二日酔いの頭痛が治らない原因と治し方!薬でロキソニンはOK?

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91ついつい飲み過ぎてしまった日の翌日は、二日酔いによる頭痛で頭が割れそうに痛くて何もできない…という方が多いのではないでしょうか?

なので、二日酔いの頭痛が治らない原因と、頭痛や吐き気を治す方法として食べ物やツボや飲み物などが知りたいですよね。

それから、二日酔いの頭痛に良い薬としてバファリンやイブ、ロキソニンはOKかといったことも気になるのではないでしょうか。

そこで今回は、二日酔いの頭痛が治らない原因と治し方や、薬でロキソニンは大丈夫かといったことなどについて詳しくお伝えしていきます。

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二日酔いの頭痛が治らないのは何故?治し方のポイント!

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気持ちよく飲んで眠りについた翌朝は、前の晩とはうって変わってひどい頭痛から始まり、かつひどい時だと1日中続くことがあるので、やっかいですよね。

では、そもそもなぜ二日酔いで頭痛が生じるのでしょうか?

・ 血管拡張による頭痛

アルコールをたくさん摂取すると、血中のアルコールによって頭の血管が拡張し、それによって頭痛が発生し、この場合の頭痛はズキズキと痛む頭痛が現れるのが特徴です。

・ 脱水症状による頭痛

脱水症状に陥ると、髄液といって、頭の中で脳を浮かべるプールのような存在の液体が減少するので、結果として脳が沈んでしまい静脈が刺激されて痛みが現れ、だるさ、吐き気、食欲不振などが現れます。

そして、起き上がっていると強く痛んで、静かにしていると楽になるのであれば、こうした脱水症状による頭痛の可能性が高いそうで、二日酔いの原因として最も多いのはこれです。

・ アセトアルデヒドによる頭痛

アルコールは最終的に酢酸へと分解されるのですが、分解の途中でアセトアルデヒドという物質が発生し、これは強い毒を持っていることから、頭痛など二日酔いの原因になることが多いそうです。

・ メタノールが原因の頭痛

ウイスキーやテキーラ、ブランデーなどを飲むと、いつもとは違う雰囲気の二日酔いになりますが、これはお酒に微量に含まれるメタノールが原因の可能性が高く、いつまでもアルコールが抜けず体に疲れを感じだるさをひきずることになり、頭だけでなく背中なども痛くなるのでつらいですよね。

このように、お酒を飲み過ぎると頭が痛くなる原因は色々あって、それぞれに対処していかないとなかなか治らないこともたくさんあるのですね。

二日酔いの頭痛を治す方法は?

前述の頭痛の原因のうち、自分の症状に合うものを確かめてから、それぞれ対処するようにしましょう。

1, 血管拡張による頭痛

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血管拡張による頭痛には、血管を収縮させることで対処ができるので、こうした時にはコーヒーや牛乳などの飲み物がオススメなので飲んでみてくださいね。

2, 脱水症状による頭痛

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脱水症状を原因とする頭痛の場合は、水だけでなくイオンをバランス良く摂ると良く、こうした時にはスポーツドリンクがオススメです。

また、低血糖症に起因している可能性もあるので、スポーツドリンクはもちろん、市販のグレープフルーツジュースなど、糖分も摂れるものを飲むとスッキリしますよ。

3, アセトアルデヒドによる頭痛

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アセトアルデヒドは直接体の中から排出することができないので、できるだけ早く分解させることがポイントになり、しじみの味噌汁や卵、胡麻などが効果がありますので、飲んだ翌朝の朝食に摂ると良いでしょう。

4, メタノールによる頭痛

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二日酔い対策と言えばフレッシュジュースですが、メタノールの場合は果物に微量のメタノールが含まれており逆効果になるので、飲み物はミネラルウォーターやスポーツドリンクにした方が良く、その他にも肝臓の代謝を高める食べ物でアブラナ科の野菜を食べると良いでしょう。

具体的にどんな食べ物がオススメ?

前述で説明したような原因別の対策として、適した食べ物一覧は次の通りとなるので、参考にしてみてくださいね。

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二日酔いの頭痛に効果的なツボは?

ツボは正式名を経穴(けいけつ)といって、体の中の気と血の流れを整えることで、体の様々な不調を改善させる効果があるものです。

そして、二日酔いの頭痛に効果的なツボは次の通りとなるので、参考にしてみてくださいね。

・ 合谷(ごうこく)

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合谷は、頭痛や二日酔いが原因の吐き気などに効果的なツボで、手の親指と人差し指の骨の付け根の間に少しくぼんでいるところにあります。

そして、もう片方の手の親指を合谷の場所に置き、残りの4本の指で手の甲を包むようにして指圧すると良いそうで、3~5秒間押して、1秒間休んでまた3~5秒押すというのを繰り返してみてくださいね。

・ 百会(ひゃくえ)

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ピンポイントの頭痛から、頭全体が痛い頭痛まで、色々な頭痛に効果的なツボが百会で、これは頭頂部と左右の耳をつないだ線の延長線上にあります。

なので、ここを指の腹部分を使って、好みの強さで下に向かって押し、1回に2~3分を1日数回気づいた時に刺激すると、頭部の血行が良くなることで頭の痛みが和らぐとされています。

二日酔いの頭痛薬にロキソニンはOK?

二日酔いの時には、割れそうな頭の痛みは本当につらいので、一刻も早く頭痛薬を飲んで鎮めたいですよね。

でも、鎮痛剤であればどんなものでも良いわけではなく、二日酔いによって引き起こされた頭痛は、イブプロフェンやアセトアミノフェンが配合された頭痛薬が適しているとされてるので、イブやバファリンは服用することができます。

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だからといって、飲んだ後の帰り道、頭痛がしてきたからといってすぐに飲むのはやめましょう。

なぜかというと、飲んでから8時間ほどは肝臓がアルコールを一生懸命分解中です。

そのため、そこに薬の成分まで押し寄せてくると、肝臓に大きな負担をかけることになり、頭痛が緩和されるばかりか余計に具合が悪くなりますし、薬が過度に効いてしまって胃を荒らしたり、最悪の場合肝機能障害を起こすリスクもあります。

そのため、イブやバファリンを飲むなら、飲酒から8時間以上経ってからにしましょう。

・ ロキソニンはOK?

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ロキソニンは、ロキソプロフェンナトリウムという成分が含まれており、通常であればこの成分が頭痛や熱を抑制する働きをするのですが、飲酒後の肝機能が低下している時にはこの成分の代謝が悪くなり、血中の薬の濃度が急激に上昇します。

これによって、中毒症状や肝機能障害を起こすリスクが高いので、飲酒後にロキソニンは避けた方が良いそうです。

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二日酔いの予防は飲む前が大事!?対策のポイントは?

せっかく楽しく飲んだのに、次の朝起き上がるのもつらい頭痛があったら残念ですよね。

こうした二日酔いの原因には、前述の通り様々なものがありましたが、どんなアルコールでも飲み方の工夫や食べ合わせなど、飲み始める前にできる対策が鍵となるので、次の通りチェックして、アルコールの吸収をできるだけゆっくりにし二日酔いにならないようにしましょう。

・ 脂肪をとる

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脂肪は胃腸のなかでほとんど消化・吸収されず、十二指腸ではじめて消化され始めるので、アルコールを胃で吸収するのを抑制し、腸での吸収スピードもゆっくりにさせる効果があるとされています。

そして、「脂肪」と聞くと抵抗感がある方もいるかもしれませんが、オリーブオイルやナッツなど、美容にも良い脂肪は色々あるので、居酒屋などでもこうした食材を用いたものをはじめの一皿に選ぶと良いのではないでしょうか。

・ 肝臓を保護する

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アルコールを飲むと肝臓には大きなダメージを与えるため、飲み始める前に肝臓を保護し、かつ空腹を防ぐため、ヨーグルトや牛乳、豆乳など乳製品を摂ると効果的だそうです。

・ 水をアルコールの2倍以上飲む

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前述の二つを忘れてしまって飲み始めたとしても、アルコールを飲む量の2倍以上は水を飲む、ということを意識してみましょう。

こうすることで、血中のアルコール濃度を薄めることができ、翌朝の二日酔いのダメージを少しでも軽くすることができます。

このほかにも、へパリーゼやウコンの力など、コンビニで調達できる二日酔い対策のドリンクなどもあるので、可能な限り対処して、辛い思い出にならないお酒の楽しみ方を身につけたいですよね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、二日酔いの頭痛が治らない原因と治し方や、薬でロキソニンは大丈夫かといったことなどについて詳しくお伝えしました。

二日酔いの頭痛の原因には、血管拡張、アセトアルデヒド、脱水症状、メタノールなど、大きく分けて4つあり、それぞれ特徴も異なり、対処法も血管拡張にはカフェイン、脱水症状にはイオンと水分、アセトアルデヒドにはしじみの味噌汁、メタノールにはアブラナ科の食べ物などオススメしましたね。

そして、二日酔いの頭痛に効く二つのツボや、薬についてもイブやバファリンを服用するときの注意点、ロキソニンは避けた方が良い理由もお伝えしました。

それから、そもそも二日酔いにならないように、飲む前の対策のポイントもお伝えしましたので、ぜひ実践して悪い思い出にならないよう楽しいお酒を楽しんでくださいね!

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