目の上が痛い時の原因と病気!頭痛や骨が痛い時と蓄膿症との関係も

目の上がなんだかズキズキと痛くなったり、キリキリ締め付けられたりすると、何の病気なのか心配になってしまいますよね。

なので、目の上が痛い時の原因と病気で、頭痛がする時や骨が痛い時、熱が出る時や蓄膿症との関係についても気になるのではないでしょうか。

それから、目の上が痛い時で子供の場合についても知りたいですよね。

そこで今回は、目の上が痛い時の原因と病気、また、頭痛や骨が痛い時と蓄膿症との関係などについても詳しくお伝えしていきます。

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目の上が痛いのはなぜ?原因と病気!

目の上の痛みと一言で言っても、ズキズキするものや、キリキリ締め付けられるような感じがするもの、ジンジンとした痛み、眠ると治るけど仕事中にまた現れるといったように、色々な症状がありますよね。

そこで、考えられる原因と病気についてチェックしていきましょう。

1、 眼精頭痛

パソコンやスマートフォンの長時間の利用で目を酷使すると、目が疲れて目の痛みや目がしょぼしょぼするといった症状が現れますが、この症状が慢性化すると「眼精疲労」になります。

そして、この眼精疲労による頭痛が眼精頭痛といい、頭痛だけでなく目が乾く、目がゴロゴロする、ピントが合いにくいという症状が現れることが特徴です。

それから、頭痛は目の上が脈打つようにずきんずきんと痛み、月に何度か発作的に現れますが、いったん痛み始めると仕事が手に付かなくなり、寝込んでしまうような方も多いようです。

さらに、吐き気を伴ったり、光がまぶしく、音が不快に感じるような症状も現れ、生活に支障が生じてしまいます。

そのため、眼精頭痛の疑いがある場合は次の記事もチェックして、早めの対策を行うようにしましょう。

(関連記事:眼精疲労の症状のチェック方法と治し方!眠気や治らない原因は?

2、 群発頭痛

飲酒や喫煙、気圧の変化や他の病気で処方された血管拡張剤の使用によって現れる頭痛で、目の上や目の奥をえぐられるようにして痛むのが特徴で、一度痛み始めると数分から数時間続き、毎日同じような時間帯に繰り返し起き、しばらくすると痛みがやむのですが、また現れるといったことを繰り返します。

3、 蓄膿症

鼻づまりやアレルギー性鼻炎の方が治療を行わないでいると鼻の周りの空洞である副鼻腔にまで炎症が広がり副鼻腔炎になるのですが、この症状が悪化した状態が蓄膿症です。

そして、目の上が痛くなるだけでなく頭全体が重たくぼーっとしてしまい、目も開けていられずうずくまってしまう方もいるようです。

それから、目の上の皮膚というよりは骨が痛み熱も伴うことも多く、さらに重篤な場合は脳に炎症がまわって命に危険が及ぶこともあるので、鼻づまりの段階からこまめに対処し、症状を悪化させないようにしましょう。

4、 緑内障

緑内障とは眼圧の上昇によって視神経が侵されて視野が狭くなり、場合によっては失明に至ることもある病気で、急性の場合は目の上の痛み、吐き気、発汗などが現れるそうです。

それから、同時に目が痛くなる、充血する、目がかすむと言った症状が現れるそうなので、こうした症状が現れたらすぐに眼科を受診してください。

このように、始めは軽い症状でも放っておくと悪化して目の上がひどく痛んだり、熱を伴ったりするものが多いのですが、もっと怖いのはくも膜下出血、脳出血、脳腫瘍なども起こりえることです。

そのため、今までに経験したことがないような激しい目の上の痛み、痛みが徐々に強くなる、手足にしびれがある、痙攣する、意識がもうろうとするといった症状が合わさって生じた場合は、こうした脳の病気を疑って早めに病院を受診するようにしてください。

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子供の場合は?

子供で目の上が痛い場合は、次のような原因と病気が考えられます。

・ ものもらいや結膜炎

ウイルス性や細菌性の結膜炎が多く、感染力が高いものもあるので、学校など集団生活をする場でうつされることが原因になります。

そして、目の上の痛みだけでなく、目が痛くてゴロゴロとする、何か入っているような感じがするなら結膜炎、目の上が腫れているならものもらいといったように、比較的分かりやすい症状ですが、いずれにしても治療が必要なので早めに病院を受診してください。

・ 逆さまつげ

まぶたの厚い子供によくある症状で、まつげが内側を向いて眼球の表面に触れて、チクチクして痛いと言ってくるので分かりやすいようです。

そして、幼児は鼻筋が低く目の周りの筋肉が発達していないので、逆さまつげになりやすいのですが、2歳ぐらいまでには自然と治るようなので経過観察でもよさそうですが、4歳を過ぎても治らない場合や、生活にも支障が出てくるようになったら眼科で治療をしてもらいましょう。

この他にも、前述でお伝えした副鼻腔炎は子供によくある症状で、最近ではパソコンやスマートフォン、ゲームの利用で子供であっても眼精頭痛を起こす子がいるようなので、注意が必要です。

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目の上の痛みの予防法は?

目の周りは顔の中でも特にデリケートな部位で、花粉や細菌、ウイルスなどが付着しやすいので、いつも清潔に保つようにし、コンタクトを使う方は清潔なものを使い、女性はマスカラなどの化粧品にも気を使った方が良いでしょう。

それから、群発頭痛については飲酒やタバコなども原因になるので、禁煙や禁酒をできるのに越したことはないのですが、せめて症状が現れた時だけでも控えるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、目の上が痛い時の原因と病気、また、頭痛や骨が痛い時と蓄膿症との関係などについても詳しくお伝えしました。

目の上の痛みは、眼精疲労が原因の眼精頭痛や、飲酒などが原因の群発頭痛、副鼻腔炎が悪化した蓄膿症、急性の緑内障などの病気で起こることが多いのですが、くも膜下出血など重篤の症状の場合でも起こることがあるので要注意なのでした。

そして、子供の場合はものもらいや逆さまつげ、さらに最近では眼精疲労が原因になることもあるので、目の周りはいつも清潔に保ち、大人がよく様子を見守ってあげると良いのでしたね。

また、こうした目の上の痛みを予防するには日頃から目の周りを清潔にし、化粧品にも気を遣い、特に群発頭痛に悩んでいる方は飲酒や喫煙などもできるだけ控えて、早めに病院を受診して治療を行うようにしてくださいね!

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