手足口病の症状で子供の場合の経過を写真や画像を交えて解説!
毎年、夏になると5歳以下の乳幼児の間で流行するのが、夏風邪の一種でもある手足口病です。
ですので、特に子供が多く集まる保育園や幼稚園では流行しやすいのだとか。
そんな身近な風邪の手足口病ですが、実際自分の子供がかかった場合不安ですし、特に初めて手足口病にかかるとどういったことに気を付ければ良いか、どう対処していいのか分かりませんよね。
そこで、今回は手足口病の症状で子供の場合の経過を写真や画像を交えて解説していきたいと思います。
目次
手足口病の症状で子供の場合の経過の写真や画像はコチラ!?
潜伏期間
この手足口病は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスと呼ばれるウィルスが、咳やくしゃみなどによって感染する夏風邪の一種です。
そして、このウイルスが体内に入り発症するまでには、2日から5日と潜伏期間が長いのも特徴の一つなのだとか。
ですので、感染していた人との接触があった場合は、この期間お子さんの様子を注意してくださいね。
発症から1日から3日目
まず38℃代の発熱、また口内や手足に水泡のような発疹が出始めます。
まだ、この頃には手足や口内でも狭い範囲にしか発疹が出ておらず、痛みなども出ていないので症状は軽めなことが多いのだとか。
発症から4日目から6日目
この期間は、最も症状が重くなる時期になります。
そして、熱もまだ38℃前後が続き、発疹も手足口以外のところに広がるのだとか。
特に、口内にできた発疹は痛みが伴い、食欲がなくなりやすく、小さいお子さんは体力が落ちてしまいますので、この時期は最も注意して見てあげなくてはなりませんね。
7日目以降
この頃になると、やっと熱は下がり始め、広範囲に出ていた水泡の発疹も乾燥し始め、回復に向かっていきます。
ですが、乾燥し始めた発疹が痒みを伴いますので、お子さんが掻きむしってしまうと、トビヒになり汁が移って治りが悪くなる場合がありますので、掻かないように見てあげることや、病院で痒み止めの薬をもらうなどして気を付けてあげることが大切ですね。
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手足口病に子供がかかった場合の注意点はコチラ!?
また稀ですが、手足口病では無菌性髄膜炎や急性脳症を併発する恐れがあるのだとか。
ですので、お子さんがいつもとは違う様子であったり、首や頭の痛みを訴える場合や、熱がなかなか下がらない場合、また嘔吐などの症状がある場合は、髄膜炎が疑われますので急いで病院へ行き、診察を受けるようにしてください。
そして、高熱が長く続く場合は、急性脳症になる可能性がありますので、微熱や高熱が続き、異変を感じた場合はすぐに病院に行くようにしてください。
さらに、手足口病のウイルスは中枢神経合併症や心筋炎などの合併症を引き起こす可能性もありますので、お子さんが手足口病にかかってしまった場合は、きちんと病院で受診するようにしてくださいね。
また、この手足口病にはこれといった治療薬や治療法がないので、状態に合わせて、解熱剤を使ったり、鎮痛剤を使いながら、自宅で安静にして自然治癒するのを待つしかないのだそうです。
また、自宅で安静にしている場合も、口内の痛みによって脱水症状を引き起こしやすくなっているので、こまめに水分を取るように心掛けてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、手足口病の症状で子供の場合の経過を写真や画像を交えて解説いたしました。
毎年、手足口病は子供の間で流行しているので夏風邪だと軽く思ってしまいがちですが、高熱による髄膜炎や急性脳症など、命に関わる症状に陥る場合もあるので、お子さんの症状などを注意深く気を付けてあげることが大切ですね。
また、発疹による痛みにより、脱水症状にもなりやすいので、水分を意識して取るようにしましょう。
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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?
手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。
なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。
それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。
つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。
そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。
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「手足口病の再感染を防ぐために免疫力をつける最良の方法とは?」
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