ヘルパンギーナの薬で大人と子供向け!痛み止めや抗生物質など!
ヘルパンギーナは、夏に乳幼児がかかりやすいウイルス性の風邪の一種です。
この病気は高熱が出て、喉が痛いので辛いのですが、痛み止めに良い薬はないか、知りたいですよね。
また、ヘルパンギーナの薬で子供用と、大人用といったものはあるのでしょうか?
さらに、ヘルパンギーナに抗生物質や座薬といった対症薬はあるのかも気になりますよね。
そこで今回は、ヘルパンギーナの薬で大人と子供向けのものや、痛み止めや抗生物質などについて、詳しくご紹介していきます。
目次
ヘルパンギーナの薬で大人と子供向け!痛み止めや抗生物質など!
ヘルパンギーナの症状の特徴は、初期に39~40度の高熱が出て、喉に水疱ができ痛みを感じるということです。
そして、体がだるくなり食欲が落ち、水分を摂ることも困難になるため、栄養失調や脱水症状になる危険性があります。
特に小さな子供がかかりやすく、暑い季節に水分も摂れなくては辛いですよね。
けれど、現在のところ、ヘルパンギーナ用のワクチンはないとされています。
なので、ヘルパンギーナにかかったら、症状や目的に応じて次のように対症薬を使い分け、自然治癒を待ちましょう。
ヘルパンギーナの症状を和らげる薬の大人と子供向けはコチラ!?
1)子供用に安全な解熱・鎮痛剤を選ぶ場合…アセトアミノフェン
小児用に処方されることの多い「カロナール」は、病院で受診すると処方してもらえる座薬です。
これは、熱・痛みを抑制するアセトアミノフェン(A)に加え、カフェイン(C)とエテンザミド(E)という要素を加えて解熱・鎮痛の効果を高めるACE処方でできています。
また、胃への副作用が軽く子供も安心して使えるといわれています。
ちなみに、こうした子供用の座薬を大人が使っても特に問題はありません。
2)大人でヘルパンギーナにかかり、なかなか病院に行けない場合の鎮痛・解熱剤…イブA錠やロキソニンなどの市販薬
即効性があり、とりあえず解熱や鎮痛はできるかもしれません。
しかし、医療用との違いは、1日に何回と決まっておらず、症状が出たときに服用できる頓服(とんぷく)にすぎず、用法や容量、効能や効果が異なるので、心配であればきちんと病院で受診しましょう。
特に、大人でヘルパンギーナにかかると、重症化する恐れがあるので注意しましょう。
3)大人も子供も使えて、喉の痛み・かゆみを抑える薬…抗ヒスタミン系の塗り薬
ヘルパンギーナは、喉の水疱の痛みやかゆみがひどく、水分も喉に通らないほどでつらいですよね。
なので、かゆみを我慢できなければ抗ヒスタミン系の塗り薬を、また、口の中の水疱の痛みが辛ければ口内炎用の軟膏を塗りましょう。
この時、口内が不潔な状態で薬を塗っても効果がないため、うがい薬などで口内を清潔にしてから、患部に適量を塗るように注意しましょう。
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ヘルパンギーナにかかった時のオススメの食事はコチラ!?
ヘルパンギーナにかかると、喉の痛みが辛くてほとんど何も喉に通らなくなりますよね。
けれど、それで水分も摂らずにいると、脱水症状にかかる可能性があるので注意が必要です。
そこで、ヘルパンギーナにかかった時のオススメの食事なのですが、刺激が少ない汁物やゼリー系などが適切です。
例えば、短く切ったうどんや、攪拌してなめらかにした野菜のスープ、ゼリーなどはいかがでしょうか?
特に、小さな子供が水も飲みたがらない場合は、少しずつでも良いので飲ませるように努力しましょう。
そして、乳児がヘルパンギーナにかかると、痙攣を起こし重症化する可能性もあるので、自己判断をせず、なるべく早く病院で受診することをオススメします。
そうすれば、病院で点滴治療などを施し、早期回復する可能性もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ヘルパンギーナの薬で大人と子供向けのものや、痛み止めや抗生物質などについて、詳しくご紹介しました。
まず、ヘルパンギーナの薬で子供向けのものは比較的安全とされるアセトアミノフェンや、座薬のカコナールがありましたね。
そして、大人が緊急で市販の解熱剤を使うのは一時的には効果がありますが、あくまで頓服に過ぎないので病院での受診をすすめました。
それから、大人も子供も使える塗り薬の使用方法についてもお話しましたね。
ヘルパンギーナは、感染力が強い割にワクチンも、抗生物質も効かない病気ですので、対症療法として鎮痛剤・解熱剤を使うしかありません。
ただ、体の内側から治す力を日頃からの栄養補給や十分な睡眠、予防で補っておけばかからない病気でもあります。
充分に気をつけて、もしもかかってしまったらできるだけ早い回復につとめるようにしたいですね!
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ヘルパンギーナの感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?
ヘルパンギーナに感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。
なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。
それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。
つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえヘルパンギーナの原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。
そこで、続いて免疫をつける最も効率の良い方法についてご紹介いたします。
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