水いぼの薬にゲンタシン軟膏を使う時の注意点!効果と副作用も!
皮膚のトラブルでお悩みの方は、ゲンタシン軟膏という薬を使われたことがあるのではないでしょうか。
このゲンタシン軟膏は、ニキビの治療薬としてなど肌トラブル全般に使えるのですが、果たして水いぼにも使用できるのか、気になりますよね。
また、いざ水いぼの薬としてゲンタシン軟膏を使うとしても、使う時の注意点や、その効果や副作用についても知っておきたいところです。
そこで今回は水いぼの薬にゲンタシン軟膏を使う時の注意点や、その効果と副作用についても紹介いたします。
目次
ゲンタシン軟膏の効果と副作用!
まず、ゲンタシン軟膏はゲンタマイシン硫酸塩と呼ばれる抗生物質の成分が含まれる軟膏で、臭いはせず無臭、半透明で伸びがよく、昔から様々な皮膚トラブルの時に使用されている薬です。
そんなゲンタシン軟膏の効果は、ニキビ、ヘルペス、おできやとびひなどの皮膚感染症から火傷や虫さされ、切り傷や床ずれなどの外傷と幅広く、傷口の細菌の増殖を抑え、二次感染を防ぐ作用があります。
また、副作用としては発疹や発赤、かゆみや腫れなどの過敏症状があるようですので、使用する際は注意が必要です。
水いぼの薬にゲンタシン軟膏を使う時の注意点!
水いぼの治療薬としてゲンタシン軟膏を使うことはできるのですが、ゲンタシン軟膏の成分では水いぼの原因であるウイルスを根本から退治することができないため、水いぼのさらなる感染を防ぐという目的のためにゲンタシン軟膏が使われることが多いそうです。
したがって、ゲンタシン軟膏では水いぼ自体を治療させることはできないため、その点は注意が必要ですね。
それでは、水いぼに対してできる対処法にはどんなものがあるのか、次は水いぼへの対処法について見ていきましょう。
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水いぼの治療法についてはコチラ!?
水いぼを治療するには、「ピンセットで取り除く」、「イソジンを塗る」、「ヨクイニンを飲む」などの方法があるのですが、外見上気にならなければ特に治療の必要はないと言われています。
ただ、放置すると他人にも伝染しますし、施設によってはスイミングなど禁止されてしまうこともありますのでなるべくなら早く治したいところですよね。
ちなみに、ピンセットで取り除くという方法は荒療治でなかなか痛みを伴うため、子供にとっては大変辛く、トラウマになってしまう可能性もあり、あまり選択したくない方法です。
そこで、痛みを伴わない水いぼ治療法についてですが、これは「イソジンを塗る」という方法と、「ヨクイニンを飲む」という方法があります。
・イソジンを塗る
自宅での水いぼ治療で比較的多く使われているのがイソジンきず薬(明治きず薬)で、この治療方法はとてもシンプルなのですが、イソジンきず薬を綿棒につけて水いぼに一つずつ塗っていくというものです。
これは毎日塗り続ける必要があるためかなり根気が必要となりますが、しばらく続けるとイソジンの主成分であるポピヨンヨードが水いぼに効いて水いぼがしぼんでいき、早ければ一ヶ月で治る人もいるようです。
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・ヨクイニンを飲む
イソジンと同様に水いぼの治療に効果があると言われているのが「ヨクイニン」で、ヨクイニンはハトムギからできた生薬で角質層の新陳代謝異常を正常に戻す働きがあると言われています。
そのため、このヨクイニンをハトムギ茶やヨクイニンタブレットなどから服用することで、体の内側から水いぼを治すことが期待できるのですね。
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と、このように根気はいりますが痛みを伴わない治療法もあるため、ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まず、ゲンタシン軟膏の効果は、ニキビ、ヘルペス、おできやとびひなどの皮膚感染症などの細菌の増殖を抑え、二次感染を防ぐというものでしたね。
しかし、水いぼの薬として使おうと思っても、水いぼのウイルスを退治することはできないため、水いぼを治すためではなく、水いぼの感染が広がらないために使うと良いということでした。
そこで、水いぼへの対処法としては、ピンセットで取り除いたり、イソジンを塗ったり、ヨクイニンを飲むという方法をご紹介しましたが、効果が出るまでの時間や痛みの有無が異なりますので、自分に合ったものを試してみるのが良いということでした。
最後に、水いぼは放っておくと人にうつってしまいますし、施設によっては通園やスイミングが禁止されてしまうこともありますので、今回紹介したことを元に、なるべく早く治すようにしていきましょうね。
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