夏バテの薬として処方される代表例の効果と副作用などの注意点!

サムネイル日本の夏は、湿度が高くジメッとして、気分も不快になり、誰もが体調を崩しがちですよね。

でも、風邪や他の重たい病気と比べて、病院に行き、わざわざ薬を処方してもらう方は少ないのではないでしょうか?

実は、夏バテは、体内の水分やミネラルの不足や、暑さによる食欲の低下などでかかる「病気の入り口」の症状です。

では、病院へ行くと、夏バテの薬としてどんなものを処方してくれるのか気になりますよね。

そこで今回は、夏バテの薬として処方される代表例の効果と、その副作用などの注意点について詳しくご紹介していきます。

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夏バテの薬として処方される代表例の効果は?

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夏バテにかかると、全身の疲労感やだるさを感じたり、何をしていても集中できない、イライラするといった症状を感じる方が多いのではないでしょうか?

それでは、そもそも夏バテはどうして起こるのでしょう?

原因は次の3つです。

1) 体内の水分・ミネラルの不足

2) 暑さによる食欲の低下

3) 暑さとクーラーによる冷えの繰り返し

夏バテの薬として処方される代表例の効果は?

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したがって、こういった症状に応じて、病院では薬を処方してくれるのですが、代表的な例は、ビタミン類のサプリメントです。

特に2)のような症状で、十分な栄養が摂れない場合は、ビタミンB群などのビタミン剤が処方されるのですが、このビタミン剤には、炭水化物を効率よくエネルギーに変える効果などがあります。

ちなみに、医師に処方してもらうビタミン剤は、薬局で購入できる市販のサプリメントとは異なり、「薬事法」に基づく厚生労働省の検査に合格した、いわゆる「薬」です。

そして、1)のような症状の場合は、点滴をする場合もあります。

これは、食欲がないために食事から栄養補給ができない場合、ミネラルを補給するための点滴です。

ビタミン剤も、点滴も、体がだるく食欲が落ちている夏バテの症状が悪化しないよう、栄養補給をサポートしてくれる効果があるんですね。

夏バテの薬として処方される代表例の副作用やその注意点は?

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こうしたビタミン剤や点滴といった夏バテの薬の代表例には、特に副作用は生じないと言われています。

特に点滴は、風邪などのウイルス性の症状を治す「抗生剤」の入った点滴の場合だと、吐き気や頭痛などの副作用を訴える方がいるのですが、夏バテの対症薬として処方される点滴には、主にミネラル成分が入っており、副作用を引き起こすことはないそうです。

ただ、これらの薬はあくまで栄養補給をサポートしてくれるに過ぎません。

したがって、夏バテの原因を取り除くための生活習慣をきちんと見直すよう、注意しましょうね。

また、夏バテの予防策を知り、夏を上手に乗り切るように生活法を身につけましょう。

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オススメの夏バテ対策法はコチラ!?

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そこで、オススメの夏バテ対策法を2つご紹介します。

1) 「量より質」を心がけた栄養バランスの良い食事を摂る

まず、良質のタンパク質とビタミン、ミネラルをしっかり摂るよう気をつけましょう。

そのためには、食欲が落ちてきていても食べやすい食材で、必須栄養素を意識すると「量より質」を心がけることができます。

オススメは、冷や奴や納豆などの大豆製品や、牛乳などでタンパク質を摂ることです。

そして、ビールや清涼飲料水の飲み過ぎはマイナス効果がありますので、ほどほどにしましょうね。

2) クーラーかけすぎ防止!お風呂はぬるめでゆっくりと

夏バテは、クーラーの効いた部屋と、厳しい暑さの屋外を頻繁に行き来することが原因で起こります。

そのため、クーラーをかける場合は、設定温度と外気の温度の差を5~6度に設定しましょう。

そして、就寝時にはクーラーを使わないことが理想ですが、使うとしてもタイマーを設定したり、直接クーラーの風が当たらないように工夫しましょう。

また、電車などの公共機関で、クーラーの冷えすぎを感じることもあるので、カーディガンなど脱いだり、着たりできる衣類を持ち歩きたいですね。

それから、ぬるめのお湯にゆっくり入ることは、自律神経の働きを整えて、心身ともにリラックスさせる効果が高いのでオススメですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、夏バテの薬として処方される代表例の効果と、その副作用などの注意点について詳しくご紹介してきました。

まず、夏バテの薬として処方される代表例は、ビタミン剤やミネラル成分の入った点滴などでしたね。

そして、こうした薬には、特に副作用はありませんが、あくまで夏バテの症状に対応して、栄養補給をサポートしてくれるのに過ぎないということでした。

そのため、注意点としては、薬だけに頼らず、夏バテを予防する生活習慣を身につけることが大切で、効率よくエネルギーを摂取できる食事に気をつけたり、外気との温度差で自律神経が乱れないように生活習慣を見直していきましょう。

しっかり対策して、夏を元気に乗り越えたいですね!

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夏バテを予防するために一番重要なこととは?

夏はいろいろ出かけたり楽しい季節ですが、夏バテになると、全然夏を楽しめなくなってしまい、ただただ暑くてツライだけになってしまいます。

なので、夏バテはしっかりと予防したいところですが、そのためには、食生活を含め生活習慣を改善しなければいけませんよね。

しかし、改善するときに一番忘れがちな重要なことがあります。

それは、その改善策をしっかり継続しなければならないということです。

ただ、生活習慣、特に食生活を継続して正す、すなわち、夏バテにならない食生活を続けるというのは、簡単なようで実は難しいことではないでしょうか。

それでは、どうしたら良いかというと、一番続けられる方法が1つだけあります。

それは、食事より手軽な飲み物を利用して、夏バテに強い身体を作るという方法です。

これならば、食事を準備するよりはるかに手間が省けますし、飲むだけなので簡単ですよね。

そこで、続いて夏バテを解消し、また、予防するために効果的な飲み物のおすすめをご紹介いたします。

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「夏バテを解消し予防する飲み物のおすすめは?子供から大人まで!」

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