気管支炎はどれくらいで治る?完治期間と仕事を休む時の注意点!

画像1気管支炎を発症すると、ひどい咳が何日も続き、発熱を伴うこともあって、体がだるくてつらいですよね。

そのため、気管支炎はどれくらいで治るのか、完治までの期間が知りたいのではないでしょうか。

また、気管支炎で仕事を休む時の注意点についても気になりますよね。

そこで今回は、気管支炎はどれくらいで治るのかといったことや、完治期間と仕事を休む時の注意点について詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

気管支炎はどれくらいで治る?完治までの期間!

画像2

気管支炎は、風邪などの病気で感染したウイルスや細菌がきっかけで起こることの多い気管支の炎症なので、風邪が長引いていると思っていたら気管支炎を発症していたという方も多いのではないでしょうか。

そして、激しく強い咳が続き、中には夜中も眠れないほど咳き込むことがあるので、体への負担も大きく体力を消耗してしまいますし、1回の咳で2kcalのエネルギーを使うと言われているため、激しい咳が続くと多くのエネルギーを消耗してしまうんですね。

なので、長い咳が続いていれば、できるだけ早く病院を受診した方が良く、必要があればレントゲン検査なども行うのですが、その場合、急性気管支炎、または慢性気管支炎と診断されます。

そして、急性気管支炎の場合は、ウイルスが原因であることがほとんどなのですが、このウイルスに対する特効薬というのはないため、対症療法を行なっていくしかありません。

そのため、完治までの期間はその人の免疫力や体力によるところが大きいので、はっきりとした症状が続く期間は決まっていないのですが、急性の場合は症状の持続期間が3週間までという決まりがあるそうです。

そして、3週間以上咳が続くようであれば、感染症ならマイコプラズマや百日咳感染、または肺炎や肺結核も考慮しないとなりませんし、さらに、感染症でないとすると、咳喘息や気管支喘息を疑う必要も出てきます。

また、3週間以上咳が続く場合、慢性気管支炎といって、長い方だと2年近く続く人もいて、原因はタバコやホコリ、ハウスダストやストレスと考えられており、完治まで長期にわたる可能性があるのです。

(関連記事:百日咳の症状で大人と子供の違いや治療法!感染経路と潜伏期間も)

気管支炎で仕事を休む時の注意点は?

画像3

気管支炎は、37.5~38度程度の発熱で、つらい咳が続き、病院を受診すると特効薬がないので自宅で療養するように言われることがほとんどです。

そして、インフルエンザなどのように出社停止扱いになる病気でもなく、仕事をしようと思えばできる程度の症状なので、仕事を休んだ方が良いのかどうか迷ってしまいますよね。

ただし、気管支炎は患者が思っている以上に体力の消耗につながり、免疫力が落ちることでなかなか治りづらくなってしまうので、気管支炎を発症してしまったら、少なくとも2日ないし3日ほど仕事は休んだ方が後々のためにも良いでしょう。

そして、病院で処方された薬があればきちんと服用し、水分をこまめに摂りながら食べられるものを食べて栄養を摂取し、少しでも回復するようにした方が良いです。

それから、症状が緩和してきて仕事に復帰する際は、気管支炎は人にうつす可能性が低い病気ですが、くしゃみや咳でウイルスや細菌が他の人へうつる可能性はゼロではないので、マスクを着用し、職場での手洗い、うがいを徹底するよう注意が必要です。

スポンサーリンク

気管支炎を早く治すための対処法のポイント!

画像4

気管支炎では、熱とひどい咳が特徴的な症状として現れるため、まずは熱で脱水症状にならないためにも、水分補給をこまめに行なうことが大切です。

そして、咳が続くと喉が乾燥するため、喉を潤すことを意識して、のど飴をなめたり、ハチミツの入った紅茶を飲んだりすると良く、パイナップルは痰を分解させる酵素が含まれているので、果物であればパイナップルを選ぶようにしましょう。

それから、緑茶には殺菌成分が含まれているため、お茶として飲むことはもちろん、うがい用に緑茶を使うのもおすすめですが、カフェインが含まれているため、就寝時には控えるようにしましょう。

このようなちょっとした工夫の積み重ねで気管支炎の症状は少しずつ良くなりますし、できることから試しながら、できるだけリラックスし、温かくして眠れば早くて10日ほどで回復することもできますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、気管支炎はどれくらいで治るのかといったことや、完治までの期間と仕事を休む時の注意点について詳しくお伝えしました。

まず、気管支炎には様々な原因があり、症状も最大3週間で治まる急性のタイプから、3週間以上続き長いと2年ほど続いてしまう慢性疾患のタイプと2種類に分かれるのでしたね。

そして、症状によって完治までの期間は異なりますが、急性の場合は自宅で療養し対症療法を行なうことが最も重要なので、仕事は少なくとも2~3日は休んだ方が良く、復帰する時は万一の感染の可能性を考えマスクの着用などが必要との注意がありました。

さらに、回復をサポートする食べ物や飲み物についてお伝えしたので、こうしたものを摂って温かくして眠れば、早くて10日ほどで回復するそうなので、試してみてくださいね。

スポンサーリンク

このページの先頭へ