虫刺されで皮膚科に行くべきタイミングや処方される薬の注意点!

画像1気温も湿度も上がり、むしむしと暑い季節になると、様々な虫による虫刺されの痒みや痛みがつらく、なかなか治らないことがありますよね。

そして、症状も少しずつ違うので、原因となる虫が分かりづらく、対処法が間違っていると、悪化してしまい自己治療では済まなくなります。

そのため、虫刺されで皮膚科に行くべきタイミングや、処方される薬は何なのかといったことや、処方される薬についても知りたいのではないでしょうか?

そこで今回は、虫刺されで皮膚科に行くべきタイミングや処方される薬の注意点について詳しくお伝えしていきます。

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虫刺されで皮膚科に行くべきタイミングは?

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虫刺されとは、虫が人間の皮膚を刺したり、吸血する際に毒成分や唾液腺成分を皮膚に注入してくるので、それらの異物に対する体のアレルギー反応で生じるかゆみや痛みのことを指しています。

そのため、元々アレルギー体質の方は、このアレルギー反応が強く出て、普通の人よりかゆみや痛みに悩まされることが多いので、注意が必要だそうです。

そして、虫刺されと言っても原因となる虫は複数種類存在するのですが、その症状のほとんどは、痒みや痛み、腫れなどに該当するため、市販のかゆみ止めを塗れば治ることがほとんどです。

ただし、次のような症状が現れている場合は、自己治療では対処できないため皮膚科へ行くようにしましょう。

虫刺されで皮膚科に行くべきタイミングは?

・ステロイド配合のかゆみ止めを1週間以上塗っても、痒みがいっこうに治まらない

・気が狂うほどの痒みに襲われて、我慢できずにかいてしまい、炎症が広がってとびひ状態になっている

・刺された箇所が大きく腫れて、歩けないほどの痛みを感じている

・発熱や頭痛をともない、ぐったりしている

・悪寒や動悸、耳鳴りや口の中のしびれなどが生じ、呼吸困難に陥っている

上記のような症状が現れている場合は、虫が注入した毒成分を排出することができずに、体の中に蔓延して炎症が悪化しているなどの原因が考えられます。

そのため、皮膚科に行くと、症状の診断や、アレルギー検査によって原因となる虫の種類をつきとめ、適した薬を処方してくれるので、無理して我慢することなく、できるだけ早く皮膚科を受診するようにしましょう。

処方される薬の注意点についてはコチラ!

ひどい虫刺されの症状で皮膚科を受診すると、症状別に次のような薬を処方してもらえるので、使用上の注意を守って使うようにしましょう。

1) 塗り薬

虫刺されの中でも、蚊に関しては比較的症状が軽く、市販のムヒアルファなどを塗れば痒みが治まることが多いのですが、ダニやノミなどはやっかいです。

そして、ダニの場合は皮膚を咬むときに毒成分を注入するため、咬まれた部位が大きく腫れ上がったり、ノミの場合は膝の下のふくらはぎや足首を集中して何カ所も咬み、気が狂うほどの痒みに襲われるとされています。

そのため、皮膚科では患者の年齢によって、次のように痒みや痛みに即効性のあるステロイド外用薬を処方することが多いそうです。

・ロコイド

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乳幼児の患者の場合は、小さな子供でも比較的安心して使えるロコイドが処方されます。

そして、ロコイドはステロイドの強さとしては4群のやや弱めに属し、腫れや赤みをとり、かゆみや痛みを穏やかに和らげる作用があります。

また、副作用も生じにくいとされていますが、皮膚が薄い顔などへの使用はできるだけ控え、使用期間も長くても2週間までとし、それ以上使用すると、発赤や毛が濃くなったりといったステロイド特有の副作用が生じるため注意が必要です。

・リンデロンVG

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ロコイドよりも1段階ステロイドが強いリンデロンVGは、ステロイドの抗炎症作用に加え、2次的な細菌感染を阻止する抗生物質が配合されているため、痒みを我慢できずに手でかいてしまい、とびひ状態になっている場合に処方されることが多いです。

そして、副作用については使用上の注意を守らないと生じやすいため注意が必要で、使用期間もロコイドより短い1週間までとされています。

そのため、1週間経っても症状が治らない場合は、自己判断で使用を続けたり、急に使用をやめたりせずに、もう一度皮膚科を受診して医師と相談し、薬を切り替えるなどすると良いでしょう。

2) 飲み薬

・セレスタミン

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特にノミによる虫刺されの場合は、我慢できないほどの痒みに襲われるので、塗り薬に加えて、抗ヒスタミン剤の入ったセレスタミンなどの飲み薬を処方されることが多いようです。

そして、抗ヒスタミン剤の入った薬の特徴として、副作用で眠気が生じる場合があるので、大人が飲む場合は服用の前後に運転はしないように気をつけてください。

それから、アレグラなど、比較的副作用が出づらいとされている抗ヒスタミン剤を処方されることもありますが、副作用には個人差があるため、念のため注意し、運転や自転車に乗ったりといった予定は入れないようにすると安全です。

3) その他

前述の、皮膚科へ行くべきタイミングのうち、悪寒や動悸、耳鳴りや口の中のしびれなどの症状が出ている場合は、ハチや毒蛾などによる強い毒成分の注入により、アナフィラキシーショックに陥っている危険性があります。

この場合、自宅での治療は難しいため、病院へ行くと即効性のあるステロイド配合の点滴を投与し、即時に体の中の毒成分による炎症の悪化を抑えてくれます。

また、ハチなどの毒針についても、皮膚科で除去してもらった方が安全なので、無理をせず、できるだけ早く病院を受診するようにしましょう。

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よくある虫刺されの症状別の見分け方!

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このように、虫の種類によっては対処が遅れると自己治療が難しくなるため、よくある虫刺されの症状別の見分け方や、虫が生息しやすい場所を紹介するので、いざという時には参考にしてくださいね。

・蚊

野山に限らず、一般家庭でも水たまりのある庭先や、ベランダなどで増殖し、露出している肌にところかまわず刺してきます。

そして、刺された直後から激しいかゆみがあり、赤く腫れて水ぶくれができることもあります。

・イエダニ

高温多湿の環境を好んで増殖するため、しめきった室内のソファやベッドなどで増えることが多いです。

そして、衣服の下の肌のやわらかい部分に赤くてしこりのあるブツブツができて、かゆみが強く、数日から10日程度腫れが続くことが特徴です。

・ノミ

犬や猫などのペットを飼っている家庭に多く、ペットの体の上で卵を産みおとし、ダニと一緒でベッドやソファなどで増殖します。

そして、大豆大からサクランボ大の水ぶくれができることがあり、ひざの下に集中して複数咬まれ、激しい痒みに襲われ、気が狂うほどの痒みが生じることも多いようです。

・毛虫、毒蛾

木の下や緑のあるところに特に多く、毒のある毛が刺さると、かゆみの強いじんましんのような腫れや、赤いブツブツができるそうです。

また、毛虫に触れた直後に不用意にかくと、毒針毛がさらに刺さって体の他の部位にも広がることがあります。

・アブ

野山や畑など、水分が多く水たまりがあるところで増殖し、刺された時には激痛があり、その後強い痒みが現れてから、赤く腫れ上がって熱を持つことが特徴です。

・ブヨ

アブと同じで野山や畑などに多いですが、一般家庭に入り込むこともあり、コバエのような見た目で、咬まれてから半日以上経って激しい痒みに襲われます。

そして、出血点のような痕があることが特徴で、その部位が2~3倍に大きくふくれあがり、中には歩けないほどの激しい痛みが生じる場合があるようです。

・ハネカクシ

アリのような形をしていますが、潰して体液に触れるとピリピリし、線状に赤くなり、腫れ、小さな水ぶくれがたくさんできることが特徴で、一般家庭の庭先やベランダなどで生息し、光を求めて夜間に入ってくることが多いそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、虫刺されで皮膚科に行くべきタイミングや処方される薬の注意点について詳しくお伝えしました。

まず、虫刺されは、市販の薬でもある程度対処できますが、薬を1週間近く塗っても痒みが治まらない場合や、とびひの時や、頭痛などが併発したり、大きく腫れ上がっている場合や、悪寒や動悸など危険な状態の時には皮膚科へ行くべきということでした。

そして、皮膚科では年齢別にロコイドやリンデロンなどの塗り薬か、セレスタミンなどの飲み薬を処方されるので、副作用に注意して使用し、ハチなどに刺されてアナフィラキシーショックに陥っている場合は点滴投与が必要になることもあるのでしたね。

虫刺されは種類によって対処が遅れると自宅での治療が難しくなるため、種類別の虫刺されの症状や生息しやすい場所も紹介したので、きちんと見分けてしっかり対処するようにしましょう!

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