虫刺されにマイザー軟膏を使う時の注意点!強さや効能や副作用!

画像2夏の暑い時期は虫も活発になり、虫に刺されることも増えてきて、「虫刺され」の薬を使うことも多くなるのではないでしょうか。

そんな虫刺されに効果があると言われているものにマイザー軟膏という薬がありますが、この薬のことはあまり知られておらず、わからないことも多いようですね。

また、マイザー軟膏はステロイドなのか、また、その強さはどのくらいなのかも知りたいところです。

そこで今回は、虫刺されにマイザー軟膏を使う時の注意点や、その強さや効能、副作用についてもご紹介いたします。

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マイザー軟膏の強さや効能、副作用についてはコチラ!?

マイザー軟膏はステロイド薬なのですが、そのステロイドにも強さの段階が5段階に分けられており、その強さは以下のようになります。

・1群 もっとも強力

・2群 とても強力

・3群 強力

・4群 中程度

・5群 弱い

と、このように分けられているのですが、マイザー軟膏はこのうちの2群となり、2番目に強いとても強力なステロイドです。

そんなマイザー軟膏の効能ですが、炎症を鎮める強い作用があり、短期間で皮膚炎をおさえ、腫れや赤みを速やかにとり、痒みや痛みをやわらげてくれる効果があります。

そのため、アトピー性皮膚炎をはじめ、さまざまな湿疹・皮膚疾患に広く使用されており、痒みや炎症がひどい虫刺されであれば、使われることもあるようです。

しかし、マイザー軟膏の副作用として、頭痛や発熱、まれに接触皮膚炎(かぶれ)を起こすことがあり、しばらく続けても少しも良くならなかったり、かえって悪化してしまう場合には使用を中断する必要があります。

他にも、例えば目に大量に入ると副作用として眼圧が上昇し、緑内障を引き起こす恐れがあるので注意が必要ですね。

また、長く続けているとステロイド特有の皮膚症状が出ることがあり、皮膚が白く薄くなり静脈が透けて見えてくることもあります。

ただし、そういった副作用は正しい用法用量を守って使っていればほとんど現れることはないので、安易に怯えず、安全に使うようにしましょう。

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虫刺されにマイザー軟膏を使う時の注意点についてはコチラ!?

虫刺されにマイザー軟膏を使う時とはどういう時かというと、ひどい炎症や痒みがある時に限られます。

なぜかというと、マイザー軟膏は2群に数えられるほど、とても強力なステロイド薬ですので、よっぽどひどくないと使われないというのが現状です。

しかし、その効果は絶大で、かなり即効性もあるため、どうしても早く治したい時などは使うのもいいのですが、注意点として、必ず用法用量をしっかり守るようにしましょう。

まず回数ですが、多くても少なくても効果が出づらくなってしまうため、原則1日2回は塗るようにし、皮膚が回復してきたら1回に切り替えるようにしましょう。

そして、塗る期間ですが、塗り始めてから3~4日で症状は改善されてくるのですが、その時にやめてしまうと症状がぶりかえしてしまうため、5~7日間は塗るようにしましょう。

と、このようにマイザー軟膏を使う時にはさまざまな注意が必要なため、医師の指示の元に使うようにして、不安なく治療していきましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まず、マイザー軟膏はステロイドで2群とよばれるとても強力な薬なのですが、炎症を鎮めて痒みや赤み、腫れなどを抑えてくれる効果があるということでした。

そして、副作用としては頭痛や発熱、まれにかぶれを引き起こしたり、眼圧が上昇して緑内障になる可能性もあり、また、皮膚が薄くなってしまうこともあるということなので、副作用が起こらないように用法用量は守る必要があるのでしたね。

そのため、虫刺されにマイザー軟膏を使用する時は、1日2回、塗る期間は5~7日間は塗り続けるということを原則として使うようにしましょう。

最後に、マイザー軟膏をはじめとしたステロイド薬は高い効果がありますが、正しく使わないと逆効果になってしまう可能性もあるため、使う時は慎重に使うようにしましょうね。

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