーゼW」粒タイプも出ていますよね。
錠剤とドリンクの違いは?
・ 錠剤
錠剤タイプのへパリーゼプラスIIは、滋養強壮効果のある肝臓水解物や、イノシトール、ビタミンB2、ビタミンE酢酸エステルを配合しています。
そして、用法・用量は1日2回・1回3錠までの服用と決められています。
・ ドリンク
ドリンクは前述の通り色々な種類があるのですが、中でも代表的な「新へパリーゼドリンク」だと、滋養強壮効果を示す肝臓水解物や、ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン、生薬のジオウ乾燥エキスや、ゴミシエキスが含まれています。
そして、それ以外にもコンドロイチン硫酸エステルナトリウムやタウリン、ニコチン酸アミド、ビタミンB2リン酸エステル、ビタミンB6が配合されています。
それから、ドリンクタイプの用法・用量は1日1回・1回1瓶(50ml)の服用と決められています。
このように、ドリンクと錠剤では有効成分の構成が異なるのと、肝臓水解物の含有量が、錠剤は1日量に600mg、ドリンクは1瓶中に200mgという違いがあるので、ドリンクの方が効果を感じるという方が比較的多いようですね。
・ 清涼飲料水の「へパリーゼ」は?
コンビニなどでも買える「へパリーゼW」などは、肝臓エキス120mgと、ウコンエキス54mgの2つを主成分とし、さらにコンドロイチンを配合している栄養ドリンクです。
そして、ウコンエキスの吸収を高める黒コショウ抽出物や、スッキリの悩みにも嬉しい食物繊維、ビタミンB2・B6なども配合されていて、味はぴりっとした辛さを少し感じる爽やかなオレンジ味とのことです。
それから、肝臓エキスは、天然で良質なレバーを分解したもので、肝臓を構成するタンパク質の原料を効率よく摂取する効果があります。
この他にも、すっきりアップル味の「へパリーゼWプレミアム」や天然カフェイン配合で爽やかなパイン味の「へパリーゼWスパークリング」など、色々な味のものが出ているので、好みに合わせて選ぶことができますよね。
副作用はないの?
へパリーゼには、重篤な副作用は現れにくいとされていますが、全くないわけではなく、次のようなものが報告されているそうです。
・ 発疹
・ 蕁麻疹
・ 頭痛
・ 顔面のほてり
・ 吐き気
・ 胸焼け
・ 下痢
・ 胃部膨満感
・ 尿酸値の増加
発疹や蕁麻疹は体質によって現れるものなので、体との相性が合わない場合こうした症状が現れたら使用を中止するようにしましょう。
そして、尿酸値については、へパリーゼを摂取することでプリン体の摂りすぎにつながり、尿酸値の増加につながることがあるそうです。
そのため、もともと持病やアレルギーがあるなど心当たりがあれば、使用前に医師か、薬局で薬剤師に相談するようにしてください。
へパリーゼの効果的な飲み方!
へパリーゼは、基本的に二日酔い防止のために飲酒の前に飲むものなので、飲酒30分前に飲むようにしましょう。
そして、錠剤であれば1日3錠まで、ドリンクであれば1日1本までと使用量が決められているので、用法・用量は守って飲むようにしましょう。
それから、もしもへパリーゼを飲み忘れたことに飲酒し始めてから気づいたら、飲酒直後にへパリーゼを飲むようにすると、二日酔い防止に少なからず効果的なようなので、試してみてくださいね。
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お酒の飲み方にもポイントが!二日酔い防止策は?
実はお酒の飲み方にもポイントがあるので、次の通りチェックして、二日酔いの心配なく、楽しくお酒を飲むようにしましょう。
1、 空腹で飲まない
空腹状態でアルコールを摂取すると、肝臓はアルコールの処理ができず、悪酔いしてしまうことが多いとされています。
そして、消化器官ではアルコールだけを吸収してしまうので、血中アルコール濃度が高くなりやすく、急性アルコール中毒になる方も多いそうです。
そのため、何かしら食べてからアルコールを飲み始めた方が良く、特にチーズや牛乳などの乳製品は胃の粘膜を守る働きがあるので、オススメですよ。
2、 脂肪分を摂る
オイルなどの脂肪分を摂ると、胃腸の中でかなりゆっくりと消化されていくので、食間にアルコールを摂ればお酒の吸収もゆっくりになって二日酔いになりにくくなります。
そのため、ダイエットが気になる方も、サラダのドレッシングや、ちょっとした揚げ物などだけでも一緒に食べると効果的ですよ。
3、 クエン酸もオススメ
レモンなどに含まれるクエン酸は、肝臓の機能を促進する効果があるので、飲酒の前に摂取しておくと効果的です。
そして、オレンジなど柑橘系の果物が一番良いですが、ぱっと食べてしまいたい場合は梅干しを一粒、口に含むだけでもOKです。
4、 炭酸系のお酒は避ける
シャンパンやビール、サワーなど、炭酸の入ったお酒はアルコールの吸収を促進させる働きがあるので、初めの1杯なら良いですが、何倍も飲むと酔いが進みやすくなるので、ほどほどにしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、へパリーゼはいつ飲むべきか、効果的な飲むタイミングと副作用などについて詳しくお伝えしました。
へパリーゼは、肝臓水解物やウコンなどの生薬を配合した滋養強壮剤で、錠剤タイプとドリンクタイプがあり、二日酔いの防止や症状の回復、疲労回復などの効果や、脂肪肝の改善効果もある医薬品と、清涼飲料水扱いでコンビニでも買える栄養ドリンクのへパリーゼがあるのですが、コンビニで買えるものは肝臓エキスを主成分としていて、同じく二日酔い防止の効果があり、オレンジ味など色々な味があるのでしたね。
そして、副作用の心配はあまりないのですが、発疹などのアレルギー症状や尿酸値の増加が心配されるとのことで、飲むタイミングとしては飲酒の30分前が最も効果的なのでした。
それから、お酒を飲むときの4つのポイントもお伝えしたので、それも参考にしつつ、へパリーゼを飲んで、二日酔いにならないようにお酒を楽しむようにしてくださいね!
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