脱水症状の時の血圧や血尿などの尿の色!理由と対処法も解説!
脱水症状は、真夏に汗が大量に出たときや、病気で下痢になり、水分不足の時にかかる症状です。
しかし、単なる水分不足と思われがちですが、実はもっと深刻な状態だと知ってましたか?
例えば、脱水症状のとき、血圧は上がるのでしょうか?下がるのでしょうか?
また、脱水症状の時の尿の色はどんなもので、血尿が出ることもあるのでしょうか?
そこで今回は、脱水症状の時の血圧や血尿などの尿の色や、その理由と対処法などについて詳しくご紹介します。
目次
脱水症状の時の血圧や血尿などの尿の色!理由と対処法も解説!
脱水症状は単なる水不足と勘違いされがちですが、正確には「体から水分と電解質が同時に失われた状態」をさします。
そして、電解質とは「イオン」のことで、筋肉や神経細胞の働きに関わるなど、体をつくり、体を動かす重要な役割を果たしています。
そのため、脱水症状で水分が失われると血液の不足や血流の低下につながり、骨や筋肉の動きにも影響し、体の機能が低下するのです。
なので、脱水症状にかかると、次のような様々な症状が現れます。
・嘔吐、下痢
・のどの渇きを感じ、発汗や排尿が減少
・めまいや手のしびれ
そして、さらに重度の脱水状態になると血圧が下がり、立ち上がるときにふらつきや失神を起こすこともありますし、腎臓に影響し、血尿が出る原因ともなるのです。
特に、高齢の人や糖尿病や高血圧の人はこうした症状になりやすいので気をつけましょう。
そこで、脱水症状の時は、尿の色が次のようになるので参考にし、注意しましょう!
脱水症状の時の尿の色をチェック!?
・ 濃い黄色
大量に発汗した後の脱水状態のときにこうした色になり、水分補給が足りないとさらに重症化します。
・ 赤茶色
激しい運動で脱水状態になり、筋肉が壊れ、色素が流れだし、尿が茶色になっている可能性があります。
また、尿に血液が混ざって、茶色~赤褐色になることがあります。
ちなみに、真っ赤に染まる場合は別の病気が考えられますが、脱水の場合は赤茶色に近いので、見分けるようにしましょう。
脱水時の時だけでなく、尿の色は、健康のバロメーターともいえるので、日々の健康管理のためによく観察するようにしたいですね!
脱水状態の時の血圧低下や血尿への対処法はコチラ!?
こうした重度の脱水状態は、水をたくさん飲むだけでは治りません。
つまり、失われた電解質も補う必要があるので、一部のコンビニエンスストアでも購入できる「経口補水液」を飲むようにしましょう。
また、さらにひどい脱水状態の場合は、病院で塩化ナトリウムを含む点滴が必要になりますので、急いで病院で受診するようにしましょう。
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脱水症状は治療より予防が大事!毎日気をつけたい予防法はコチラ!?
特に高齢の人は、のどの渇きを感じるのが若い人に比べて遅く、感じ方も鈍くなるため、気づかぬうちに脱水状態になっている危険性があります。
そのため、「グラス6杯の水と、適度な塩分」を意識して摂るようにしましょう。
グラス6杯の水というのは、大人が1日に最低限摂らなければならない水分量です。
また、水分補給をする際には、水分を一緒に補給できる経口補水液を選ぶか、水や麦茶に塩や梅干しを足して飲むようにしましょう。
そして、お茶は緑茶を選ぶと、利尿作用があるのでオススメですよ。
ちなみに、のどが乾いていない状態や、汗をかいていない状態であれば大丈夫と思われがちですが、気づかぬうちに体の中の水分は減少しているものです。
なので、暑くなってきたら普段から「水と塩分」を意識してこまめに摂取するようにしましょう!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、脱水症状の時の血圧や血尿などの尿の色や、その理由と対処法などについて詳しくお伝えしました。
まず、脱水症状は、水分だけでなく体の機能を司る「電解質(イオン)」も同時に失われた状態とのことでした。
そして、重度の脱水状態になると、腎臓や肝臓にも影響し、血圧低下や、血尿につながるので、脱水状態の時の尿の色に分けて症状を紹介しました。
それから、脱水の時の対処法には、水分だけでなく、塩も一緒に補給することが大事で、経口補水液をオススメしましたね。
ただ、ひどい場合は早めに病院で受診すると良いとのことでした。
また、脱水症状には治療よりも予防が大事なので、日頃から十分な水分と塩分を摂り、尿の色のチェックを習慣化させましょう、とのことでした。
特に、高齢の方や糖尿病の方は、1年を通して気をつけるようにしたいですね。
そして、気持ちのいい夏を元気に乗り越えられるよう、丈夫な体づくりをしていきましょう!
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脱水症状に繰り返しならないために本当に必要なこととは?
脱水症状を単なる水分不足と思って軽く見ていると、重症化し、命を失う危険すらありますが、重症化しやすい人とそうでない人の違いは身体が弱っているかとうかです。
確かに、脱水症状になりやすい夏は、暑さで食欲も落ち、生活習慣も乱れやすく、免疫力を含め身体の防御力が著しく低下していますよね。
そんなときに脱水症状になってしまうと、身体の中のあらゆる調節機能が乱れ、重症化してしまうのです。
では、どうしたら脱水症状になりにくくなるかというと、身体の防御力を高めておけば良いのです。
しかし、ここで何か特別な薬が必要というわけではありません。
要は、夏バテに負けない身体になるよう、きちんとした生活習慣、特に身体を弱らせない食生活を続けていれば良いのです。
でも、ここで最大の問題は「継続する」ということではないでしょうか。
正しい食生活を毎日続けるのは、思っているより大変です。
では、どうすれば簡単に栄養バランスの摂れた正しい食生活を送れるかというと、飲み物を有効に活用すると良いのです。
つまり、毎日の中で不足しがちな栄養をうまく飲み物から補ってあげれば良いのです。
それに、飲み物ならば、食事を用意するより手間がかからないので、継続しやすいですよね。
そこで、続いて夏バテに効くオススメの飲み物をご紹介いたします。
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