糖尿病の人向けのお菓子で市販や通販のオススメと量やタイミング
糖尿病になってしまうと、一般的には間食をしないように指導されることが多いようですが、病気の進行具合によっては食べても問題がないようです。
なので、糖尿病の人でも問題なく食べられる、オススメのお菓子で市販や通販、ギフトなどを知りたいのではないでしょうか?
また、糖尿病の人がお菓子を食べる時に気をつけたいレシピや量、カロリーや食べるタイミングといったルールも気になりますよね。
そこで今回は、糖尿病の人向けのお菓子で市販や通販のオススメと量やタイミングについて詳しくお伝えしていきます。
目次
糖尿病の人がお菓子を食べるとき、気をつけた方が良いルールとは?
糖尿病になると、一般的には病院などで受ける食事指導として、間食はしないようにと言われることが多いようですが、この理由は、糖尿病患者は血糖値が一気に上がると、下がるのに普通より時間がかかるためとされています。
そして、間食をすることによって、食事と食事の間隔が狭くなると、それだけ血糖値が高い状態が長く続いてしまい、治療に支障が出てしまうのです。
しかし、糖尿病患者は間食をまったくしてはいけないかというとそうではなく、その人の治療の進行具合によっては食べても良い場合があるようなんです。
その証拠に、ある2型糖尿病患者に対する研究結果で、15時半頃おやつを食べると、昼食後すぐに食べる時に比べて血糖値の上昇が30%抑えられたそうなんです。
ただ、一般的には食事と一緒の時間帯や運動前など、次の食事までにエネルギーを消費して血糖値を下げられるタイミングが良いとされています。
なので、お菓子を食べる場合には、どのようなものを食べるかも含めて主治医と相談し、病気の進行具合に合わせて決めると良いですね。
ちなみに、夜22時以降にお菓子を食べると、血糖値が高いままになってしまって危険なので、糖尿病の方は特にNGですよ。
糖尿病の場合、食べても良いお菓子の量やカロリーは?気をつけるポイントも
糖尿病のおやつとして理想的なのは、血糖値の上昇が少なく、糖質や炭水化物の含有率が低いものです。
そして、果物は一般的に糖質が多く、糖尿病の食事には向かないというのが通説ですが、糖尿病のための「食品交換表」では1日1単位(80kcal)の果物の摂取を推奨されているそうです。
それから、果物は果糖やペクチンなどの食物繊維含有量が多く、大切なビタミンが含まれており、実は血糖値の上昇は比較的おだやかに済むことが分かっているんですね。
果物の中でも、特に糖質が低いのはイチゴなどのベリー系、キウイフルーツ、グレープフルーツ、桃、青リンゴなどで、リンゴやブドウ、みかんなども適量であればおすすめだそうです。
ただし、注意しなくてはいけないのは、果物ジュースで、食物繊維がほとんど含まれておらず、血糖値を急上昇させてしまうのであまりオススメではないそうですよ。
このように、糖尿病の人でも病気の進行具合によっては間食をしても良く、果物も食物繊維が豊富で低GI(低GI:糖質の吸収のされやすさが低い、つまり糖質が吸収されにくい)のものであれば良いそうなので、1日80kcalを目安に量を決めて、低GIであることを意識したおやつを食べるようにしましょう。
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糖尿病の人向けのお菓子で市販や通販の選び方とオススメ!
糖尿病の方向けのおやつとして、市販や通販のおやつでも、糖質の含有量や食べる量、時間などを考慮すれば取り入れても良いとされています。
なので、手軽に買えてオススメのものとしては、煮干しやナッツなど、低糖質でなおかつビタミンなども摂取できるものが良いですね。
また、大豆を加工した低GIバーや、血糖値をあげにくい特別なお菓子なども薬局やスーパーやネットで販売されているので、そういうものも試してみても良いでしょう。
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・ おからあられチップス
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それから、低カロリー、カロリー0、糖質、ノンシュガー等色々ありますので、お店でチェックして選んでみましょう。そして、スーパーやコンビニなど身近なところでも、健康を意識した商品はたくさん出ていますよね。
・ くるみ入りの小麦ふすまクッキー
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また、コンビニのセブンイレブンでも、プライベートブランドで寒天ゼリーを出しており、みかんやブドウ、リンゴ味は0kcalで楽しめますし、ナチュラルローソンではゼロノンシュガービスケット(85kcal)なども販売されていますので、試してみてくださいね。
糖尿病の人向けのお菓子のレシピ!
自分自身で手づくりをするのであれば、未精製の穀物を使用したり、ナッツを混ぜて血糖値の上昇を抑えたり、低GIの甘味料(アガベシロップやステビアなど)を使用するのが良いそうです。
1、 おいしくて低カロリーのおからケーキ
おからは、低カロリーで満足感が得られる食材として、ダイエット食品としても注目されていますよね。
そして、タンパク質、カルシウムの他に、ゴボウの約2倍の食物繊維を含んでいるので、かなり栄養豊富なんです。
さらに、食物繊維は食後の血糖値の上昇を抑えてくれるので、食物繊維を多く含んだおからは、糖尿病の方にとって強い味方なんですね。
2、 はちみつとレモンの寒天ゼリー
ゼリーは暑い季節にぴったりですが、寒天を使うことでカロリーを抑えることができるので、オススメです。
そして、レモンでビタミンCも補給できるので、嬉しいですよね。
3、 ミックスナッツを使ったビスコッティ
ナッツは血糖値が上がりにくい食材なので、糖尿病の方にとって強い味方ですよね。
そして、主に脂質でできていますが、植物性脂肪なので適度に取り入れる分には健康に役立つのでおすすめなんです。
さらに、ナッツにも色々な種類がありますが、くるみは血管を強くして、アーモンドやマカデミアナッツは抗酸化作用があるとされているので、ミックスナッツで作ると一度に色々な作用を期待できて嬉しいですよね。
4、 人工甘味料の柏餅
ステビアなどの人工甘味料は、カロリーが0kcalなので、糖尿病やダイエット中の方に砂糖の代用として使われるそうです。
例えば、スーパーにある商品だと、ラカントやパルスイート、シュガーカットなどが多いですよね。
そして、こうした人工甘味料を使えば、糖尿病の方が我慢しがちな和菓子も食べられるので、比較的お腹の満足度も高い柏餅にトライしてみましょう。
糖尿病の人向けのお菓子でギフトのオススメは?
自分自身が糖尿病でなくても、お世話になった方への御礼でお菓子を送りたい時に、その方が糖尿病だった場合は、どのように選べば良いのか知っておきたいですよね。
そんな方に、糖尿病の人向けのお菓子でギフトのオススメをいくつかご紹介します。
1、 エコールクリオロの糖質制限ケーキ
エコールクリオロというショップでは、糖質制限されたケーキが購入できます。
ホントに糖質制限されているの!?と驚いてしまう程本格的で美味しそうなケーキがたくさんあるので、ギフトにピッタリですよね。
スリム・ショコラ(直径15cm)【糖質制限・ロカボ】【冷凍便】 |
2、 たらみのゼロカロリーゼリー
カロリーと糖質がオフのたらみの「ゼロカロリーゼリー」はお歳暮ギフトにもオススメで、高級感のあるパッケージはもちろん、熨斗にも対応してくれるので、目上の方へのプレゼントにもピッタリですね。
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3、 遠藤製餡のゼロカロリー和スイーツお試し8個セット
遠藤製餡で人気のゼロカロリースイーツが8種類入ったお得な初回限定お試しセットには、ようかん、きなこわらびもち、くずもち、あんみつ、みたらし、チョコようかん、いちご和じゅれなどなど、高齢の方でも喜んでくれそうな和スイーツがたっぷり入っておすすめです。
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我慢は禁物!?ストレスも病気の悪化の要因に
糖尿病は一度かかると、基本的には一生完治することのない病気なので、通院を続け、主治医の食事指導に従って休みなく糖尿病に向き合わなければなりません。
そして、治療薬を飲み続け、運動も続けなければなりません。
こうしたことにストレスを感じ、疲労感がたまってしまう人も少なくないようですね。
でも、たくさんのルールを守りながら、間食等も我慢してしまうと、ストレスによってコルチゾールやアドレナリンなどのホルモンの分泌が増え、これによって血糖値が上昇してしまうんです。
さらに、ストレスはインスリン抵抗性を引き起こすホルモン分泌も増やすので、ストレスをためることは糖尿病の症状を悪化させかねないのです。
なので、基本の食事制限はもちろん大切なんですが、糖尿病の方でも可能な限り間食はしても良いですし、ご紹介したような美味しいお菓子を適切な範囲内で食べることで、自分自身を甘やかしてあげる時間を持つようにしましょう。
そして、リラックスする時間を保ちながら、せっかく我慢している中でストレスをためて、糖尿病を悪化させてしまうといったことがないようにしましょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、糖尿病の人向けのお菓子で市販や通販のオススメと量やタイミングについて詳しくお伝えしました。
糖尿病の方の間食は、食事と一緒の時間帯や運動前など、次の食事までにエネルギーを消費して血糖値を下げられるタイミングを狙って、1日80kcal程度で低GIのものを食べると良いのでした。
そして、市販や通販でも煮干しやナッツ、人工甘味料のお菓子が販売されているのでおすすめを紹介し、自宅で作るならおからや寒天を使ったレシピを3点ご紹介しました。
さらに、糖尿病の方へのギフトとして低カロリーで低GIのケーキやゼリー、和スイーツの商品を紹介しましたが、こうした間食も無理に我慢し、厳しい食事制限ばかり守っていると、ストレスがたまりかえって糖尿病を悪化させることもあるとのことでしたね。
なので、糖尿病の方は無理をせず、可能な範囲で間食もしてリラックスしながら糖尿病と向きあうことをオススメします!
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