ヘルパンギーナのうつる期間に要注意!兄弟での感染もチェック!
一度かかってしまうと、高い熱と喉の痛みで数日間つらい思いをしてしまうのがヘルパンギーナという三大夏風邪にも数えられるウイルス性感染症です。
このヘルパンギーナは夏場に流行するため、どうしても感染してしまうことがあると思いますが、かかってしまうとうつる期間はどれくらい続くのでしょうか。
また、兄弟への感染はどの程度気をつけたらよいのでしょうか。
そこで今回は、このヘルパンギーナのうつる期間や兄弟での感染は大丈夫なのかなどについてご紹介いたします。
目次
ヘルパンギーナにかかる原因や症状とは?
ヘルパンギーナとはエンテロウイルス群の主にコクサッキーA群ウイルスが原因で発症する夏風邪の一種です。
このヘルパンギーナの特徴は突然38度~40度くらいの熱が出ることや、喉の奥や上あごに水疱ができることですが、この喉の水疱が潰れると強い痛みを感じ食事や水分がとりづらくなってしまうので、とても辛い病気のひとつですね。
また、一度かかってしまうと特効薬などがなく、症状を緩和する対症療法で自然に治るのを待つしかないのですが、だいたい高熱は3~5日、水疱は一週間程度でよくなることが多いそうです。
ヘルパンギーナのうつる期間と感染力についてはコチラ!?
ヘルパンギーナの感染力がもっとも強いと言われているのは、発症後の発熱時で、この熱は3日ほどで下がり、回復期に入ります。
この熱が下がって2日ほど経つと感染力も弱まりますが、熱が下がった後も2週間~4週間はよだれやつば、糞便などからウイルスが排出されているため、これらへの接触を介してヘルパンギーナがうつる可能性があります。
そのため、うつる期間は約一ヶ月と考え、その期間は手洗いやうがいをしっかりするようにし、二次感染に注意した方がいいといえるでしょう。
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兄弟での感染についてはコチラ !?
もしも兄弟でどちらかがヘルパンギーナにかかってしまった場合ですが、ヘルパンギーナの感染力は高いため、注意しなくてはうつってしまい、どちらもヘルパンギーナになってしまう可能性があるので、感染が拡大しないように以下のことに注意しましょう。
・感染した人には近づかない
冷たいようですが、夏風邪をひいている子供には近づかないというのが一番の予防になるため、兄弟のうちどちらかが感染している場合は、できるだけ接触させないようにし、可能なら別室で隔離したり、たとえばマスクなどをするようにして感染を防ぎましょう。
・おもちゃに注意する
唾液や鼻水が付着したおもちゃを介してヘルパンギーナが感染することもあるので、おもちゃの貸し借りは慎重にして、ほかの子供が舐めたおもちゃを口に入れたりすることがないよう注意しましょう。
・大人が媒介しないようにする
ヘルパンギーナに感染すると便からウイルスが排出されるため、オムツ替えやトイレの後はしっかり手を洗って、自身が感染しないように気をつけましょう。
・消毒するようにする
たとえば、0.02パーセントの次亜塩素酸ナトリウムや消毒用エタノールでおもちゃなどを消毒するようにして、感染を防ぐのもいいでしょう。
このように、もしも兄弟でどちらかが感染してしまった場合は注意し、さらなる感染拡大を引き起こさないようにしっかりと対策していきましょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まず、ヘルパンギーナとはウイルス性の感染症で、高熱や喉の痛みなどが症状としてあり、夏に流行する夏風邪の一種でしたね。
そのうつる期間ですが、大体約一ヶ月とみて、その期間は手洗いやうがいを徹底する必要があるということでした。
また、兄弟での感染にも注意が必要で、基本的には接触を減らすようにし、たとえば共通のおもちゃなどは消毒するようにしたりして感染を防ぐようにするのがいいということでしたね。
最後に、ヘルパンギーナはとても辛い症状がある病気ですので、もしも子供がなってしまった場合には感染には気をつけつつも、しっかりと看病して寂しい思いはさせないようにしましょう。
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ヘルパンギーナの感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?
ヘルパンギーナに感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。
なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。
それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。
つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえヘルパンギーナの原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。
そこで、続いて免疫をつける最も効率の良い方法についてご紹介いたします。
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