夏バテによる頭痛を解消する薬のオススメとめまいや肩こり対策!

画像1夏バテの頭痛に悩まされて、薬を飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。

しかし、夏バテによる頭痛の対処をするときに薬選びを間違えてしまうと、頭痛だけではなく吐き気などの症状が出てしまうことがあるんです。

また、夏バテからの頭痛やめまいを軽く考えていると、思いがけない事態になることもあります。

そのため、夏バテが原因の頭痛を解消するためには、原因を突き止め、薬以外のケアをすることも必要です。

特に、夏バテで頭痛以外にも肩こりやだるいと感じている方は、こういうケアが大事になってきます。

そこで今回は、夏バテの頭痛や吐き気、めまいやだるいという症状の原因や対策法、また、おすすめの薬についてご紹介します。

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夏バテで頭痛・肩こり・吐き気が起こるのはどうして?

夏バテで肩こりや頭痛、吐き気が起こったり、めまいやだるさを感じたりするのは、夏バテを引き起こす3大要因である「脱水症状」「ストレス」「自律神経の乱れ」によるものだと考えられます。

例えば、脱水症状が起きて体内の水分やミネラルが足りなくなると、体温調節ができなくなって発熱してしまったり、胃液の減少によって消化不良から吐き気などが起きます。

また、気温の急激な変化によるストレスから自律神経のバランスが崩れた場合にも、頭痛や吐き気、だるさをはじめとしたさまざまな夏バテの症状が現れてくるのです。

夏バテの肩こり・頭痛・吐き気の対処法はこれ!

夏バテの肩こり・頭痛・吐き気の対処法は、その症状がどんな要因によって起こっているのかによって少しずつ違ってきます。

まず、脱水症状が原因の場合には、こまめな水分補給がいちばんの対処法となります。

喉が渇いたと感じた時にはすでに脱水症状が始まっていると言われているので、喉の渇きを感じる前に、スポーツドリンクなどを少しずつ飲むようにしてみてはいかがでしょうか。

次に、ストレスや自律神経の乱れが原因の場合には、体が感じる温度差を少なくしてあげることが大事です。

暑さに対してはクーラーなどを積極的に使っていいのですが、オフィスなどで寒いと感じるようであればカーディガンなどで体を温める対策が必要になります。

また、ストレスを貯めないように睡眠時間を確保するよう心がけたり、アロマテラピーやマッサージといった自分なりのリラックス方法を持つことも夏バテの対処法としては有効です。

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こんな頭痛が起こる時は要注意!?

さて、夏バテによる頭痛や肩こり、吐き気についての原因や対策をご紹介しましたが、この中で頭痛や吐き気が起きている場合には、熱中症や夏風邪にかかっているという可能性を考えておかなければなりません。

熱中症では脱水によって体温が上がることで体にさまざまな症状が現れますが、特に頭痛や吐き気、倦怠感、めまいといった症状が起こっている時には病院で点滴などの治療が必要となる場合があります。

ですので、暑い屋外に長時間いた後などにこうした症状が見られる時は、まず涼しいところで水分補給をしながら休み、しばらくしても回復しないのならば医師の診察を受けたほうがいいでしょう。

熱中症以外にも、夏バテで体力を消耗したことが引き金となって夏風邪にかかっている場合や、隠れていたその他の病気が悪化して出てくるといったこともあります。

ただの夏バテだと軽く考えすぎず、あまりにも症状が長引く場合など、気になる症状がある場合には病院に行ってみることをおすすめします。

夏バテの頭痛に効く薬を見つけよう!

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夏バテの頭痛を今すぐ解消したいという時には、やはり薬を飲むことが有効な手段だと言えます。

しかし、夏バテでは頭痛だけではなく、さまざまな症状が同時に出ていることがあり、薬を選ぶ時にも注意が必要となります。

そこでここからは、覚えておきたい頭痛薬選びのコツや、夏バテの頭痛におすすめの薬についてをご紹介します。

知ってた?市販薬のこんな成分!

夏バテの頭痛対策の薬として、ドラッグストアなどで市販薬を購入する方が多いのではないでしょうか。

市販薬を買うときには、裏側に書いてある成分表を見ると、どんな作用があるのかといったことを知ることができ、自分の症状に合った薬を選ぶための参考になります。

次からは頭痛薬の成分の中で、覚えておくと役に立つものをご紹介します。

1:解熱鎮痛剤

解熱鎮痛剤は、痛みそのものを抑える働きがありますが、成分によっては胃への負担が大きいものがあるので胃腸が弱っている方や体質的に胃腸が弱い方は注意する必要があります。

市販薬ではイブプロフェン、アセトアミノフェン、アスピリン(アセチルサリチル酸)などがよく見られる解熱鎮痛剤です。

この中でイブプロフェン、アスピリンは胃への負担が大きいので、食後に飲む、空腹時を避けて飲むといった用法をきちんと守って飲む必要があります。

一方でアセトアミノフェンは副作用が少ないのですが、風邪薬などにも含まれていますのでうっかり一緒に飲んでしまったりする事のないように注意してください。

2:催眠鎮痛剤

催眠鎮痛剤とは、痛みに対する体の反応を鈍らせることで解熱鎮痛剤の働きを良くするという役割を持った成分です。

ブロムワレリル尿素、アリルプロピルアセチル尿素などがこれに当たりますが、これらが含まれている薬を飲むと眠気が起こることがあります。

なので、これらの成分が含まれている薬の説明書には運転や機械類の操作をしないようにということが書かれています。

3:制酸剤

先ほど、解熱鎮痛剤は胃を荒らすことがあるとお伝えしましたが、それを防ぐ役割を持っているのが制酸剤という成分です。

市販薬に含まれている制酸剤には合成ケイ酸アルミニウム、合成ヒドロタルサイト、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムなどがあります。

頭痛薬で胃を荒らしてしまうことが多いという方は、ぜひこういった成分に注目してみてはいかがでしょうか。

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夏バテの頭痛におすすめの薬はこれ!

夏バテの頭痛には、痛みを抑えるだけではなく、その他の自分の症状に合った薬を選ぶことが大切です。

頭痛だけではなく、胃腸の症状もある方が胃を荒らす作用を持つ解熱鎮痛剤を含む頭痛薬を選んでしまうと、頭痛は治まっても吐き気などが強くなってしまうことがありますので、アセトアミノフェンを含むタイレノールなどをおすすめします。

しかし、アセトアミノフェンを含む薬であっても、エテンザミドという成分が一緒に含まれている場合には胃を荒らす場合がありますので、用法などを正しく守って飲むようにしてください。

また、胃腸の症状がないという方には、アスピリンを含むバファリンや、イブプロフェンを含むイブやノーシンなどをおすすめします。

しかし、これらの解熱鎮痛剤が引き金となって胃腸の症状が起こることも考えられますので、制酸剤が含まれているバファリンなどを選んだ方がよいでしょう。

症状や成分がはっきりしない場合などは、ドラッグストアの薬剤師さんに相談するなどして、自分に合った薬を飲むようにしたいものですね。

薬を飲んでも効かない!そんな時は?

薬を飲んでもなかなか症状が治まらない場合や、数週間に渡って毎日薬を飲まずにはいられないといった場合には注意が必要です。

なぜならば、頭痛薬は長く飲み続けていることで人間の体に元から備わっている痛みを抑える機能が弱まってしまい、どんどん痛みに敏感になってしまうからです。

そんな時には、決して薬の量を自分の判断で増やしたりせずに、医師に相談するようにしてください。

また、夏バテのように、生活のさまざまな要因から体に複数の症状が出ている状態では、漢方薬での治療が向いている場合がありますので、漢方薬を飲むというのも薬が効かない時の対策のひとつです。

保険が適用される漢方薬もありますし、専門の知識がある医師による問診によって最適な漢方薬を処方してもらえますので、この場合もまずは医師に相談してみることをおすすめします。

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まとめ

いかがでしたか。

夏バテは頭痛や吐き気、めまいやだるさといったさまざまな症状が起きますが、それぞれの原因を明らかにし、それに合った対処法を取ることが大切になってきます。

そして、少しでもおかしいと感じる症状がある場合には、ただの夏バテだろうということで済ませずに、医師の診察を受けるようにしてください。

また、頭痛を抑えるのに市販薬は手軽で有効ですが、含まれている成分などから自分の体質に合った薬を選んで正しく飲むようにしたいですね。

今回の記事を参考に、自分の体をいたわりながら、夏バテに負けずに過ごしてください。

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夏バテを予防するために一番重要なこととは?

夏はいろいろ出かけたり楽しい季節ですが、夏バテになると、全然夏を楽しめなくなってしまい、ただただ暑くてツライだけになってしまいます。

なので、夏バテはしっかりと予防したいところですが、そのためには、食生活を含め生活習慣を改善しなければいけませんよね。

しかし、改善するときに一番忘れがちな重要なことがあります。

それは、その改善策をしっかり継続しなければならないということです。

ただ、生活習慣、特に食生活を継続して正す、すなわち、夏バテにならない食生活を続けるというのは、簡単なようで実は難しいことではないでしょうか。

それでは、どうしたら良いかというと、一番続けられる方法が1つだけあります。

それは、食事より手軽な飲み物を利用して、夏バテに強い身体を作るという方法です。

これならば、食事を準備するよりはるかに手間が省けますし、飲むだけなので簡単ですよね。

そこで、続いて夏バテを解消し、また、予防するために効果的な飲み物のおすすめをご紹介いたします。

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「夏バテを解消し予防する飲み物のおすすめは?子供から大人まで!」

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