手足口病の初期症状で子供の場合のチェック項目!画像や写真も!
手足口病は2歳以下の小さなお子さんから、4歳ほどまでの保育園や幼稚園に通い始めたくらいまでのお子さんの多くが、かかったことがある夏風邪の一種なのだとか。
とはいっても、初めて自分の子供が手足口病にかかってしまったら、どう対処したらいいのか、また手足口病かどうかの判断など、自分ではなかなか難しいのではないでしょうか。
ですが、もし手足口病の初期症状を知っておけば、すぐに病院へ行くなどの処置が取れますよね。
そこで、今回は手足口病の初期症状で子供の場合のチェック項目や画像や写真をご紹介していきたいと思います。
目次
手足口病の初期症状で子供の場合のチェック項目と画像や写真はコチラ!?
口内の痛みを訴える、もしくは口内に白いブツブツが出始める
まず最初の症状として、口の中に白い水泡が現れ、それに痛みや痒みを伴うことが多いのだとか。
また、口内炎と間違いやすいと思いますが、手足口病の場合は他の部分への発疹も見られるので、それと合わせて判断すればいいですね。
手の甲や手のひら、足や太ももなどにも白い水泡の発疹が出ている
口内での発疹の次に、手足などの広範囲に発疹が現れてくるのだとか。
ですが、この部分に出ている発疹は口内のものとは違い、それほど痛みや痒みはありません。
38℃前後の発熱
他の風邪に比べると、微熱であることが多いのが手足口病の特徴です。
また、熱が全く出ない場合もあるので、一概に発熱が初期症状ということはできませんね。
ですので、熱が出ない場合でも口内や手の甲、足などに水泡の発疹が見られる場合は、手足口病を疑って病院を受診される方が良いでしょう。
以上、この3つが手足口病にかかった際の主な初期症状になります。
そして、この手足口病は稀に早く病院を受診した方がいい場合がありますので、初期症状を見逃さないようにしてくださいね。
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手足口病の初期症状についての注意点はコチラ!?
手足口病は、あまり熱も高くならないと思い、油断していると危険です。
それは、手足口病が主にコクサッキーウイルスやエンテロウイルスといった急性ウイルスが元の感染症であることに起因しているからです。
この手足口病は、基本的には重症化することなく3日から5日で症状もなくなっていきますが、稀に、このウイルスが元で、急性脳炎や急性髄膜炎といった、非常に深刻な合併症を引き起こすことがあります。
もし、これらの症状が出てしまった場合は、ひどいと意識障害となり、体への麻痺や、後遺症が残ってしまうことがありますので、手足口病にお子さんがかかってしまった場合は経過も注意深く見守ってあげてくださいね。
また、その他の合併症もあり、心臓に炎症が起きてしまい心筋炎になり心不全を起こしてしまうケースや、体のバランスを上手くとれなくなってしまう、小脳失調症などの合併症も報告されています。
ですので、お子さんがぐったりしている場合や、高熱が続いている場合、手足口病以外の症状が見られる場合は、すぐに医療機関を受診するようにしてくださいね。
また、こういった場合のために手足口病の初期症状をよく知っておけば、経過を注意深く観察することができますし、早めに病院を受診することができるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は手足口病の初期症状で子供の場合のチェック項目や画像や写真、また、注意点などをご紹介いたしました。
毎年、子供たちの中で大流行する手足口病ですが、夏風邪だからと侮ってはいけないことが分かりましたね。
ですので、ここでご紹介した初期症状を見逃さないようにして、早めに病院で受診するようにしましょう。
また、一度病院で受診していたとしても、手足口病の主な症状である発疹と微熱以外に異常が見られた場合は、すぐに病院を受診してくださいね。
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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?
手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。
なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。
それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。
つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。
そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。
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「手足口病の再感染を防ぐために免疫力をつける最良の方法とは?」
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