腰痛へのロキソニンテープやSの効果!効かない時の対処法も!
生理痛や頭痛など、日常的な痛みに使うことの多いロキソニンですが、腰痛などの痛みでも効果があるのか気になっている方が多いのではないでしょうか。
なので、腰痛へのロキソニンの効果や副作用、何錠飲むのかといったことや、ロキソニンの湿布タイプでロキソニンテープ、市販薬のロキソニンSなどについても知りたいですよね。
一方で、腰痛にロキソニンが効かないという噂もあるので、その対処法についても気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、腰痛へのロキソニンテープやSの効果、また、効かない時の対処法などについても詳しくお伝えしていきます。
目次
腰痛へのロキソニンの効果は?テープやSなど!効かない場合についても
腰が重く感じたりギシギシと痛む腰痛は、日常生活にも支障をきたしつらいので、ロキソニンを飲んで痛みを緩和させている方が多いのではないでしょうか。
ただし、腰痛には様々なタイプがあり原因も複雑だからこそ、整形外科などを受診してもそう簡単には治療が済んで治った!ということにはなりませんよね。
そうした色々タイプがある腰痛の中でも、唯一ロキソニンが効果をもたらす腰痛のタイプを挙げるとしたら「ぎっくり腰」なのだそうです。
なぜなら、ぎっくり腰の初期に多いのは炎症によって痛みを感じる侵害受容器が刺激されて起こる急性の痛みだからで、ロキソニンの作用機序としては、痛みや炎症の原因物質の働きを阻害することで症状を緩和することなので、ぎっくり腰にも効くのですね。
なので、ぎっくり腰の方が早期の段階でロキソニンを使用すれば痛みを和らげ、炎症を最小限に抑えることができ、飲まなかった時よりも早い回復が期待できるのです。
そんなロキソニンには、内服薬と湿布タイプのロキソニンテープがあります。
そして、成分や効果は同じですが、内服に比べて外用薬のロキソニンテープは消化器系の副作用が現れにくく、現れたとしても貼った部分の皮膚のかぶれやかゆみ、発赤程度におさまるそうなので、腰痛にはロキソニンテープの方がオススメです。
ちなみに、ロキソニンを内服する場合は、ロキソニン60mgとして成人の場合1回1錠だそうです。
市販薬は?
ロキソニンには、同じ成分、同じ効果が期待できるスイッチOTC薬として、ロキソニンSやロキソニンSテープが第一三共から販売されています。
・ロキソニンS
・ロキソニンSテープ
なので、急なぎっくり腰の時などは、市販で買い求めて使用するのもオススメです。
効かない時の対処法は?
腰痛は、初期の段階であればロキソニンが効き目を現す可能性がありますが、ロキソニンの効果はあくまで一時的な痛みの緩和でしかなく、根本的な原因の治療の役目はありません。
そして、腰痛には例えば椎間板ヘルニアなどもありますし、整形外科でしっかり診てもらって治療を行わなければ治癒が難しいものも多くあります。
それから、蓄積した疲労や睡眠不足などいくつもの原因が複雑にからまっている場合は、ロキソニンを飲んだところで腰痛が慢性化しているので回復は見込めないそうです。
しかし、一時的な痛みを和らげるのにとりあえずロキソニンを飲み一時的に治ったように錯覚し、腰痛がぶり返してまたロキソニンを飲むといったことを繰り返すと、次第にロキソニンへの依存性が高まってきてしまいます。
なので、思い当たる方はロキソニンに頼りすぎることがないように、できるだけ早く病院を受診し、医師に診てもらうようにしてください。
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腰痛がつらい時の応急処置は?
慢性的な腰痛を繰り返している場合、まずは腰を休ませるために体重がかからないように横になることが大事です。
そして、腰が痛い時には腰を伸ばして歩くことはできないので、周囲の人に手伝ってもらったり、机や壁につかまったりしながら横になれるまで移動し、痛い方を上にしてエビのように丸くなってみてください。
すると、体重がかからない分だけ腰痛も緩和されるのですが、体が冷えると痛みが増してしまうので、毛布などをかけてもらって体を暖かく保ちながら休みましょう。
このように、腰を休ませる時のポイントは、まずは腰にかかる体重の負担を減らすことなので、リラックスして痛みが和らぐのを待ちましょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、腰痛へのロキソニンテープやSの効果、また、効かない時の対処法などについても詳しくお伝えしました。
腰痛は、タイプも原因も様々なので、ロキソニンのように抗炎症作用の強い痛み止めでも効果がある時とない時があるのですが、ぎっくり腰の初期のように急性の腰痛であれば一時的な痛みの回避に向いているのでしたね。
そして、ロキソニンには1回1錠を飲む内服タイプと、湿布タイプのロキソニンテープの2種類があり、それぞれ市販のロキソニンSとロキソニンSテープも販売されているので急な腰痛の場合は薬局で購入すると良いとのことでした。
でも、ストレスや疲れなど複合的な原因で慢性的な腰痛に陥っている場合、ロキソニンは効かず、効いたとしても一時的なものでロキソニン依存に陥ってしまうので、腰痛が現れたらまずは腰を休ませ暖かくし、回復したら早めに整形外科を受診して、根本的な解決をするようにしてくださいね。
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