手足口病の幼児の症状!母乳を飲めない時や食べない時の対処法!
5歳以下の乳幼児の間で夏場に大流行する手足口病ですが、多様な原因ウイルスによる感染で発症するため、症状も軽度なものから重度のものまで様々です。
そして、症状の中で特に辛いのは口内や手足に出来た発疹による痛みや痒みで、その中でも口内の発疹や口内炎による痛みは、小さい子供にとって飲食をするときに辛いものですよね。
そのため、親御さんもただでさえ、体力が落ちているときに食べてくれないとなると心配になりますよね。
そこで、今回は手足口病の幼児の症状や母乳を飲めない時や食べない時の対処法をご紹介していきたいと思います。
目次
手足口病の幼児の症状はコチラ!?
乳幼児がかかった場合も大人がかかった場合も症状としては、そんなに大差がありませんが、大人がかかった場合に比べると乳幼児の方が比較的、症状が軽度だとされています。
まず、初期症状としては38℃前後の発熱と口内の発疹が見られるようになりますが、この頃はまだ発疹による痛みや痒みはあまりないそうですよ。
そして、症状が出始めて2日から3日目あたりから、手の甲や足などに水泡の発疹が出始め、口内の発疹も痛みが強くなってきますが、幼児の場合は手や足に出た発疹はそんなに痛みや痒みは出ません。
それから、約1週間かけて発疹や発熱といった症状が治まってきますので、それまでお子さんも親御さんも大変ですが頑張って乗り切りましょう。
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手足口病にかかって、母乳を飲めない時や食べない時の対処法!
乳児が手足口病にかかってしまって特に大変なことは、口内の痛みによって母乳が飲めなくなることや離乳食などの食事が取れなくなることではないでしょうか。
この場合の対策としては、無理に母乳を与えようとせず、母乳を絞って、ストローを使える場合はそれで飲ませてみるなど、なるべく口内に接触しないように工夫してみましょう。
ですが、まだ乳児の場合、ストローで上手く飲めないという月齢の子がかかった場合は、哺乳瓶やスプーンなど、飲みやすいものを色々試してみてくださいね。
また、口内の痛みが強い時期は3日間ほどですので、もしこの間母乳を全く飲んでくれなかったとしても、お茶や水などの水分を飲めていれば大丈夫です。
それでも、なかなか母乳やお茶などの水分を取ってくれない場合は、すぐに病院に相談して脱水症状にならないように対処しましょう。
そして、離乳食が始まっている乳幼児のお子さんも、飲み込みやすいように食べ物をペースト状にしたり、喉越しの良いうどんや雑炊、お粥などの食事、また水分の多く含まれた酸味の少ない果物などをすり潰してあげるようにしましょう。
このときに、あまり熱いものや塩分の強い食事など刺激のあるものは、発疹部分を余計に刺激するので避けるように注意してくださいね。
繰り返しになりますが、この手足口病の痛みの症状は、約3日間で治まりますので、その間お茶や水などの水分補給をこまめに行って、脱水症状にならないように気を付けましょう。
また、脱水症状になっている場合の目安として、乳児の場合はオムツをチェックして、普段と比べて量が少なくなっていないか、おしっこの色が濃くなっていないかを確認してあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、手足口病の幼児の症状や母乳を飲めない時や食べない時の対処法をご紹介いたしました。
体力が落ちているときに食欲が低下すると、ますます心配ですよね。
ですが、子供さんが痛みでどうしても母乳が飲めない時や、食事が取れない時は無理をせずに、お子さんが食べられるものや飲めるものをあげるようにしてください。
そして、脱水症状には特に気を付けて、こまめに水分補給をし、どうしても水分が取れないと感じた時には迷わず病院に相談をして、点滴などの対処をするようにしましょう。
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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?
手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。
なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。
それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。
つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。
そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。
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「手足口病の再感染を防ぐために免疫力をつける最良の方法とは?」
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