胃腸炎で頭痛の原因や治らない時の対処法!薬のおすすめも!

画像1胃腸炎というと、下痢や嘔吐の症状が現れるイメージが強いですが、中には発熱したり、頭痛が起こることもあるので大変ですよね。

そのため、胃腸炎で頭痛が起きる詳しい原因や、治らない時の対処法を知りたいのではないでしょうか。

また、胃腸炎の頭痛には、ロキソニンやバファリンなどは効果があるのか、薬のおすすめは何かということも気になりますよね。

そこで今回は、胃腸炎で頭痛の原因や治らない時の対処法、また、薬のおすすめについて詳しくお伝えしていきます。

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胃腸炎で頭痛の原因は何?対処法や薬のおすすめも!

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胃腸炎にも色々なタイプがありますが、中でも突発的に症状が現れる急性胃腸炎は、細菌のサルモネラ菌、カンピロバクターや、ウイルスのノロウイルス、ロタウイルスへの感染が原因となって現れるとされています。

そして、特徴的な症状は嘔吐や下痢といった消化器系の症状がありますが、発熱や頭痛を起こす場合もあり、消化器系にとどまらないこともあるので、注意が必要です。

胃腸炎で頭痛の原因は?

胃腸炎で頭痛も起きるのは、ノロウイルスなどに代表されるウイルス性胃腸炎の場合が多く、吐き気を強く伴い、全身の筋肉痛、関節痛を併発するなど、風邪に似た症状が現れるので、頭痛もそのひとつとして現れることがあります。

また、発熱を伴って、体の体温が上がることで頭痛が生じたり、体が体内に入ったウイルスを排出しようと働きかけて、異常を知らせるサインとして頭痛が発するとされています。

ただ、こうした頭痛も含んだウイルス性胃腸炎の症状は、風邪や、髄膜炎などと見分けがつきにくく、髄膜炎だった場合に対応が遅れると危険なので注意が必要です。

そのため、風邪のような症状に下痢が伴っている場合はウイルス性の胃腸炎で、下痢がなく、鼻水が緑色などいつもと違う色などをしていたら髄膜炎を疑うなど、見分けるようにすることが大切ですね。

胃腸炎の頭痛が治らない時の対処法は?薬のおすすめも!

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胃腸炎で頭痛が起きる原因は、胃腸がダメージを受けていることにあり、体の中の細菌やウイルスがきっかけとなって起きている症状なので、ロキソニンやバファリンなどの市販の頭痛薬はあまりおすすめできません。

そして、こうした頭痛を緩和させる非ステロイド性の抗炎症薬には、胃腸を荒らしてしまう副作用があるので、ただでさえ胃腸炎でダメージを受けている胃腸の状態を悪化させることになり、一時的に頭痛が緩和されても、薬をやめるとまた症状が再開します。

そのため、胃腸炎で頭痛が治らない時に薬を使うなら、ビオフェルミンなどの整腸剤を使用することをオススメします。

整腸剤には、腸内の悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌の増殖を促し、腸内環境を改善する働きがあるので、ダメージを受けて弱っている消化機能を助け、正常な胃腸の状態へ戻すサポートをしてくれるのです。

頭痛を緩和させる応急処置は?

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とはいえ、今すぐに頭痛の症状を抑えたい方には、ゆっくりと効いてくる整腸剤では足らず、我慢できない人も多いと思うので、応急処置として、患部を冷やすか温めるなどをしてみると良いでしょう。

まず、ズキズキと脈のように波打つ偏頭痛の場合は、血管が拡張して痛みが出ているので、患部やこめかみにアイスノンなどを当てて冷やすと良いでしょう。

一方で、頭全体がずんずんと痛い場合には、筋肉の緊張によって起きているため、蒸しタオルで目元や首筋を温めたり、ぬるいお湯にゆっくりとつかったり、マッサージで目や肩の筋肉をほぐすこともオススメです。

特に、頭のてっぺんの、両耳をつないだあたりで、つむじの少し前にある「百会」というツボは自律神経を整える効果があり、頭痛に良く効くツボなので、ここを押しながらお風呂に入ると効果的だと思いますよ。

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胃腸炎の時に下痢止めや吐き気止めは飲んでいいの?

胃腸炎の時は、下痢や嘔吐の激しい症状もあって、特につらい吐き気が続き、夜も眠れない方が多いと思います。

ただ、下痢止めや吐き気止めといった市販薬は、頭痛薬がNGであるのと同様に、体から細菌やウイルスを排出しようとする働きを押さえ込んでしまい、かえって症状を悪化させたり、長引かせる原因となるので、オススメできません。

そのため、下痢の場合は消化負担のかかる食べ物を避けて、重湯やお茶、スープなどをとるように心がけると良く、できるだけ頑張ってウイルスを排出してしまいましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、胃腸炎で頭痛の原因や治らない時の対処法、また、薬のおすすめについて詳しくお伝えしました。

まず、ウイルス性胃腸炎の場合は風邪に似た症状が出たり、体が異常を感じて発するサインとして頭痛が現れるのでしたね。

そして、胃腸炎の場合は頭痛薬を使ってしまうとかえって症状を悪化させることがあるのでオススメできず、整腸剤を使用して胃腸の機能を整えると効果的ということでした。

また、頭痛の応急処置としては、偏頭痛であればこめかみを冷やすと良く、全体的にずんずん痛い頭痛であれば温めた方が良いので、首もとなどに蒸しタオルを当てたり、ぬるめのお湯につかりながら、頭痛に効くツボを押すことをオススメしました。

それから、下痢止めや吐き気止めも頭痛薬と同じ理由でオススメできないので、下痢については水分補給に気をつけ、ウイルスを頑張って排出すると良いとのことでした!

胃腸炎を効果的に予防するにはどうしたら?

胃腸炎にかかると激しい症状に襲われ、点滴などを行わないと脱水症状などの危険性もあるので、つらいですよね。

ただし、胃腸炎の原因となる細菌やウイルスが含まれた食材は、見た目では臭ったり色が変化しているわけではないので、分かりづらく、判断することが難しいそうです。

また、いくら手洗いなどで物理的に予防しようとしても、どうしても限界がありますよね。

なので、胃腸炎を予防するには普段から効果的な食べ物を食べて、胃腸の環境を良くしていくことが鍵なので、チェックしてみましょう!
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「胃腸炎の予防に効く食べ物!」についての記事はコチラ!?

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