RSウイルスでお風呂や保育園はいつから?登園許可は必要?

冬に子供が感染しやすいRSウイルスは、感染すると細気管支炎という呼吸困難を起こすことがあり、特に新生児や乳児は注意が必要です。

なので、RSウイルスに感染するとお風呂に入っていいかといったことや、保育園へはいつから登園しても良いかなど気になるのではないでしょうか?

また、RSウイルスから回復して保育園へ登園を再開する時、登園許可は必要なのかといったことも知りたいですよね。

そこで今回は、RSウイルスでお風呂や保育園はいつからといったことや、登園許可は必要なのかといったことについて詳しくお伝えしていきます。

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RSウイルスでお風呂や保育園はいつから?登園許可は必要?

RSウイルスって?感染するとどんな症状が現れる?

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RSウイルスとは毎年冬から春までの季節に流行し、乳児の半数以上が1歳までに感染し、ほぼ100%が2歳までに感染します。

そして、このRSウイルスのRはRespiratoryの略で「呼吸の」という意味なので、呼吸器系に感染するウイルスなのですが、感染力が非常に強く、1度かかっても免疫が十分にできないので何度も再感染を繰り返し、徐々に免疫ができるにつれ症状が軽くなります。

また、感染すると4~5日の潜伏期のうち、鼻汁、咳、発熱などの症状が現れ、3割程度の感染者がさらに気管支炎や細気管支炎を発症し、咳がひどくなったり、ぜいぜいする咳が出たり、多呼吸などの症状に陥るそうです。

こうして、感染者の1~3%が重症化し、入院治療を受けることになり、特に心肺に基礎疾患がある子供は重症化しやすいとされているので、心配ですよね。

また、心肺に疾患がなくても特に1歳未満の赤ちゃんは重症化しやすいので、注意が必要です。

RSウイルスの感染経路はコチラ!保育園への登園許可は必要?お風呂は?

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RSウイルスの感染経路は次の2つがあるとされています。

1) 飛沫感染

感染した人の咳やくしゃみで飛沫したウイルスを直接吸い込むことによって感染し、鼻やのどの粘膜で増殖します。

2) 接触感染

鼻汁や痰に含まれるRSウイルスが皮膚や衣服、おもちゃやそれに触れた手や指でも、4~7時間の間は感染する可能性があり、それがまぶたや鼻の粘膜に接触することでうつります。

そして、RSウイルスの感染力はとても強いので、潜伏期間は2~8日あるものの、症状が現れる前でも感染することもありますし、症状が消えてからも1~3週間の間は感染する可能性があるとされています。

こういった感染経路があることから、子供同士で流行しやすい病気なのですが、国の定めでは、登園制限や登園許可証が必要とされていません。

なので、もしRSウイルスに感染していることがわかった場合でも、咳や鼻水も少なく、熱もないのであれば、保育園に登園させても構わないということになっていますが、園によってルールを設けている場合があるので、確認しましょう。

また、他の園児に感染させないようにマスクをしっかりするなどの配慮が必要で、心配であれば、感染してから最大で3週間ほどは、周りへの感染のリスクを考えて、感染者の体力が回復するまで時間が許す限り休ませても良いでしょう。

それから、RSウイルスには特効薬がないため、感染した場合は基本的には自宅での対症療法を行うことになります。

なので、安静にして栄養や睡眠をたっぷりとって免疫力を高めながら、自然と体の中から治していくことになるので、いつも通りたくさん遊ばせたり、お出かけしたりすることで体力を奪われることは避けるようにしましょう。

そのため、体力を消耗するお風呂も、熱が高い間は控えておいた方が良く、特に兄弟がいる家庭では、兄弟同士でうつしてしまうこともあるので、一緒に入ることは避けて、感染した子供は濡れたタオルで拭いてあげる程度でも十分でしょう。

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RSウイルス感染症の診断は?見分け方も

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RSウイルスに感染すると、初めて感染した場合は、鼻水から始まり、その後に38~39℃近い高熱が出て、さらに咳へと続くようです。

そして、喘息持ちではないのにぜいぜいとした咳をしてきた場合には40%位の確率でRSウイルスに感染しているので、病院で小児科を受診しましょう。

すると、鼻汁材料を用いたRSウイルスの抗原検出キットを使用し、検査を行うとRSウイルスの診断ができますが、これは入院する場合にのみ保険が適応になるそうです。

このように、他の冬の風邪と間違えやすいのですが、RSウイルスの場合は咳がつらそうなことが特徴で、他のウイルス感染症と違って重症化した時のリスクが高いので、できるだけ早く病院で検査を行うことをオススメします。

まとめ

いかがでしたたでしょうか?

今回は、RSウイルスでお風呂や保育園はいつからといったことや、登園許可は必要なのかといったことについて詳しくお伝えしました。

まず、RSウイルスは冬から春までに、乳児から2歳までの子供が感染する呼吸器系のウイルスで、鼻汁、咳、熱などの症状の後に気管支炎などにかかり、ぜいぜいとした苦しい咳をする感染症なのでしたね。

そして、感染力がとても強いのですが、保育園の登園は可能で、登園許可証もいらない病気なので、マスクを着用して周りへ配慮すれば良いとのことでした。

ただ、接触感染や飛沫感染でうつるため、家庭内の感染を予防し、子供の体力を回復させるためにも、熱が出ている間はお風呂を控えると良いのでしたね。

それから、RSウイルスは病院で検査キットで診断すればすぐに分かるので、できるだけ早く確認して、1日も早く回復するよう安静にしましょう!

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