インフルエンザへのカロナールの効果と効かない時の対処法!

画像1インフルエンザは、冬の寒い時期に流行することの多いウイルス性の感染症で、高熱や倦怠感、吐き気や食欲不振など様々な重い症状が現れます。

そして、インフルエンザの薬として市販のカロナールを使う方がいるようなので、その効果や副作用を知りたいのではないでしょうか。

また、インフルエンザにカロナールが効かない時の対処法についても気になりますよね。

そこで今回は、インフルエンザへのカロナールの効果と効かない時の対処法について詳しくお伝えしていきます。

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インフルエンザへのカロナールの効果は?

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インフルエンザは、感染力が非常に強いウイルス性の病気で、毎年様々な新型が発表されるので、冬の流行の時期を迎えると憂鬱な気持ちになってしまいますよね。

そして、発症すると38度を超える高熱と共に、悪寒や関節痛、筋肉痛などの痛みも現れるので、対処法に解熱鎮痛剤を使う方も多いようです。

そんな中、市販の解熱鎮痛剤として一般的な「カロナール」はアセトアミノフェンを主成分とした解熱鎮痛剤で、インフルエンザにも有効な薬として広く処方されているそうなんですが、ご存知でしたでしょうか?

そして、効き目が穏やかで、抗インフルエンザウイルス薬であるタミフルなどと一緒に飲んでも問題ないとされているそうです。

一方で、多くの解熱鎮痛剤でアスピリン系のものを5歳以下の子供に飲ませると重症化してしまったケースも多い中で、カロナールは作用が穏やかで副作用も少ないので、子供に使っても問題ないのです。

ただ、使用する場合は高熱や痛みが辛い時にのみ使用すると、熱を下げて痛みを抑える効果があるので、症状が和らいだらすぐに服用を止めることが大切です。

そして、症状が和らいだにも関わらず、服用し続けると薬の影響で体が冷えてしまい、ウイルスが体を防御する力が弱まってしまうため、インフルエンザの症状を長引かせないためにも、上手にカロナールを利用するように注意しましょう。

また、カロナールは副作用が少なく比較的安全な薬ですが、過敏症や嘔吐、食欲不振、血小板機能低下などの症状が現れることもあるので、こうした体調の変化が現れたらすぐに服用を中止し、担当の医師または薬剤師に相談してください。

それから、カロナールはあくまで解熱と鎮痛の作用のある対症療法でしかなく、インフルエンザウイルス自体の治療にはならないので、タミフルなどの抗ウイルス薬の服用は必須になるので、必ず医療機関で処方してもらうようにしましょう。

インフルエンザにカロナールが効かない時の対処法について

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インフルエンザの時にカロナールを飲んでも、熱が下がらず体の痛みも治まらないといったケースがあります。

これの理由として考えられるのが「水分不足」で、小さな子供などは発熱で体内の水分が急激に失われてしまうと、解熱剤が効かなくなることが多いのです。

また、体の免疫システムが強力に働いていて、体温を上昇させることでウイルスや細菌をやっつけようとしている状況においても、カロナールが効かなくなることがあるそうです。

そのため、カロナールが効かず、高熱や関節痛などがつらいようであれば、まずは水分をとって脱水症状からくる不調を改善するようにしましょう。

そして、体の外側も温めないと体の内外の体温バランスが悪くなり、悪寒の原因になるので、しっかり長袖のパジャマなどを着て、いつもより毛布を一枚増やして眠り、汗をかいたらこまめに拭き取り、着替えもするようにしましょう。

こうすることで、体の熱を抑えるというよりはあえて上昇させるのを促し、インフルエンザのウイルスを熱で撃退することで症状を早めに回復させることができるので、結果的に早く熱が下がって楽になれるんですね。

それでも、どうしても熱が下がらず辛い場合は、首の横の部分や脇の下、足の付け根の内側など、太い血管が通っている部分に、保冷剤をタオルでくるんだものを当てるようにすると、熱が下がって安心することができるのでおすすめです。

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インフルエンザの時に体を温める食材は?

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インフルエンザで出る熱は、前述の通り、ウイルスを撃退するために体があえて発しているからなので、しっかり熱を上昇させた方がインフルエンザの完治に近くなると言えます。

そのため、インフルエンザの時には、体を内側から温める食材を摂ると効果的なので、ネギや生姜などの体を温める野菜を雑炊やおかゆ、うどんなどに入れるようにしましょう。

また、アイスクリームやゼリーなどはのどごしが良く、食欲が落ちてしまうインフルエンザの時にも嬉しい食材ですが、食べ過ぎると体の中を冷やしてしまい、逆効果なのでほどほどにすることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、インフルエンザへのカロナールの効果と効かない時の対処法について詳しくお伝えしました。

まず、インフルエンザでは高熱や関節痛などが現れるため、カロナールがその症状を抑える効果があり、5歳以下の子供でも安心して使える上に副作用も少ないのですが、もし体調に変化が現れたら使用をやめるべきなのでしたね。

また、カロナールが効かないのは水分不足か、免疫作用によりウイルスを撃退しようと熱を上昇させていることが原因として考えられるため、水分補給をしながら熱の上昇を手助けすると良く、どうしても辛ければ血管の太い部位を冷やすと良いとのことでした。

さらに、体を内側から温める食材をお伝えし、冷たいアイスなどは食べ過ぎると体が冷えて逆効果なので、ほどほどにする良いということでしたね。

最後に、このようなつらいインフルエンザの症状に、年に2回かかる場合もあるそうなので、次の記事をチェックしてしっかり予防しましょう!
↓↓↓
「インフルエンザに二回かかる人に共通している特徴と予防法!」についての記事はコチラ!?

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