とびひで入浴するときの注意点!お風呂や温泉での感染拡大防止!

画像1夏の暑い時期に子供がかかりやすい病気の一つに、「とびひ」がありますが、これは名前は聞いたことはあるけど詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。

でも、お子さんが「とびひ」になってしまったら、お風呂や温泉に入浴させてもいいのか気になりますし、感染経路や実際に感染してしまったらいつまでに治るのかなど、気になることは多いですよね。

そこで今回は、とびひで入浴するときの注意点や、お風呂や温泉での感染拡大を防止するために必要なことなどについて詳しくお伝えします。

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とびひを知ろう!とびひについてはコチラ!?

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まず、とびひの正式な病名は、「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」と言い、これは黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌といった細菌が皮膚にできた傷から感染することで発症し、化膿部分にいる細菌への接触を介して人にうつる病気です。

また、なぜ「とびひ」かというと、皮膚をかきむしった手を介して、水ぶくれ(水疱)があっという間に全身へ広がる様子が、火事の火の粉が飛び火することに似ているため「とびひ」と呼ばれています。

つまり、皮膚の一部にできた水ぶくれやただれが体のあちこちに広がっていく病気ですので、もしもそうなってしまったときは、早めに医療機関を受診することが大切になります。

では、とびひは人にうつる病気ということですが、もしもとびひになってしまったときはお風呂や温泉などに入浴してもいいのか、気になりますよね。

そこで次は、とびひで入浴するときの注意点について紹介いたします。

とびひで入浴するときの注意点についてはコチラ!?

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とびひは人にうつる病気ですので、とびひになったら家族に感染してしまわないよう、特に入浴するときは注意する必要があります。

つまり、とびひに感染した人がお風呂に入ってしまうと、その湯船の中にとびひの原因となる細菌が入ってしまうため、そのお風呂に入浴した他の人がとびひに感染してしまう危険があるのです。

これが例えば温泉のように不特定多数の人が入浴するような場所ですと、とびひは一気に広がってしまうことも考えられ、怖いですよね。

また、とびひに感染した人が湯船に浸かると、感染した人自身のとびひが他の部分に広がってしまう可能性もあります。

なので、他の人へだけでなく、自身の感染拡大を防止するためにも、とびひになってしまったときは入浴はシャワーを浴びて汚れを洗い流すだけにしておきましょう。

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とびひの感染期間についてはコチラ!?早く治す方法も!

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とびひの感染期間ですが、大体一週間と言われており、特にとびひになって最初の三日間は感染力が強く特に注意が必要です。

そのため、完治させるためには、できるだけ早く初期症状を察知して治療を始めることが大切で、その初期症状には「水ぶくれ」と「かさぶた」の二つがあります。

・ 水ぶくれ

皮膚が炎症を起こしてしまい膿ができますが、これが水ぶくれとなり次第にかゆみもましていきます。

そして、水ぶくれが破れて出てきた膿や汁が体の他の部分や他人に接触すると、さらに感染が拡大してしまうんですね。

・ かさぶた

これは、すり傷などの治りかけの時にできるものとは異なり、中に膿がたまって腫れと厚みがあるかさぶたです。

そして、実際の治療方法はというと、とびひは他の人にうつしてしまう可能性があるため、自然治癒はおすすめされていません。

そこで、初期症状が見つかったときは、とびひの原因となる菌を直接退治してくれる効果を持つ市販薬である「テラマイシン軟膏」などを使って治療するようにしましょう。

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また、とびひの治療期間ですが、平均一週間程度と言われており、適切な治療をすることにより3~5日程度で完治させることも可能と言われています。

なので、とびひを早く完治させるためにも、初期症状が出た時点で薬を使ったり、皮膚科を受診したりして適切な治療に努めましょうね。

また、他にも早く完治させるために自宅でできるケアとして、以下の点に気をつけましょう。

・ 体の清潔さを保つ

不潔な環境だととびひの原因菌が繁殖しやすくなってしまうため、清潔に保ちましょうね。

・ 長時間汗で皮膚を湿らせた状態にしないようにする

とびひの原因菌は高温多湿の環境を好むため、汗をかいたら衣服を着替えたりシャワーを浴びたりするようにしましょう。

・ 爪を短く切る

皮膚に傷ができるとそこから水ぶくれやかさぶたができてしまうため、爪を短くして傷つけないように気をつけましょう。

まとめ

まず、とびひの正式な病名は、「伝染性膿痂疹」と言い、人にうつる病気ということでしたね。

また、入浴に関してですが、とびひに感染した人がお風呂に入ってしまうと、そのお風呂に入浴した他の人が感染してしまう危険もありますし、さらに自分自身でも体の他の部分にうつってしまうこともあるので注意が必要でしたね。

なので、とびひになってしまったときは湯船に浸からずシャワーを浴びて汚れを洗い流すだけにしておくのがいいということでした。

そして、とびひの治療期間ですが、平均一週間で、適切な治療をした場合は3~5日で治すことも可能ということでしたので、とびひになってしまったら適切な治療をしてなるべく早く治すようにしましょうね。

最後に、とびひは甘く見ていると感染が拡大し自分も他の人も辛くなってしまうことがある病気ですから、もしもなってしまったら医療機関を受診したり適切な治療をするようにしていきましょう。

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