インフルエンザで病み上がりの時の食事のポイントとオススメ!
インフルエンザに感染すると、38度以上の高熱が続き、関節痛や筋肉痛などの痛みや、倦怠感など全身に症状が現れることが多く、食欲不振に陥りがちですよね。
ただ、インフルエンザウイルスと戦った体は体力をかなり消耗しており、病み上がりの時期に食事でしっかり栄養を蓄えないと完全に回復することができませんので、食事のポイントを知りたいのではないでしょうか?
そこで今回は、インフルエンザで病み上がりの時の食事のポイントとオススメについて詳しくお伝えしていきます。
目次
インフルエンザの病み上がりの時の食事は?ポイントやオススメ
インフルエンザに感染すると、高熱の他にも全身に様々な症状が現れるため、体力を大量に消耗するので、病み上がりの時には体力を回復させようともりもり食べようと張り切ってしまっていないでしょうか?
でも、インフルエンザのウイルスと戦うために体は全身を使っているので、目には見えない消化器系の内臓にも影響し、胃腸が弱ってしまっていることが考えられます。
そのため、インフルエンザの病み上がりの時には「消化の良いもの」を食べて胃腸を整え、その上で「体力をつける」この2点が大切なんです。
そこで、この2つのポイントを意識した次のようなメニューや食材を積極的に摂ってみてくださいね。
病み上がりの時の食事!おすすめのメニューも
◎消化に良いメニュー
1、 カレイ、タラなどの白身魚の煮付け
良質なタンパク質を含む魚の中でも、カレイやタラなどの白身魚は、インフルエンザで弱った胃腸にも刺激が少なくオススメなので、味付けを薄めにして食べると良いでしょう。
2、 玉ねぎやジャガイモ、キャベツなどの牛乳煮
玉ねぎやキャベツなどの食物繊維は、胃腸を整えるために重要な栄養素の一つですが、そのまま食べると消化に負担をかける可能性があるので、牛乳で温かく煮ると良く、ジャガイモは便通を良くする効果もあるのでオススメです。
3、 すりおろしりんご
リンゴの中に含まれる果糖にはインフルエンザのウイルスを死滅させる酵素が含まれているとされているので、おすすめです。
そして、病み上がりでもまだ食欲がわかない場合には、すりおろしたリンゴだけでも良いので食べるようにすると、胃腸を整えながらインフルエンザからの回復をサポートしてくれますよ。
4、 湯豆腐
ダイズ製品にも良質なタンパク質が含まれているため豆腐や納豆がおすすめですが、病み上がりの時に食べやすいのはつるんとした豆腐で、昆布出汁で温めると体が内側から温まってより効果的です。
◎体力をつけるのに良いメニュー
1、 レバーソテー
インフルエンザのウイルスは、鼻や喉の粘膜に感染し、増殖するので、こうした呼吸器系の粘膜の回復を助けるビタミンAを豊富に含んだレバーを炒めて食べるのがおすすめです。
もしレバーが苦手だったら、チーズや卵にもビタミンAは含まれているので、ぜひ試してみてくださいね。
2、 豚肉の生姜焼き
インフルエンザの熱と戦うことによって失われやすいのは、豚肉などに含まれるビタミンA群です。
そして、ビタミンAはタンパク質をエネルギーに変える重要な作用を持っているので、疲労回復に効果的なんですね。
3、 さつまいものレモン煮
さつまいもには、体の抗酸化作用と抵抗力を高めるビタミンCがたっぷり含まれていますので、同じくビタミンCが豊富なレモンと一緒に煮て、おやつ代わりに食べるのも良いですね。
4、 かぼちゃのスープ
体の抵抗力を高めるビタミンEが豊富なかぼちゃは、玉ねぎと一緒に炒め煮にしてから牛乳でのばしてポタージュにすると、食欲がないときでも食べやすく、朝ごはんなどにもぴったりでおすすめです。
5、 ニラのおひたし
体の抗菌作用と抵抗力を高める硫酸アリルが豊富なニラは、病み上がりでまだ体が弱っており、他の細菌などに感染しやすい時期に、予防食として最適です。
そして、おひたしにするとストックすることもできて、食事の副菜として活躍するのでおすすめです。
6、 緑茶
緑茶は、抗ウイルス作用や抗菌作用があるので、ニラと同じく、他の細菌にも感染しやすい病み上がりの時期に、予防飲料として最適です。
そして、中には緑茶でうがいをすることで、喉にウイルスが付着しないよう予防する方もいるので、ぜひやってみてくださいね。
7、 オクラや長芋のネバネバ
オクラや長芋など、ネバネバする食材の「ムチン」は消化器系の器官の表面を守り、免疫機能を高める作用があるので、病み上がりで弱っている体を元気にしてくれます。
そして、卵やノリ、胡麻、納豆と混ぜる「ネバネバ丼」などにすると、食べやすくてオススメですよ。
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インフルエンザの時は水分補給もこまめに!
インフルエンザで病み上がりの時におすすめの食事を色々とお伝えしてきましたが、水分補給も大切なので、こまめに行なうようにしましょう。
そして、インフルエンザウイルスに感染した後で、ダメージを受けている喉は、乾燥が続くと他のウイルスなどに感染しやすくなり、インフルエンザの後に気管支炎を起こしたり、肺炎を起こすことが多いんですね。
そのため、水分補給をこまめに行なっておくと、喉が潤い、ウイルスの侵入を防ぐ作用があるのでおすすめです。
また、インフルエンザが流行りやすい寒い時期には、暑い時期に比べて水分摂取をすることを忘れがちになるので、体の中に十分な水分がなく、室内で熱中症になってしまう方も稀にいるようです。
なので、水分補給は一年を通してこまめに行なうことを習慣化し、喉の潤いと体内の水分調整を上手に行なうようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、インフルエンザで病み上がりの時の食事のポイントとオススメについて詳しくお伝えしました。
インフルエンザの病み上がりの時期は、ウイルスと戦って大量に体力を消耗し、消化器官も弱っているので、消化に良く、体力をつけることをポイントに食事をとると良いのでしたね。
そして、食事には良質なタンパク質を含む白身魚の煮付けや、タンパク質をエネルギーに変えるビタミンAを含んだ豚肉の生姜焼き、抗菌作用のある緑茶や、免疫機能を高めるムチンが含まれているオクラなどのネバネバ丼をご紹介しました。
それから、病み上がりでダメージを受けた喉は乾燥していると他のウイルスにも感染しやすく、気管支炎や肺炎を起こすこともあるので、水分補給もこまめに行なうと良いのでしたね。
このようにインフルエンザの回復期の食事のポイントをお伝えしたので、予防法についても次の記事をチェックしてみましょう!
↓↓↓
「インフルエンザに二回かかる人に共通している人の特徴と予防法」についての記事はコチラ!?
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