ムカデに刺された後の跡の写真や症状と応急処置!病院は何科?

都会の住宅内でも夏場などに突然現れるムカデは、毒を持つため刺されると非常に危険です。

なので、ムカデに刺されたらどうなるのか、刺された後の跡の写真や症状で痛い、腫れなどや、対処方法や応急処置として冷やすなどについても知りたいのではないでしょうか。

それから、ムカデに刺された場合受診するべきなのは病院で何科か、薬などはといったことも気になりますよね。

そこで今回は、ムカデに刺された後の跡の写真や症状と応急処置、また、病院は何科か、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。

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ムカデに刺された後の跡の症状とは?写真なども

ムカデといえば、春から秋にかけて家の中で音もなくサワサワと這っているのを見かけることがありますが、蜂と違ってムカデは実は無差別に攻撃するような虫ではありません。

なので、こちらから何か刺激を与えることがなければ刺されることも噛まれることもないのですが、子供などが好奇心で触ってしまうと、非常に危険です。

そして、ムカデといっても色々なサイズの様々な名称のムカデがいるのですが、最もよく見かけるのは体長10cmくらいのトビズムカデで、都市部や市街地では草むらや土手、植木鉢や石の下に生息することもあり、家の中に侵入してくることもあります。

それから、何らかの刺激をきっかけで噛みつくと、ムカデは蟻などと同じで顎の部分に毒肢を装備しているので、その毒肢で咬むことで毒を注入し、次の画像のような組織表面に一対の2箇所に並んだ赤い点状の噛み痕を残します。

そして、太いハリを突き刺されたような激痛に襲われ、かゆみが現れ、大きく赤く腫れあがります。

こうした痛みは数時間以内に治まることが多いですが、翌日以降もかゆみや腫れが続く場合があり、症状がひどい場合は治るのに2週間程度かかることもあるそうです。

また、咬まれた人によっては頭痛、発熱、めまい、吐き気などの症状が現れることもあり、蟻と同じようにアナフィラキシーショックもあるので、症状があまりにひどい場合は病院に行くようにしましょう。

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ムカデに刺された時にできる応急処置!

ムカデに咬まれた!と分かったら、まずはムカデから引き離し、ムカデの棘を抜き、毒を搾り出し、傷口を流水で洗って「ムヒαEX」などの虫刺され用の塗り薬を塗る、という手順の応急処置を行うと良いそうです。

そして、ムカデを引き離した後にもしも棘などが刺さっている場合はピンセットを使って棘を慎重に引き抜いてください。

それから、毒を搾り出す時は早いうちに絞り出し、指でつまんでぎゅっと出すのが有効で、口では絶対に行ってはいけず、もしもポイズンリムーバーがあればポイズンリムーバーもオススメです。

(関連記事:ポイズンリムーバーの使い方や効果とおすすめ!にきびには?

あと、ムカデの神経毒はタンパク質分解と血球を破壊してしまう酵素でできているのですが、その主な酵素はポリペプチドとヒスタミン成分でできており、これらは熱に弱いため、刺された直後は冷やすのではなく温めた方が良いそうです。

また、刺された場所の毒の絞り出しをせずに行い、棘を引き抜いてから42度程度の熱いシャワーを20分ほどかけ続けると良いそうです。

そして、熱をもって腫れているとつい冷やしてしまいがちですが、上記のような理由があるので、ムカデに咬まれたら温める、と覚えておくと良いでしょう。

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ムカデに刺されたら病院では何科?

上記のような対処法はあくまで応急処置に過ぎないので、症状が落ち着いたところで病院の皮膚科を受診して、腫れや痛みなどの症状を専門の医師に診てもらって、問題はないか確認しておいた方が安全です。

特に、吐き気や頭痛、血圧の低下、蕁麻疹などの症状が現れた場合はすぐに病院を受診する必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ムカデに刺された後の跡の写真や症状と応急処置、また、病院は何科か、といったことなどについても詳しくお伝えしました。

ムカデに刺されると、顎の毒肢で咬むので一対の2箇所に並んだ赤い点状の噛み痕を残すことが多く、例となる写真をお見せしましたね。

そして、太いハリで刺されたような激しい痛みやかゆみに襲われ、ひどい場合だと吐き気や頭痛、めまい、アナフィラキシーショックなどが現れることもあるので、もしも咬まれたらまずはムカデを引きはがし、棘を慎重に引き抜いて、毒を搾り出して洗ってからムヒαEXなどを塗るか、毒を搾り出す前に熱を当てて対処すると良いのでしたね。

それから、落ち着いたら皮膚科を受診した方が良いですし、特にアナフィラキシーショックのような状態が起きていたら一刻も早く病院へ行くようにしましょう!

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