水いぼの自然治癒で完治までの期間!放置するとどうなる?

画像1夏の暑い時期になると子供が感染することが多い水いぼですが、治療方法は色々あるものの、医師でも自然治癒を勧める方が多いようです。

ただ、水いぼを自然治癒で治そうとすると、完治までの期間はどれくらいかかるのか、知っておきたいですよね。

また、水いぼを放置するとどのような心配があるか、注意点なども気になるのではないでしょうか?

そこで今回は、水いぼの自然治癒で完治までの期間や、放置するとどうなるのかといったことについて詳しくお伝えしていきます。

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水いぼの自然治癒で完治までの期間は?放置するとどうなる?

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水いぼは、伝染性軟属腫といって、ウイルスが原因で感染する皮膚の炎症のことを言い、特に5歳前後の小さな子から15歳までの子供がかかりやすいそうです。

そして、水いぼは、硬くガサガサした一般的ないぼと違い、表面がツルツルとしていて水疱型の発疹で、サイズは直径3mm~5mm程度なのですが、かゆみを伴わないことが一般的だそうです。

ただし、症状には個人差があり、サイズも大きなものから小さなものまで様々あり、はじめから痛みやかゆみを伴う場合もあるので、やっかいですね。

しかし、水いぼで皮膚科に行って治療法を聞いてみると「基本的に自然治癒で治る」という医師が多いのですが、自然治癒で大丈夫なのか、どれくらいの期間がかかるか気になりますよね。

水いぼの自然治癒で完治までの期間!放置するとどうなる?

水いぼを自然治癒で治そうとして放置すると、炎症部分を触った手で他の皮膚を触ることによって他の部位へといぼがうつり、少しずつ数が多くなっていきます。

そして、ひとつひとつサイズが大きくなっていくのですが、やがて体の中でウイルスに対する免疫が成立すると、自然治癒ができるそうです。

それから、通常は半年から1年で完治すると言われていますが、これも個人差があり、2年間かかる方もいます。

こうした自然治癒の方法は、ステロイド薬などの異物を体の中に取り込むことなく、人間の本来の力で治すことができるので安心という方もいますよね。

ただし、特に治りかけの頃になると、炎症部分にかゆみが生じて、手でついかき壊してしまい、水疱の内容液が出てくるとそこからウイルスが全身に広がってしまいます。

そして、とびひ状態になってしまい、化膿したじゅくじゅくとした炎症が全身にできてしまって、せっかく治りかけたのにまた水いぼを繰り返すということになりかねません。

そのため、皮膚科でピンセットで痛みを我慢しながらとる対処法や、レーザー治療など大がかりなことは避けたいけど、もう少し工夫ができないかという方には、次のホームケアがオススメです。

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水いぼのホームケアにはイソジンがオススメ!飲み薬も!

前述の通り、水いぼのウイルスに対する免疫が成立するまでに悪化を防ぐことができれば、安心して自然治癒を待つことができるので、

・サイズが大きくなる前に防ぐ

・手でかき壊して悪化するのを防ぐ

といった目的を満たすために、市販で気軽に購入できる商品を使った自宅のホームケアをオススメします。

自宅でできる水いぼのホームケアには、

・イソジンを塗る

・漢方薬を飲む

の2つがあります。

水いぼのホームケアの詳しい方法は?注意点も!

1) イソジンを塗る

イソジンというとうがい薬が圧倒的に有名ですが、水いぼには「イソジンうがい薬」ではなく「イソジンきず薬」と「イソジン軟膏」を使うので間違えないようにしましょう!

そして、イソジン軟膏の主成分は「ポピドンヨード」で、優れた殺菌作用があり、ウイルスを死滅させる効果があるので、水いぼのウイルスを退治する作用があるそうです。

それではまず、次の5つを用意しましょう。

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・イソジンきず薬(明治きず薬)

・イソジン軟膏(明治きず軟膏)

・コットンボール(あれば)

・ガーゼとテープ、または絆創膏

そして、次の手順で患部に塗っていきます。

1) コットンボールにイソジン軟膏を含ませてからピンセットでつまみ、患部に蓋をするようにちょん、ちょんと塗りつけます。

2) さらに患部を覆うようにして、イソジン軟膏を塗ります。

3) その上に、イソジンきず薬をたらして染みこませたガーゼを乗せ、テープでガーゼを押さえます。

以上を毎日1度行うと、だいたい4日ほどで水いぼがキレイに消えてなくなるそうですよ!

ちなみに、ガーゼの代わりに絆創膏でも良いですが、貼りっぱなしにしていると内部で細菌が増殖してかえって悪化してしまうため、その都度取り替えると良く、大きめで優しく患部を包み込むタイプがオススメです。

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それから、漢方薬の紫雲膏をイソジン軟膏の代わりに使うのも効果的だそうです。

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そして、紫雲膏は天然由来の成分のみが含まれているので、安全度が高く、顔や陰部などデリケートな部分の水いぼにも使用できるので便利ですね。

ただし、紫雲膏は患部が乾燥して痛みを伴う傷や比較的軽い傷、分泌物が少ない傷に適しているとされ、化膿したりただれたりした傷には不向きなので注意が必要です。

また、紫雲膏に含まれているごま油などによってアレルギーを起こす方もいるので、もしも使用後に発疹が現れるなど、炎症がひどくなるようであれば使用を中止しましょう。

2) 漢方薬を飲む

水いぼに効果的な漢方薬の「ヨクイニン」は、はと麦の皮をむいた種子から作られる薬で、顆粒と錠剤があり、肌荒れやニキビなどの肌トラブルにも効果的です。

そして、水いぼの場合は皮膚科で相談すると保険適用内で処方してもらうことができ、薬局でも購入することができるので便利ですね。

ただし、漢方薬のため、即効性は薄く、だいたい3ヶ月~半年くらいかかる方が多いようで、まったく効かないという方もいるので注意が必要です。

このような自宅でできるホームケアも行いながら、基本的には自然治癒を待つのが最も体への負担も少なく、周りへうつす心配も少なくて、オススメですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、水いぼの自然治癒で完治までの期間や、放置するとどうなるのかといったことについて詳しくお伝えしました。

まず、水いぼを自然治癒で治そうと放置すると、炎症部分を触った手による接触感染で、他の部位へとうつり、いぼの数が増え、サイズも大きくなっていきますが、ウイルスに対する体の免疫が成立すると、半年から1年で完治する方が多いのでしたね。

ただ、これには個人差もあり、かゆみが生じると手でかき壊してしまって、そこからとびひになることもあるので、自宅でできる気軽なホームケアも試すようにオススメしました。

そして、イソジンや紫雲膏を使った方法なら1週間で治る方もいて、ヨクイニンなどの漢方薬も時間はかかるけれど安全ですので、オススメなのでしたね。

水いぼは悪化するとやっかいなので、体に負担がなく自宅でできるものは試しながら、できるだけ早く治すことをオススメします!

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