インフルエンザで高熱は何日続く?下がらない時の対処法と注意点

画像1インフルエンザの症状の中でも特に辛いのは、やはり数日間続く高熱ではないでしょうか。

そして、何日も熱が下がらなかったり、鼻血など他の症状が出てきたりすると、本人も周りの家族も不安になってしまいますよね。

しかし、インフルエンザの高熱では座薬などの解熱剤を使うのは良くないという話も聞きますし、対処法がわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、インフルエンザの高熱が続く期間や対処法、そして注意するべき症状などについてをご紹介します。

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インフルエンザの高熱は何日続くの?

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インフルエンザの高熱は、体が体温を上げて免疫機能を活性化し、ウイルスと戦おうとするための反応で、通常ならば3~4日程度の間38度を超える高熱が出ることが多いようです。

しかし、抵抗力の弱いお年寄りや子供についてはその限りではなく、この期間よりも長く発熱が続いたり、一度熱が下がってからまたぶり返すといったことがあります。

また、タミフルやリレンザなどの抗ウイルス薬を使用した場合は、使用しなかった場合と比べて発熱する期間を1~2日ほど短くできます。

ただし、抗ウイルス薬は発症してから48時間以内でなければ効果がありませんので、おかしいと思ったらすぐ病院に行き、インフルエンザの検査を受けることが必要です。

インフルエンザの高熱で鼻血が!原因は何?

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インフルエンザで高熱を出している時に鼻血が出るのは、高熱のせいではなく、主にウイルスによって鼻の粘膜に炎症が起こっていることが原因です。

なぜならば、人間の粘膜のうちでも鼻の粘膜は弱く傷つきやすいもので、そこに炎症が起こると、普段ならなんでもないような刺激にも敏感に反応するようになってしまうからです。

そのため、鼻づまりが気になって無意識に鼻を触ってしまったりすると、鼻血につながることがあるようです。

ですので、インフルエンザの時の鼻血はそれほど珍しいことではありませんので、基本的には心配しなくても大丈夫です。

もし、鼻血が出た場合には、ティッシュなどを詰めたりせずに、小鼻を指で強く圧迫してしばらく座った状態で安静にするようにしましょう。

ただし、20分以上経っても鼻血が止まらない、あまりにも量が多いといった場合には別の病気が隠れている可能性もありますので、医師の診察を受けることをおすすめします。

インフルエンザの高熱が下がらない時の対処法はこれ!

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インフルエンザの高熱が下がらない時には、脱水症状に注意するとともに、早く熱を下げられるように体を冷やしたりすることが有効な対処法になります。

まず、脱水症状を予防するためには、経口補水液やスポーツドリンクなどを活用し、こまめに水分や塩分の補給を行うようにしてください。

次に、体を冷やす時には、頭や額よりも脇の下や足の付け根の太い血管が通っている部分を冷やすほうが熱を下げるという意味では効率がよくなります。

しかし、本人が気持ちいいと感じるのであれば、冷却シートなどで額を冷やしてあげるのもいいでしょう。

そして、病院で処方された薬をきちんと飲み、消化の良い食べ物で少しずつ栄養を補給するようにするのも大切です。

■解熱剤や座薬を使って熱を下げてもいいの?

インフルエンザに限らず、発熱している時には解熱剤は使わないほうがいいという考え方があります。

なぜならば、発熱というのは体がインフルエンザウイルスのような異物と戦うためのいわば防衛機能なので、薬で無理に熱を下げてしまうとウイルスなどが体内にとどまる時間が長くなってしまうからです。

しかし、あまりにも高熱が続いて体力の消耗が激しい場合などは、病院から解熱剤が飲み薬や座薬として処方されることがあります。

ただし、インフルエンザと相性が悪く、脳炎などを引き起こす可能性のある解熱剤もありますので、自己判断で市販の解熱剤を使うことは避けたほうがいいでしょう。

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インフルエンザの高熱が下がらない時、注意すべきことは?

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インフルエンザの高熱が下がらない時に注意したいのは、他の部分に合併症が起きている可能性がないかということです。

というのも、インフルエンザは同時に他の細菌などに感染してしまうことが原因で、合併症として気管支炎や肺炎、中耳炎などを起こすことがあり、その場合にはその病気に合わせて別の治療をしなければならないからです。

特に、肺炎はインフルエンザの死亡原因でもかなりの割合を占めており、注意がひつようとなります。

ですので、以下のような症状が見られる場合には合併症を疑い、一度医師の診察を受けたほうがいいでしょう。

・一度下がった熱がまた上がってきた

・5日以上熱が下がらない

・息苦しさがある、または指先や唇が紫色になっている

・耳に痛みがある

・耳だれが出ている

まとめ

いかがでしたか。

インフルエンザによる高熱は、通常であればおよそ4日程度続きますが、抵抗力が弱っていたり、体力を消耗したりしている場合には長引くこともあります。

一方、5日以上熱が下がらない、一度下がった熱がまた上がってきたという場合には、他の合併症を起こしている場合があるので注意が必要となります。

ですので、熱がなかなか下がらないといった場合には、今回ご紹介したような対処法を行いつつ、処方された薬をきちんと飲むようにして、それでも下がらないという時には再度医師の診察を受けるようにしてください。

そして、インフルエンザは人によっては2回かかってしまう場合もありますので、しっかり体力をつけて、病気に負けない体作りをしたいものですね。
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「インフルエンザに二回かかる人に共通している人の特徴と予防法」についての記事はコチラ!?

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