虫刺されにキンダべート軟膏を使う時の注意点!効能と副作用も!
夏にレジャーで自然の豊かなところに出かけると、虫刺されであちこちが痒くなったり痛くなったりして大変ですよね。
そこで、虫刺されで皮膚科を受診すると、キンダべートを処方されることが多いのですが、どのような効果があるのでしょうか?
また、キンダべート軟膏はステロイド薬のため、その強さや副作用も気になるところですよね。
そこで今回は虫刺されにキンダべート軟膏を使う時の注意点や、効能と副作用についても詳しくお伝えしていきます。
虫刺されで処方されるキンダべート軟膏の効能は?ステロイドの強さも!
虫刺されにあうと、虫が人間の皮膚を刺したり、吸血する際に毒成分や唾液腺成分を皮膚に注入してくるので、その異物が体の中に入ったことに対するアレルギー反応で、かゆみや痛みが生じるとされています。
そして、刺された部位は小さく赤い腫れが生じる場合や、内出血したり血が出たり、大きく腫れるものまで様々で、原因となる虫も複数存在しています。
それから、特に小さな子供はかゆみががまんできずに手でかいてしまい、手を介して細菌が皮膚の中に入って、炎症を起こして膿んだり、体のあちこちにとびひしてしまいます。
そのため、虫刺されのかゆみで皮膚科を受診すると、キンダべート軟膏を処方されることが多いのですが、これは塗るタイプのステロイド薬で、主に皮膚の炎症を抑える作用に優れています。
そして、ステロイドの強さとしてはやや弱めの4群に属し、穏やかな効き目で顔や陰部など皮膚が薄い部分にも使える軟膏薬とされています。
また、キンダべート(kindavate)は子供(kinder)にも安全に使えるという意味がこめられているので、赤ちゃんの皮膚炎の時にも処方され、妊婦でも安心して使うことができるそうです。
使う時の注意点や副作用!
キンダべート軟膏を処方されたら、1日に1~2回、清潔にした患部に適量を塗ります。
この時、ステロイドは大量に塗ればその分効くというわけではないので、患部が少し光る程度に薄く、少量を塗るようにしましょう。
また、綿棒に軟膏をとって患部に塗り、その綿棒はその都度取り替えるようにすると、他の皮膚に付着して炎症がとびひするといったことを防ぐことができます。
そして、キンダべート軟膏を塗った直後に日光を浴びると、色素沈着する場合もあるようなので、夜のお風呂上がりなどに使用すると良く、朝のおでかけ前は控えるなど、工夫するようにしましょう。
それから、キンダべート軟膏はステロイドの中では弱めですが、使い方を間違えると、次のような副作用が心配されます。
・発赤
・皮膚が薄くなる
・毛が濃くなる
・効果か衰える
ステロイドには皮膚の免疫を低下させる作用があるので、長期間使用すると薬の効果が薄れてしまったり、炎症部位が真っ赤に腫れてかえって悪化したりします。
また、皮膚が薄くなる症状や、毛が濃くなるといった症状も現れる可能性があるので、こうした副作用が生じてしまったらすぐに使用を中止し、皮膚科を再度受診するようにしましょう。
ただ、こうした副作用は、どの強さのステロイド薬でもあることなので、適量を塗ることと、使用期間は1週間程度にとどめることを覚えておきましょう。
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まぶたの虫刺されには馬油がオススメ?!
キンダべート軟膏は顔にも使えて安心とのことですが、目の周りへの使用は禁じられています。
というのも、目の周りに塗ることで、目の中にステロイドが入ると、白内障など内膜に関わる目の病気を発病する危険があるので、使用を控えるようにしましょう。
ただ、まぶたなどの目の周りが虫刺されにあうときもあり、かゆくてすぐに手がのびてしまいがちなので、困ってしまいますよね。
そんな時は、目の周りでも安心して使える「馬油」がオススメで、馬の脂肪分から作られたこの軟膏薬は、赤ちゃんから安心して使えて抗炎症作用・保湿作用に優れています。
そして、使い方は簡単で、清潔にした患部を覆うようにして、指や綿棒にとった馬油を塗ると良いでしょう。
それから、馬油の場合は多く使いすぎても問題がないので、たっぷりと重ねるように塗ると、乾燥した肌を保湿して、さらに虫刺されが起きないように予防することもあるのでオススメですよ。
ちなみに、馬油の場合でも、キンダべート軟膏と同様に、塗った直後に日光を浴びると色素沈着を起こす可能性があるので、使用は夜のおやすみ前にすると良いでしょう。
また、稀に子供の肌に馬油が持つタンパク質が合わず、発疹が出てしまう場合があるので、異変を感じたら使用は控えるようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は虫刺されにキンダべート軟膏を使う時の注意点や、効能と副作用についても詳しくお伝えしました。
まず、虫刺されで皮膚科を受診すると処方されるキンダべート軟膏は、ステロイドがやや弱めの4群で、穏やかにかゆみを抑える効能があるので、おやすみ前に使うと良く、日光を浴びる前に塗ると色素沈着を起こすので注意とのことでした。
そして、子供も安心して使える薬ですが、適量の使用や、期間を1週間以内にすることなどの使用上の注意を守らないと、皮膚が薄くなったり発赤する副作用が生じるので、異変を感じたら使用をやめるとのことでしたね。
また、キンダべート軟膏は目の周りへの使用はオススメできないので、代わりに馬油をオススメし、抗炎症と保湿効果があるので、おやすみ前に塗ると良いのでしたね。
虫刺されはひどくなると炎症が悪化することもあるので、早めに適切な薬を使ってかゆみを抑えるようにしましょう!
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