喉の痛みにロキソニンは効くの効かないの?テープについても

頭痛や生理痛などの日常的に現れる痛みには、ロキソニンを鎮痛剤として使用している方が多いのではないでしょうか。

でも、喉の痛みにはロキソニンが効かないという説があるので、効くのか効かないのか、知りたいですよね。

それから、ロキソニンのテープ剤もあるのですが、こちらは喉の痛みに効くのかどうか、これも気になりますよね。

そこで今回は、喉の痛みにロキソニンは効くの効かないのか、また、テープについても詳しくお伝えしていきます。

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ロキソニンは喉の痛みに効くの効かないの?テープについても

ロキソニンはプロピオン酸系の消炎鎮痛剤で、現在では医療処方薬と同成分で同効果を求められるとする第一三共のロキソニンSも発売され、日本で最も使用されている抗炎症薬の一つですよね。

そして、体内の痛みや炎症、発熱などを引きおこす物質であるプロスタグランジンが作られるのを抑えることによって、炎症に伴う腫れや痛みを緩和し、解熱する効果がありますが、風邪などの病気そのものを治療する薬ではありません。

それから、今回のテーマである喉の痛みというのは、侵入してきた風邪などのウイルスを咳をしたり、喉部分が炎症を起こすことで現れるので、ロキソニンを飲むとこの炎症を抑える効果はあるため一時的に痛みを緩和させることはできますが、根本的な解決ができません。

しかも、風邪のウイルスを無理矢理抑え込んでしまうことで、熱が出ていないのにウイルスは元気という状態になってしまうので、薬の効果が切れた頃にまた痛みがぶり返すというハメになります。

つまり、結論から言えばロキソニンは喉の痛みには一時的にしか「効き目がない」ということになります。

そのため、痛みや熱を緩和するためにロキソニンを飲むのであれば、

・ 38.5以上の高熱で熱を下げたい時

・ あまりに喉が痛くて眠れない

など明らかな症状が出ている時に一時的な対症療法として使用することをオススメします。

 ロキソニンテープは?

ロキソニンテープは、ロキソニンのテープ剤のことで、肋間神経痛の場合によく処方される貼り薬で、内服薬に比べて副作用も少ないことが特徴ですが、筋肉や骨の痛みなどを和らげるために使われることが多く、痛みが生じている喉に貼っても効果はありません。

そのため、ロキソニンテープを使う時はあくまで一時的な腰痛や肩こりなど筋肉や骨の痛みに限って使うことをオススメします。

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ロキソニンテープに年齢制限はある?

ロキソニンの中でも内服薬に比べて比較的副作用が少なく、安全性が高いとされるロキソニンテープなら、子供でも使えるかな?と思ってしまいそうですが、実はそうではありません。

ロキソニンテープはロキソニンの錠剤と同じで、15歳未満の小児には使用できないので、筋肉や骨の痛み、腫れなどがあっても使用しないでください。

それから、ロキソニンテープは市販薬のロキソニンSテープと同様の成分、副作用なので、ロキソニンSテープに関しても使用は15歳以上のみとなっているので、注意してくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、喉の痛みにロキソニンは効くの効かないのか、また、テープについても詳しくお伝えしました。

ロキソニンは、プロスタグランジンの働きを阻害することで痛みを和らげ、解熱する作用があるので、風邪などのウイルスの侵入に反応して現れた炎症が原因で起こる喉の痛みに根本的な「効き目はない」のですが、一時的な炎症緩和や解熱作用はあるので、明らかな高熱やあまりにひどい喉の痛みがある時に飲むと対症療法にはなるのでしたね。

ただし、喉の痛みがまだ現れておらず、微熱の場合に飲むとかえって風邪症状を長引かせて後から痛みがぶり返すことなどがあるのでした。

一方で、ロキソニンテープは筋肉や骨の痛みを和らげるために使うテープ剤なので、細菌などで起こる喉の炎症には効果がないので使用は控え、錠剤でもテープでも、ロキソニンは15歳未満の使用は認められていないので、安易に使わないように気をつけて下さいね。

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