脈拍数の平均を年齢別に!少ない時や多い時の原因と測り方も

あまり気にしたことがないと思いますが、脈拍数というのは年齢を重ねるにつれて変化していくと言われています。

なので、血圧の脈拍数の正常値や、平均値で80、90、100、120と平均を年齢別にといったことや、多い原因、少ない場合、測り方、心拍数との関係について知りたいのではないでしょうか。

それから、脈拍数が少ない状態とスポーツの関係も気になりますよね。

そこで今回は、脈拍数の平均を年齢別に紹介するとともに、少ない時や多い時の原因と測り方などについても詳しくお伝えしていきます。

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脈拍数の平均値を年齢別に!測り方も

血圧計の数字で意外と意識しないのが血圧の脈拍数ですが、一般成人の血圧の脈拍の正常値は、1分間に60~100回程度が平均値と言われていますが、実は若年層と高齢者ではそれぞれの脈拍の正常値が異なります。

・ 高齢者の脈拍…60~80回/分

・ 一般成人の脈拍…60~100回/分

・ 中高生の脈拍…60~100回/分

・ 子供・小学生の脈拍…70~110回/分

・ 乳幼児脈拍…100~140回/分

このように、若年層の方が脈拍の回数は多いのですが、もし一般成人で血圧の脈拍が1分間に100回を超えるなら「頻脈」、1分間に60回未満なら「徐脈」となり、両方とも不整脈という診断になるようです。

そして、脈拍は手首の動脈に2本の指(人差し指と中指)を当てて測り、落ち着いて深呼吸してから15秒間の脈拍数を数えて、4倍すれば1分間の脈拍数となります。

その上で、前述でお伝えした脈拍の正常値を参照して、正常値かどうかを確認しましょう。

ただし、運動や入浴直後や緊張している時は脈拍が速くなってしまうので、少し時間を置いてから落ち着いた時に測ると良いそうです。

ちなみに、厳密にいうと心拍数と脈拍数は異なり、心拍数は心臓が全身に血液を送り出す際の拍動の回数のことをいい、脈拍数とは全身の動脈に生じる脈動を測定した数値のことを指します。

とはいえ、一般的には同意として使用されているのが現状で、これは脈拍数と心拍数は原則として同数値になるからなのですが、ごく稀に、期外収縮や不整脈、脈の欠損などの症状が起きている場合のみ数値が異なることもあるそうです。

スポーツ心臓は脈拍数が少ない?

安静時の脈拍数は、一般的には65~75低度ですが、スポーツマンは50以下の40などになる方も少なくなく、それはスポーツマンは心臓が強くなっており、一回あたりの血液を送れる量が多いため、回数が少なくて済むので、これを「スポーツ心臓」と呼ばれているそうです。

なので、心臓の検査などを行うとスポーツマンは低すぎてひっかかってしまうことが多いのです。

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脈拍数が平均値より少ないときや多いときはなぜ?

脈拍数が正常値でない原因としては、

・ 心臓疾患や甲状腺異常

・ ストレスや神経質

・ 睡眠不足や疲労

といった原因が考えられるそうです。

なので、脈拍異常というと心臓疾患のように深刻なものを疑いがちですが、意外とストレスや疲労などで正常値でない方は多いようですね。

こうした時は、十分な睡眠をとるようにして、疲れやストレスを解消してから脈拍を再度計測するようにしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、脈拍数の平均を年齢別に紹介するとともに、少ない時や多い時の原因と測り方などについても詳しくお伝えしました。

脈拍数の平均は60~100の間ですが、年齢別に高齢者は60~80程度ですが、乳幼児は100~140と開きがあり、心拍数とはほぼ同一で、正しい測り方などについてもお伝えしましたね。

そして、スポーツマンの場合は心臓が強いことで50よりも下回ることもあるなど、条件によって正常値は異なるのでした。

そんな脈拍数が異常値になるときは、心臓疾患や甲状腺異常のような深刻な病気以外にも、ストレスや疲労などでも値がぶれることがあるので、多すぎたり少なすぎたりしたら、十分な睡眠をとるようにして、疲れやストレスを解消してもう一度測ってみたら、正常値の範囲内だった!ということも多いので、やってみてくださいね。

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