おたふく風邪で熱が下がらない時の対処法!大人は入院の可能性も
耳の下が痛くなったり腫れてきたような気がするということから、いつもの風邪ではないのではないか?と言うことで気付くのがおたふく風邪だと思います。
そんなおたふく風邪ですが、熱が出てなかなか下がらないことがあったり、子供がかかるものという印象を受けるかもしれませんが、大人も感染することがあります。
そこで今回は、おたふく風邪にかかり、なかなか熱が下がらずに困ることがあるかと思いますので、そういう時の対処法をお伝えします。
おたふく風邪とはどんな病気?
おたふく風邪はムンプスウイルスが体内に入り込み感染することで起こり、3~6歳の小児に多く発症すると言われています。
そして、その症状としては、耳の下や頬の後ろ側やあごの下などの耳下腺と言われる辺りの腫れがあり(片側しか腫れない場合もあります)、そののち多くの場合に発熱が起こり、頭痛や嘔吐や腹痛を伴う場合もあります。
さらに、おたふく風邪は1度感染すると抗体ができ2度はかからないものですが、子供の時におたふく風邪に感染したことがなかったり、ワクチン接種を行っていない大人が感染することがあります。
おたふく風邪で熱が下がらない時の対処法は?
それでは、おたふく風邪で熱が下がらない時の対処法はというと、おたふく風邪には特効薬と呼ばれるものがありませんので対症療法になり、やはり冷やしてあげるのが一番の対処法になります。
では、熱を下げるためにどこを冷やすのが効果的かと言うと、血管やリンパ節が多くある首回り・脇の下・足の付け根などをアイスノンや保冷剤をタオルを巻いて冷やしてあげると効果的です。
そして、汗を大量にかくかと思いますので、冷えてしまいさらなる症状の悪化を防ぐために、小まめに着替えを行うことと脱水症状の防止のための水分補給はマメにしてくださいね。
そして、一般的には熱は3日ほどで下がると言われていることから、5日以上続く場合は合併症の可能性もありますので、その場合は病院を再度受診するようにしましょう。
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おたふく風邪で大人が入院になる場合はどのような時?
それではおたふく風邪で大人が入院になる場合はどのような時かというと、それは熱がなかなか下がらずに合併症が起きているときが挙げられます。
特に、おたふく風邪は、子供がかかるより大人がかかった時の方が重症化することが多く、合併症で多いものに無菌性髄膜炎、男性の場合は睾丸炎、女性の場合は卵巣炎があります。
なので、高熱が続きなかなか下がらず、合併症が疑われる場合は入院治療になることがありますので、たかが熱と軽く考えず病院を受診するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
おたふく風邪はムンプスウイルスが体内に入り感染することで発症し、3~6歳の小児に多い病気ですが、子供の時にかかっていない場合は大人でも発症することがあるのでした。
そして、おたふく風邪で熱が下がらない時は、首回りや脇の下や足の付け根をアイスノンや保冷材などで冷やした上で、これ以上の悪化を防ぐために小まめに着替えることと脱水症状予防のために水分補給をすることが大事なのでしたね。
また、おたふく風邪で大人が入院になる可能性があるのは、無菌性髄膜炎、男性の場合は睾丸炎、女性の場合は卵巣炎などの合併症が起こった場合なのでしたね。
このように、おたふく風邪は子供でも大人でも発症すると辛いものですので、感染予防対策をしっかりと行って、重症化させないようにしましょう。
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「おたふく風邪の感染率と感染経路!うつるのを予防するポイントも」についての記事はコチラ!?
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