胃腸炎で熱なしはどういう時?出る時と出ない時がある理由!

画像1胃腸炎といえば、ノロウイルスなどによる嘔吐や下痢といった消化器の症状が多いのですが、それに加えて熱も出てしまって辛い思いをする人がいる一方で、熱なしで済んでしまう人がいるようです。

そのため、一体、胃腸炎で熱が出る場合と出ない場合には、どのような違いがあるのかと疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

ですので、今回はこの点に注目して、胃腸炎で熱が出る場合とそうでない場合それぞれの理由についてをご紹介していきます。

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胃腸炎で発熱するのはどんな時?

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胃腸炎で発熱してしまう場合、まず第一に何らかの感染症にかかっているということが考えられますが、感染症自体が原因ではなく、他の理由から発熱してしまうこともあるようです。

また、同じウイルスにかかっても発熱する人としない人がいますが、このような違いはどこにあるのでしょうか。

それでは、胃腸炎で発熱する場合にはどのようなことが原因となるのか、なぜ人によって症状に違いが出るのかを見ていきましょう。

1:発熱=感染症のサイン!

胃腸炎で発熱するのはほとんどがウイルスに感染した場合ですが、一部の細菌に感染した場合にも高熱が出ることがあります。

主に、胃腸炎の原因となるウイルスにはノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどがあり、日本でも冬場に主に子供の間で流行することがよく知られています。

そして、これらのウイルスに感染すると、体の免疫機能が活性化して、ウイルスを撃退するために発熱などの症状が起こります。

そのため、発熱するのは大人よりも免疫機能が未熟である子供の方が多いようです。

また、食中毒などの原因となる赤痢菌やサルモネラ菌に感染した場合でも、高熱が出ます。

(関連記事:アデノウイルスによる胃腸炎の症状や潜伏期間!対処法も!

(関連記事:ノロウイルスの予兆や発症までの時間!無症状や発症しない理由も

2:見落としがちな脱水症状に注意しよう

胃腸炎では、ウイルスや細菌に感染したということ自体ではなく、そのために起こった下痢や嘔吐などの症状によって脱水症状を起こして発熱することもあります。

つまり、水分が下痢や嘔吐によって体に吸収されずに出ていってしまうために体液が足りなくなり、その結果体内の余分な熱が発散されずに発熱してしまうというわけです。

ですから、下痢や嘔吐といった症状が起こっている時には、少しずつでも構わないので必ず水分補給をすることが大切です。

なお、その際には普段と変わらない程度の量の尿が出るかということを目安に、普段よりも多めの水分を補給するようにしましょう。

3:ウイルスや菌に感染しても発熱しない場合があるって本当?

同じウイルスに感染しても、発熱を起こす人と起こさない人がいるのは、先ほど説明した免疫機能の強さによるもの以外にも、どのくらいの量のウイルスや菌が体に入ったかにもよります。

言い換えると、体力や免疫力が弱い子供やお年寄りだけではなく、疲れや睡眠不足などの不摂生が続いている大人や、すでに胃腸炎に感染した人と同居している場合などは、発熱してしまう可能性が高いのです。

ですので、普段から規則正しい生活を心がけ、胃腸炎に感染した人が周りにいる場合には手洗いなどを徹底していれば、自分が胃腸炎にかかっても軽い症状で済むことが多いようです。

もしかしたら胃腸炎じゃないかも!?こんな病気に注意!

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腹痛や下痢、嘔吐、そして発熱といった症状は、胃腸炎以外にもあり、中には次に挙げるような難病に指定されているものもあるので注意が必要です。

通常、胃腸炎であれば1週間前後で症状はほぼ治まってきますので、それを過ぎても下痢が続くというような場合には医師の診察を受けた方がいいでしょう。

■潰瘍性大腸炎

大腸や直腸に慢性の炎症が起こる病気で、血便や下痢の他に発熱、体重減少や貧血などの症状が現れ、それ以外にも関節や皮膚などにおいてさまざまな合併症が起こります。

なお、発症するのは20代が最も多く、日本では年々患者数の報告が増えている病気です。

■クローン病

大腸・小腸と肛門を中心として、口から肛門までの消化管に炎症や潰瘍が生じる病気で、腹痛や下痢、発熱といった症状の他、関節炎などのさまざまな合併症が報告されています。

そして、この病気も10代から20代の若者に多く、ピルを使用していたり、喫煙者であると発症のリスクが高まります。

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胃腸炎で発熱しないのはどんな場合?

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さて、先程までにご説明したことを踏まえると、胃腸炎で発熱がない理由のひとつには「症状が軽い」ということが挙げられます。

しかし、症状が軽いからといっても胃腸炎ですので、油断していると症状が悪化するなどの思わぬトラブルになることもあります。

また、もうひとつの理由には「ウイルスや細菌が原因の胃腸炎ではない」ということが挙げられます。

それでは、発熱がない場合の胃腸炎についてを見ていきましょう。

1:症状が軽いからといって油断は禁物!

胃腸炎を起こすウイルスや細菌に感染しても、体力があり、免疫機能がきちんと働いている場合には、発熱はせず、軽い胃腸の症状だけで済んでしまうことがあります。

しかし、そのような場合でも体の中にはウイルスや細菌が存在し、それを体の外へと排出し続けていますので、他の人へうつしてしまうことがあるのです。

また、症状が軽いからと無理をしていると悪化してしまうこともあるので、油断せずにきちんと治すことと、他の人へうつさないように身の回りを清潔にしておくことを心がけましょう。

2:ストレスに暴飲暴食も!?胃腸炎の原因はいろいろある!

胃腸炎の原因で最も多いのはウイルスや細菌ですが、それ以外にもストレスや暴飲暴食が引き金となることがあります。

そのうち、ストレスによる胃腸炎は「機能性ディスペプシア」とも呼ばれており、はっきりとした原因がわかっていないので、生活習慣の改善や漢方薬などさまざまな面から長期に渡っての治療が必要になります。

また、暴飲暴食が原因の胃腸炎は、飲食した量に対して消化機能が追いついていないことや、消化液の過剰な分泌によって胃の粘膜が傷つけられることによって起こります。

ですので、発熱がない胃腸炎にかかった場合には、一度自分の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか。

胃腸炎で発熱するのはウイルスや細菌による感染症に対して体の免疫機能が働いた時や、嘔吐や下痢によって脱水症状を起こしている時が多いようです。

したがって、体力がある大人は発熱がなく、症状が軽いことが多いようですが、他の人へうつしてしまったりしないように注意する必要があります。

一方、ウイルスや細菌以外にもストレスや暴飲暴食などによって胃腸炎が起こるケースもあり、そのような場合には発熱せずに胃腸の症状だけが現れます。

どのような場合であっても、日頃から食事などに気をつけて規則正しい生活をすることが大切ですので、ぜひこの機会にご自分の生活習慣を見直してみてくださいね。
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