水いぼにハトムギ茶などのお茶が効く理由や効果と上手な選び方!
子どもにできやすい「水いぼ」の治療法として、皮膚科でピンセットを使って芯から取る場合や、液体窒素で菌を死滅させる方法がありますが、どちらもとても痛いことで有名ですよね。
水いぼの場合、放っておけば自然治癒するとも言われていますが、その期間には個人差があり、何年も掛かる子もいるのだとか。
そのため、痛みを伴わずに早く治してあげる方法は無いかと調べて、「ハトムギ茶」などのお茶を飲ませている親御さんも多いようです。
そこで今回は、水いぼにハトムギ茶などのお茶が効く理由や効果と上手な選び方をご紹介いたします。
目次
水いぼにハトムギ茶が効く理由や効果はコチラ!?
水いぼの正式名称は「伝染性軟属腫」と言われる伝染性の皮膚病で、ハトムギ茶に含まれる「ヨクイニン」という成分を摂取することで、菌への免疫ができ、改善が見られると言われています。
正確には、ヨクイニンはハトムギの皮を除いた種から作られる生薬で医薬品の扱いになり、病院でも錠剤や粉末、噛み砕いて服用する錠剤のチュアブルなどで処方されています。
またハトムギには、タンパク質やカルシウム、カリウム、鉄、ビタミンB群、ナイアシン、脂質、糖質などが含まれています。
そのため、それらの成分が、皮膚の新陳代謝を高めて、皮膚細胞を新たに作る効果があるので、水いぼ治療に効果があるようです。
水いぼに効くハトムギ茶の上手な選び方はコチラ!?
ハトムギ茶はドラッグストアやスーパーでも市販されていて、様々な種類があり、値段もかなり差がありますよね。
ただ、それらの成分を見て比較してみると、ハトムギ100 %のタイプと、大麦や烏龍茶など他のものをブレンドしているタイプがあるのだとか。
もちろん、ブレンドされているタイプでも、まったく飲まないよりは効果があると思いますが、ハトムギ100 %のものよりも効果は薄れてしまう可能性が高いです。
一方、ハトムギ100 %のタイプだと苦みが強く、小さなお子さんが飲みにくい場合もあるそうですが、その趣向にも個人差があり、ハトムギ100 %でも意外と美味しく飲めてしまう子もいるようです。
なので、まずはハトムギ100 %のお茶で試してみて、苦みやクセで飲めないようでしたらブレンドタイプに変えることをおすすめします。
そして、ハトムギ茶はノンカフェインなので、お子さんやご高齢の人でも安心して飲むことができるそうですよ。
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水いぼには板藍茶も効果がある?注意点は?
また、他にも水いぼに効果が高いと言われているお茶が漢方の「板藍茶(ばんらんちゃ)」で、このお茶にヨクイニンの粉末を溶かして飲む人も多いのだとか。
板藍茶は、アブラナ科のホソバタイセイの根を乾燥した板藍根から成る生薬で、抗菌、抗ウイルス、解熱鎮痛の効果があると言われています。
そのため、水いぼの治療だけでなく、インフルエンザの予防のために飲む人も多くいるそうですよ。
ただ、板藍茶は飲む量に注意が必要で、大人であれば1日6包まで、30 kg以下のお子さんは2包までを目安に飲むのが良いそうです。
また、身体を冷やす作用があるそうなので、すでに冷え性でお悩みの人は飲むのを控えた方が良いかもしれません。
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水いぼに効くハトムギは食用もある?
ハトムギと聞くと「ハトムギ茶」の印象が強いと思いますが、実はお米と混ぜて炊いたり、スープや煮込みに加えたりなど、食材としても使えることをご存知でしょうか?
私も実際に子どもの頃に水いぼに悩まされた思い出があり、その際に母がバター醤油で炒めてくれて、おやつ感覚で美味しく食べていました。
そして、食材用のハトムギは殻も取ってあるため、もちもちした食感と噛みごたえがあり、そこまでクセも強くないので、とても食べやすかった印象があります。
また、サラダのトッピングに加えて味のアクセントとして使用したり、デザート作りの材料に使う人もいるそうですよ。
ハトムギ茶には利尿作用があるので、たくさん飲むとトイレが近くなりますし、お腹が緩くなる子もいると思いますので、そんな場合は食材としてハトムギを食べてみるのもおすすめです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、水いぼにハトムギ茶などのお茶が効く理由や効果と上手な選び方をご紹介いたしました。
ノンカフェインのハトムギ茶は、お子さんがたくさん飲んでも安心なので、毎日飲み続けることで少しずつ、水いぼを改善していきたいですよね。
また、板藍根茶は飲む量に少し注意が必要ですが、こちらも効果がありそうなので、ぜひ試してみてください。
そして、食材としてのハトムギもおすすめですので、お米に混ぜたり炒めたりと、アレンジしてバリエーションを楽しみながら食べてみてくださいね。
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